今日は、「人生の難易度は、

魂の違いで決まっているの?」

というテーマについて

お話ししていきたいと思います。

 

人生には、

本当にいろいろなことが

起こりますよね。

 

人間関係でとても苦労する人もいれば、

お金の悩みがなかなか尽きない人もいます。

 

自分の容姿を好きになれなかったり、

家族との関係に長い間

悩み続けたりする人もいるでしょう。

 

同じように生まれ、

同じように成長しているはずなのに、

人生が比較的スムーズに進む人もいれば、

問題が次から次へとやってくる人もいます。

 

「どうして私ばかり、こんなに大変なの?」

「私、何か悪いことをしたのかな?」

「もしかしたら、過去世で悪いことをしたから?」

 

あまりにも苦しいことが続くと、

そんなふうに考えてしまうことも

あると思うんです。

 

でも、胎内記憶や輪廻転生という

魂の視点から人生を見ていくと、

苦労が多いことは、

罰を受けているという意味では

ありません。

魂によって、今世に持ってくる

「人生の設定」が違う

ということなんです。

 

 

「どうして私の人生はこんなに大変なの?」と思っていた幼少期

 

私自身も、幼い頃から

「自分の人生は大変だな」

と感じてきました。

 

決して恵まれているとは

いえない環境の中で、

お金に苦労し、

人間関係ではいじめを経験しました。

 

両親のこと、兄弟のことなど、

悩みが尽きなかったんですよね。

 

「もう本当に、

この人生を手放したい」

そう思ったことも、

何度もありました。

 

周りを見ると、

同じように生まれてきたのに

順調に進んでいるように

見える人がいる。

 

一方で、自分には

次から次へと問題がやってくる。

 

そんなときは、

「自分が弱いから」

「自分に価値がないから」

と思ってしまいやすいものです。

 

でも、魂の視点で見ると、

別の捉え方ができるんですね。

 

私はこれまで、

セッションなどを通して

2万人以上の方を見させていただき、

さまざまな人生のお話を

聞いてきました。

 

その中で感じてきたのは

輪廻転生を何度も重ね、

たくさんの経験と学びを

積んできた魂ほど、

今世では少し難易度の高い人生を

選ぶ傾向がある、ということです。

 

 

転生を重ねた魂が、難しい人生を選ぶ理由

 

では、

なぜ輪廻転生を重ねた魂ほど、

大変な人生を選ぶのでしょうか。

 

それは、

その魂がすでに多くの経験を

してきているからです。

 

ゲームに慣れた人が、

いつまでも同じ簡単なコースだけを

選び続けるとは限りませんよね。

ある程度やり方を知っているからこそ

次はもう少し複雑なコースに

挑戦してみようと思うことがあります。

 

魂もそれと同じように、

今世では、より複雑なテーマや、

より大きな役割に挑戦したい

という目標を持って

生まれてくることがあるんです。

 

ただ苦労するために

生まれてきたわけではありません。

 

その経験を通して、

何を思い出すのか。

どのような力を

目覚めさせていくのか。

 

そして、そこで育てた力を、

これから誰のために使っていくのか。

 

そこに、その人の魂の目的が

隠れていることがあるんですね。

 

人生には「起承転結」があります。

生まれる前に大きな目的地や

テーマを決めてきたとしても、

出来事をどう受け止め、

どのように展開させ、

どんな「結び」へと向かっていくのか。

 

そのすべてが最初から

細かく固定されているわけでは

ありません。

 

特に「転」の部分、

つまり、起きた出来事から

人生の流れをどう変えていくのかは、

とても大切です。

 

魂が持ってきた難易度に応じた出来事を

経験しながらも、その先の展開は、

地上で生きる私たちの選択によって

変えていくことができるんです。

 

 

難易度の高い人生を選ぶ魂が持つ6つのテーマ

 

転生を重ねてきた魂は、

今世で、より複雑なテーマに

取り組むことがあります。

 

私が多くの方を見てきた中では、

特に次のような役割が

現れやすいと感じています。

1.家系全体の流れを変える

まず1つ目は、

家系全体の流れを変えるという役割です。

代々、誰かが我慢を続けてきた家系。

お金に苦労することが

繰り返されてきた家系。

親子の間で愛情をうまく表現できず、

傷つけ合う関係が続いてきた家系。

 

そのような流れの中に生まれ、

「この連鎖を自分の代で終わらせる」

という役割を持つ人がいます。

 

