宮崎は、私が前回記事を投稿した7月16日に梅雨明け宣言。今までのジメジメした重たい空が嘘のようにパキーンと晴れ、いきなり夏本番!
我が家のジャングルガーデンでは、待ってましたとばかりに蝉がジャンジャン鳴き始めました。庭を歩いていたら、なんと4~5羽の蝉が手裏剣の如く飛んで来て、危うくぶつかりそうになり、プロボクサー並みの反射神経で次々と避けました。蝉が顔に当たると結構、痛いですからね!いくら相撲ファンとは言え、ぶつかり稽古は御免被ります。

宮崎の夏は日射しがジリジリと強い代わりに、日向灘からの風が吹くので、ちょっと地中海沿岸の気候を思わせる乾いた暑さです。
都会のアスファルトや建物と人口過密、あるいは埼玉や群馬と言った海無し県の盆地の暑さとは質が違い、純粋な暑さと言えるかもしれません。今年の夏はエルニーニョの影響で冷夏になると言っていた気がするんですけど~~、気象庁、ハズレ続きですね。

先日の台風は穏やかなものでしたが、海はそれなりに荒れるものです。台風の数日後、海岸に行ってみたら、たくさんの流木や貝殻が打ち上げられていました。

カナヅチなせいもあり、子供の頃から海へ行くとひたすら貝殻拾いをしていた私。そして、夏休みの工作の宿題はいつも貝殻を貼り付けたペン立てやモビールでした。
今でも貝殻を見るや、こうして拾い集めて来てしまいます。
折角なので、ラッピングしてお友達に送り付けたりしています(笑)
私の生まれ故郷、石川県にも非常に美しい砂浜の海岸があり、私が子供の頃にはたくさんの貝殻が落ちていましたが、皮肉なことに「日本の美しい砂浜百選」とか言うのに選ばれたとかで、馬鹿長いベンチが建設され、たちまち人とゴミだらけの砂浜になってしまいました。

私が貝殻を拾いに行く宮崎の海は閑散(笑)
たまに地元のサーファーが来るぐらいで、後は蟹とヤドカリぐらいしか居ません。真っ青な太平洋の眺望と、いろんな種類の貝殻も独り占め。なんと、子猫よりも大きい特大サイズの貝殻も2つ拾いました!大きすぎて結局、橙の木の下に放置しました。

宮崎では各地の海岸に、毎年アオウミガメが産卵に来るので、いつかお会いして竜宮城に案内して貰い……いえいえ、一目でも見られたらなぁ、と思います。





















フランス人なノアゴンは、寒さには割りと強いのですが、暑さが苦手。猫は寒がりと言いますが、猫である前にフランス人なようです!
梅雨明けした途端、床にペタンと伸びるノアゴンが、我が家の夏の風物詩です。
それでもクールな表情でカッコいい!
思わず、その頭や頬にキスの雨を降らせる私。ノアゴンはフランス人なだけあってキス大好き!














ノアゴンとは真逆の寒がり屋バージュ、夏の暑さはへっちゃら。
ノアゴンが暑さで食欲不振にならないようエアコンを点けておくと、押し入れの布団の中に入っています。
夜は相変わらず私の枕の真横に飛んで来て、嬉しそうにくっついて寝ます。。。暑苦し……
そして、寝息を私の顔に掛けてくれる愛情深さ!ありがたや、ありがたや。











前回記事にコメント下さった皆さん、ありがとうございました。久し振りにお一人ずつにお返事が書けましたので覗いて見て下さい。

おじさんのマンゴーは、ネット注文は閉じたままにしていますが、是非に!と言う方はFAXでご予約をどうぞ(注文書ダウンロードが面倒ならば、手書きでも全く問題ありません)。
おじさんの激しい宮崎弁と対峙したい方はお電話でも大丈夫です(笑)



◆大久保マンゴー園(黒木 利男)

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マンゴーの実の太りが遅れている為、大玉2個化粧箱入りの発送には時間がかかります。
今のオススメは、中玉3個化粧箱入りとお徳用大箱です。こちらは割りとすぐに発送できるようです。
南国フルーツのマンゴーは体の熱を下げてくれる効果大。口当たりも良く、暑い夏にピッタリです!















