先日まで我が家に逗留していたpopさんのバレエのおばちゃんが、歴史的保存地区に指定されている美々津の町並みを見てみたいと言うので足を伸ばして来ました。

生憎の曇り空で、美々津を流れる美しいエメラルドグリーンの耳川は見られませんでしたが、味わいのある古びた町並みの写真はたくさん撮れました。

















美々津港の脇に建つ「日本海軍発祥の地」の塔から出発。駐車場が見当たらないので、この港の脇に車を停めました。


日本海軍と言うから世界大戦の際にここから出航したのかと思いきや、神武天皇お舟出の事を指しているのでした。確かに海軍発祥……だけど古すぎてピンと来なかった(笑)
何かの工事中で、柵がちょっとビジュアル的にアレですね。













塔のすぐ横には神社。
写真だけ撮ってお詣りは省略した信心の浅い私たち。













さぁ、保存地区に入りましょう。
誰も、誰も居ない(笑)














美々津の面白いところは、歴史的保存地区なのに観光化が殆どされておらず、普通に町民が暮らしているところ。
このお宅も一般のお宅です。













こちらはギャラリー&カフェ。

郵便受けは、町じゅうがこの木で出来た郵便受けに統一されていました。
神武天皇お舟出の地と言うことで、舟が施されています。
郵便受け下の台は、昔の足踏み式ミシン。














驚くほど大きなミモザのリースが置かれていました。
2階がまたイイ感じ。














時代劇チック。天保年間に建ったお宅が多いようです。

でも、やっぱり誰も居ません。














町並みは統一されているのですが、2階の柵とか玄関とか、各家庭で少しずつ違いがあって面白いです。















歴史民俗資料館の中から、ようやく人の声が聞こえました。












町のそちこちに井戸の跡がありました。












懐かしいおもちゃやお菓子、雑貨が売られていたお茶屋さん。お茶屋さんですから喫茶もやっています。












この電球~!
絶滅危惧種ですよね(笑)















一通りそぞろ歩きをし終わってから町並みガイドマップを見付ける私たち。
最初の神社でお詣りしなかったのが祟った(笑)

popさんの遠い親戚にあたる、美々津和紙の紙漉きの佐々木寛治郎さんの写真も載っていました。
工房は、町並み保存地区からちょっとだけ離れているのと、今の時期はお忙しい(年度の変わり目は、地域の卒業証書や新年度の証書作りが大量に発注される為)ので、今回は立ち寄りませんでした。
寛治郎おじさんもご高齢なので、最近は暖かい季節のみの製作だそうです。何しろ冷たい川に入っての作業もありますからね。
しかし、卒業証書が県の無形文化財の手漉き和紙で作られているだなんて、この辺りの子供たちは贅沢で羨ましいですよね!
毎年、卒業証書等の証書を発注することによって安定した収益を守っている行政の姿勢も素晴らしいと思います。これは、現代の作曲家の作品を進級&卒業試験の課題曲とする事で、確実に楽譜が売れて知名度も上がるフランスでのバックアップの仕方と同じです。

みんな、卒業証書を丸めて友達とチャンバラごっことかしないで大事にするんだよ~!















美々津の古い歴史も書かれていました。
帰り道の車の中でフムフムと読む私たちでした(笑)



ご訪問&コメントのお返事がまだ追い付いていないので、今回もコメント欄を閉じさせて頂きます。