家族の中で

自分だけ違う考え方を持っていたり、

「なぜ、みんなはこれを

当たり前だと思っているんだろう」

と違和感を覚えたりする人は、

家系の古い流れを

変える存在なのかもしれません。

2.多くの人を導く

2つ目は、

自分の経験を通して、

多くの人を導いていくという役割です。

自分が深く悩んだ経験があるからこそ、

同じ場所で苦しんでいる人の

気持ちが分かる。

 

何度も失敗し、

立ち上がってきたからこそ、

誰かに伝えられる言葉がある。

本人にとっては、

「できれば経験したくなかった」

と思うような出来事であっても、

後にその経験が、

誰かを支える力へと

変わることがあります。

3.強い感性や直感を、人のために使う

3つ目は、

強い感受性や直感を、

人や社会、地球のために

使っていくことです。

 

輪廻転生を多く重ねた魂は、

感性がとても強い傾向があります。

人の気持ちを敏感に感じ取ったり、

言葉になっていない思いに気づいたり、

その場の空気を深く受け取ったりします。

 

感受性が強いと、

生きづらさを感じることもあります。

でも、その力は弱さではありません。

頭で考えられることや、

目に見える物理的なことだけにとどまらず、

より高い視点から

人を導いていくための力にもなるんですね。

4.大きな喪失や愛を、知恵に変える

4つ目は、

人生で経験した大きな喪失や、

そこで知った愛を、

知恵に変えていくことです。

 

大切な人との別れ、

居場所や仕事を失うこと、

信じていた関係が終わること。

 

喪失は、その瞬間には

意味など見いだせないほど

深い痛みを伴います。

 

けれども、

その痛みを十分に味わい、

時間をかけて自分の中で受け止めたとき、

「本当に大切なものは何だったのか」

「私はこれから何を大切にして

生きたいのか」という知恵に

変わっていくことがあります。

5.自分の経験を社会への貢献につなげる

5つ目は、

自分の経験を、

自分一人の中だけで終わらせず、

社会への貢献につなげていくことです。

 

過去の自分と同じ悩みを持つ人を

支える仕事に就く人もいるでしょう。

 

自分が受け取れなかったものを、

次の世代の子どもたちに

手渡そうとする人もいます。

 

「あの経験があったから、

この活動を始めた」

 

そう言えるものが生まれたとき、

苦しかった経験は、

誰かの希望に変わっていきます。

6.複数の役割を同時に果たす

6つ目は、

複数の役割を同時に果たすことです。

 

家族を支えながら仕事をし、

さらに誰かの相談に乗ったり、

新しい活動を始めたりする。

 

母、妻、娘、仕事をする人、

誰かを導く人など、

いくつもの役割を

同時に生きている人もいます。

 

それだけ多くの役割を持つということは、

魂が今世で使いたい力や、

果たしたい目的が

複数あるということなのかもしれません。

 

 

苦労が多いほど魂の格が上、という話ではありません

 

ここで、とても大切なことを

お伝えしたいと思います。

 

転生回数が多いから偉い、

苦労が多いから魂の格が上、

という単純な順位が

あるわけではありません。

 

多くの経験を重ねた魂が、

今世では喜びや豊かさを広げる役割を

選ぶこともあります。

 

比較的穏やかな人生を生きながら、

その温かさを周囲に分け与えることも、

尊い魂の目的です。

 

魂の深さは、

どれだけ苦労したか

という量だけでは測れません。

 

大切なのは、経験したことを

どのような愛や力に変えたのか、

ということです。

 

苦労の多さを競う必要はありませんし

「私はまだ苦しみが足りない」

などと思う必要もありません。

 

魂が選ぶテーマは、

それぞれ違っていていいんです。

 

 

魂は生まれる前に、何を決めてくるのか

 

胎内記憶を持つ子どもたちは、

「お母さんを選んできた」

「やることを決めてきた」

「神様と相談して生まれてきた」

というお話をしてくれることがあります。

 

魂は生まれる前に、

親や家族、仲間を選び、

人生の大きな方向性を決めてくる

といわれています。

 

どの家に生まれるのか、

どのような感受性を持つのか、

人生の大きな目的地や通過地点は

どこにするのか。

そうした大枠を決めてくるということです。

 

ただし、人生のすべてを

細かく決めてくるわけではありません。

どこで方向を変えるのか。

何を手放し、何を選び直すのか。

誰と出会い、どの道を進むのか。

 

