昨日のブログからの続きです

 

 

 

 

病院としては、とりわけ誤嚥性肺炎を恐れていたようです

 

 

 

一時的に食事が出されたこともあり

 

食べるリハビリを兼ねたものではありましたが

 

 

マスターが喜んで食べる病院食なんて無いんですよね

 

わたしがちょうど見舞いに行ったとき

 

「お前、食べるか?」

 

一目見て、いらね~おいで

 

 

 

 


 

まあ、見るからに美味しくなさそうなものでありました

 

 

あれじゃ、誤嚥してもおかしくないでしょ

 

身体が受け付けそうにない食べ物って感じ

 


 

 

 

でも結局、やはり誤嚥性肺炎を起こしてしまい、それ以来ずっと点滴のみという状態で

 

みるみるうちに痩せていく姿を見るのは、さすがに心が折れそうになりました

 

 

体重は最終的には40㎏を下回ってたかもしれません

 

 

 

 

 

 

回復の見込みのない中で

 

家族として相談したうえで

 

誤嚥性肺炎になっても仕方ないから、マスターが食べたいものを少しでも食べさせてあげよう

 

そういう判断をしました

 

 

少しずつでしたが、マダムがいろいろと用意して食べさせました

 

 

 

何が食べたい?との問いに

 

「寿司とうなぎ」と、フレンチのシェフらしからぬ返答おいで

 

 

 

 

 

 

11月11日の午後、まったくの偶然でしたが

 

うなぎの蒲焼きを細かく刻んだものとおかゆを食べさせることができ

 

「やっぱりうなぎは美味いなぁ」

 

まさか、この言葉が最後になるとはね

 

 

 

 

 

 

その夜、日付が変わって間もなく容態が急変し帰らぬ人となったわけです

 

 

 

入院中、マスターが愛用してた抱き枕(笑)

 

 

 

 

ま、食べたいものを食べられて満足しちゃったのかもしれません

 

 

入院中にポツンと漏らした言葉

 

「俺さ、今朝から何も食べてないんだよ」

 

実際には、その時は2週間も禁食してたんですけどね

 

 

 

 

 

 

どら焼きを買っていったら、すごい勢いで食べるのに驚いてると

 

「だって腹ペコなんだよ」

 

 

誤嚥性肺炎を恐れて、空腹のまま老衰を迎えるより、食べたいものを食べて逝くほうが似合ってたんです

 

そう、食わずに死ねるかおいで

 

 

 

 

 

 

 

約半年の入院生活は、マスターにとってはかなり過酷なものだったと思います

 

細くなっちゃった自分の腕を見て、自分の身体を自由に動かすことができなくて、悔しそうな顔をしてました

 

 

 

 

すべての苦しみから解放されたことを

 

悲しむより労ってあげたい気分なんです

 

 

 


 

 

おつかれさまでした

 

そばにいて、誰よりもたくさんの美味しいものを食べさせてもらって

 

感謝の気持ちでいっぱいです

 

 

 

これから御棚上げ、納骨です

 

しっかり見送ってきます

 

 

 

 

 

というわけで、本日のおやつブログです

 

 

 

おかき音譜(新潟味のれん本舗)

 

 

大好物の絶品おかきです

 

食べ始めたら、絶対に止められないピリピリ

 

 

 

 

越乃豆もち

 

 

新潟味のれんの代表作ですね

 

初めて食べた時の衝撃は忘れられません

 

 

 

 

揚もち

 

 

揚げてあるけど油を感じさせない、上品な味なんです

 

だから食べ過ぎちゃう

 

まったくもって危険なおかきなんですプンプン

 

 

 

でもね、わたしは危険なことが大好きなのですよ~おいで