それは、生まれた後の

自由意思によって選ぶことができます。

 

むしろ、

複雑な人生を選んできた人ほど、

さまざまな経験をしている分、

途中で人生を切り返す選択肢を

たくさん持っているともいえるんです。

 

魂が持ってきた設定だけに

振り回されるのではなく、

地上での自分の選択を重ねながら、

魂とともに人生を共同創造していく。

 

そこまで含めて、

人生を設定してきているのではないか

と私は思っています。

 

 

子どもが難しい家族を選んでくる理由

 

「それなら、どうして魂は、

わざわざ難しい家族や環境を選ぶの?」

と思いますよね。

 

魂の視点では、

子どもが親を導くために

生まれてくることがあるといわれます。

 

胎内記憶を持つ子どもたちの中には、

「空の上から泣いているお母さんを見て、

笑わせたいと思った」

「この家族を助けたかった」

「家族に大切なことを教えに来た」

と話してくれる子が、

本当にたくさんいるんです。

 

このことについては、

私の1冊目の著書

『子どもはママのちっちゃな神さま』

にも詳しく書かせていただいています。

 

私は、子どものほうが

さまざまな情報を持ち、

後から生まれてくる分、

新しく高いエネルギーを

持っているケースも多い

と感じています。

 

魂という視点で見ると、

子どものほうが、

お兄さんやお姉さんのような魂

であることもあるんですね。

 

家族に愛を取り戻したい。

親の生き方を大きく変えたい。

家族の中で眠っていた力を

目覚めさせたい。

 

そのような目的を持って

生まれてくる子どももいます。

 

実際に、子どもが生まれてから、

仕事、人間関係、生き方が

大きく変わったというお母さんは

少なくありません。

 

その子は、

言葉で何かを教える先生というよりも、

存在そのものによって

家族の魂を動かす先生として

来ているのかもしれません。

 

輪廻転生を重ねた魂ほど、

自分一人分の課題だけでなく、

親や家系、周りの人々にまで

影響を与える役割を持つケースが

あります。

 

そのため、あえて大変な家族を選び、

「この家族を助けたい」

「支えたい」

と決めてくることがあるんですね。

 

 

「選んできたのだから我慢しなさい」ではない

 

難しい家族や環境を

自分で選んできたのなら、

「どんなにつらくても

我慢しなければいけないの?」

と悩む方もいるでしょう。

 

でも私は、苦しみ続けることが

魂の目的だとは思っていません。

 

我慢が代々続いてきた

家系に生まれた人の目的は、

自分も同じように我慢することではなく、

その流れを自分の代で終わらせること

かもしれません。

 

助けを受け取ること。

環境を変えること。

自分の幸せを選ぶこと。

それも、魂にとって大切な学びです。

 

また、病気、事故、虐待、災害など、

この地上では

簡単に説明することのできない出来事も

起こります。

そこには、ほかの人の自由意思や、

社会の状況、

自然環境なども関係しています。

 

ですから、

「つらい出来事は、

すべて自分が選んだのだから

耐えなければいけない」

と単純に考える必要はありません。

 

苦しんでいる人を責めたり、

「あなたの魂が選んだこと」

と片づけたりしてよいものでも

ありません。

 

大切なのは、今、安全を選ぶこと。

必要な助けを求めること。

そして、起きた経験を、

これからの人生に

どう生かしていくのかという方向へ、

少しずつ意識を向けていくことです。

 

さまざまな経験をしてきた魂だからこそ、

起きたことを

ただ苦しみのままで終わらせず、

その経験を次の力へと変えていく

強さを持っているのだと思います。

 

 

人生の難易度は、途中から変えられる

 

「魂が人生の難易度を決めてきたのなら

一生このままなの?」

と思うかもしれません。

 

でも、人生の難易度は

途中から変えることができます。

 

人生で何度も繰り返す問題には、

魂が今世で取り組みたいテーマが

現れやすいんです。

 

いつも家族の中で、

自分ばかりが我慢してしまう。

頑張って成功しても、

なぜか心が満たされない。

人間関係で、相手が変わっても

同じような傷つき方を繰り返す。

お金が入ってきても、

なぜかすぐに失うことが続く。

 

こうした繰り返しに気づくと、

人生の設定に振り回される段階から、

その設定を生かす段階へと

進むことができます。

 

輪廻転生を重ねた魂が、

難しい人生を選ぶことはあります。

でも、それは、

これまで積み重ねてきた力を

今世で大きく使おうとしている可能性が

あるからです。

 

問題が繰り返されていることに

気づいた瞬間から、

人生は少しずつ変わり始めます。

 

「また同じことが起きた。私はダメだ」

と責めるのではなく、

「ここには、まだ気づいていない

テーマがあるのかもしれない」

と見ていくんです。

 

そうすると、

苦しみの中に埋もれていた選択肢が

見えてきます。

今までと違う行動を取ることも、

誰かの助けを借りることも、

自分を大切にすることも

できるようになります。

 

 

人生の難易度が高いと感じる人に問いかけてほしい3つのこと

 

もし今、「私の人生は難易度が高い」

と感じているなら、

ぜひ自分に3つのことを

問いかけてみてください。

1.私は、どんな問題を何度も繰り返している?

まずは、

今の自分が抱えている問題を

見つめてみてください。

 

家族の中で、いつも我慢する役に

なっていないでしょうか。

恋愛や仕事で、相手が変わっても

同じような苦しみを

繰り返していないでしょうか。

頑張っても満たされないという感覚が、

ずっと続いていないでしょうか。

 

魂が今世で学びたいテーマは、

この3次元の地球上で、

現実の出来事として現れます。

 

何度も繰り返していることの中に、

今世で終わらせたいもの、

気づきたいものが隠れているんですね。

2.その経験によって、どんな力が育ってきた?

次に、その経験を通して、

自分の中に何が育ったのかを

見てみましょう。

 

人の痛みに気づく力かもしれません。

何度倒れても立ち上がる力かもしれません。

小さな変化を感じ取る感性や、

誰かに寄り添う優しさ、

物事の本質を見抜く力かもしれません。

 

魂は、経験を通して成長していきたい

という性質を持っています。

そこで何を得たのか、何を知ったのかに

自分が気づかないままだと、

魂は「まだこの学びを受け取れていない」

と、似た出来事を繰り返すことがあります。

 

つらかった経験を

無理に美化する必要はありません。

それでも

その中で自分が身につけた力まで、

なかったことにしなくていいんです。

3.その力を、これから何のために、誰のために使いたい?

そして3つ目は、

経験によって育った力を、

これから何のために、

誰のために使いたいのかということです。

 

難易度の高い人生を選ぶ魂は、

その経験を誰かに伝えたい、

この地球で役立ててもらいたい

という思いを

強く持っていることがあります。

 

だからこそ、自分に育った力を、

具体的に知っていくことが大切です。

 

大きな活動を始めなくても構いません。

同じことで悩む人に、

自分の経験をそっと話す。

目の前の一人に、

かつて自分が欲しかった言葉をかける。

自分の子どもには、

家系で繰り返されてきた我慢を

受け継がせない。

 

その一つひとつが、

魂の力を生かすことにつながっていきます。

 

 

苦しかった場所の近くに、魂が持ってきた役割がある

 

人生で最も苦しかった場所の近くには、

魂が持ってきた役割が隠れています。

 

胎内記憶を持つ子どもたちが

伝えてくれるのは、

「目的を持って、

この人生を選んできたんだよ」

ということです。

 

魂が選んだ設定があったとしても、

自分の本当の気持ちに気づき、

選択を変えることはできます。

 

人生の進み方を、

大きく変化させることもできます。

 

難易度の高い人生を生き、

さまざまな経験をしてきた人には、

その経験を十分に味わったうえで、

「もう、これまでと同じ道ではなく、

本当に自分が行きたい道へ進む」

と決める力があります。

 

苦しみ続けるために、

あなたは生まれてきたのではありません。

 

経験に振り回される段階から、

その経験を生かす段階へ。

我慢を繰り返す生き方から、

自分の幸せを選ぶ生き方へ。

そして、自分の痛みを、

誰かを照らす愛や力へ。

 

難易度の高い人生を持ってきた魂は、

人生で経験したことを、

愛や知恵、そして人を支える力に

変える可能性を、

すでに内側に持っている人たちです。

 

もし今、「どうして私ばかり」

と感じているなら、

どうか自分を責めないでください。

 

あなたが何度も向き合ってきた

問題の中には、

あなたの魂が今世で思い出したい力

が眠っているのかもしれません。

 

そして、その力は、

これからのあなた自身を幸せにし、

いつか誰かの人生を支える光

にもなっていくのだと思います。