雨も日射しも、この屋根で凌げる事をアピールするへんこ。時間帯や天候によって、屋根の東西南北を使い分けるほどの屋根達人!

本当は、へんこは極度の弱虫。少し前までは他の猫が姿を現しただけで即座に逃げ、人間とも全く関わろうとしませんでした。天使マガリちゃんに教わったのか、車に対する警戒も尋常ではない脅え方。

それが、この屋根の上ならば全ての危険から逃れられる天国!安住の地を見付け、天使マガリちゃんにも諭されたのか、だんだんと警戒心を解き、私たち大家さんに挨拶ぐらいはするようになったへんこ。
私たちを味方に付けたと強気になったのか、他の猫が姿を現すと追っ払うまでになりました!













アハハハハ!

特に屋根の上では、油断した表情をたっぷり披露してくれます。
ちなみに私は、梯子に上って撮影しています。











むにょ~ん。

屋根の上までは私が行かない事は計算済みでのこのリラックスぶり。
へんこには、この距離感がちょうどいいのかなぁ?
面白い子です。










さて、月末恒例お薦めクラシックコーナーです。
今月のテーマは「風の音楽」。
暑い毎日、音楽から風を感じて涼しくなりましょう!



◆ショパン:エチュード op.25-1「エオリアンハープ」(ピアノ:ニキタ・マガロフ)

https://www.youtube.com/watch?v=kmwSyyfUIxQ


エオリアンハープと言う楽器をご存じでしょうか?
自然の風によって音が鳴る弦楽器で、風の強さや吹き方で様々なハーモニーが生み出されます。ごく弱い風が弦を撫でただけでも優しい音色が奏でられる仕組み。
自然の風が奏者ですが、そのハーモニーは不協和音にならぬよう、常に調和の取れた心地よい響きになるよう作られているそうです。
私も実際にはエオリアンハープと言う楽器を見た事は無いのですが、この美しいショパンエチュードを初めて聴いたシューマンが「まるでエオリアンハープのようだ」と感嘆した事からエオリアンハープと言う副題が付いたそうです。
そう言われると、確かにそよぐ風の如く柔らかで、激する事もなく、常に繊細な変化が流れる穏やかな美しさ。
ニキタ・マガロフの演奏はいつも品格が高く、速すぎないテンポ設定で表現も優雅。この曲には特にその魅力が発揮されています。
こう言う曲をいかにも「エチュード」と言う感じで、無味乾燥なやっつけ仕事みたいに弾かれると曲の魅力ゼロになってしまいます。
弦を撫で、そよぐ風を感じ取れたら幸せ☆






◆ショパン:エチュード op.25-11「木枯らし」(ピアノ:ソコロフ)

https://www.youtube.com/watch?v=7P7j60GPrQk


同じくショパンエチュードより。
こちらはそよぐ風ではなく、ずっと激しい風です。
枯れ葉を巻き上げ、乱舞させ、一掃する吹きすさんだ風。
時に嵐のような突風となり、聴いているだけで吹き飛ばされそうになります!

聴き栄えがする有名曲の割りに、意外とさほど難しくはない、コスパの良い曲ですが、本当に素晴らしい演奏となるとなかなか少ないものです。
何人か聴き比べた中では、キーシンかソコロフが雰囲気をよく出していました。ソコロフの方がより激しい風を表現していたのでこちらを。
途中、やや荒っぽいところもありますが、ただお利口さんにきちんと弾いていてもつまらない曲ですから、後はバランスの問題ですね。

ロングコートの襟を立てて、家路を急ぐ冬の始まりの木枯らしと言ったところでしょうか。





◆ドビュッシー:野を渡る風(ピアノ:コルトー)

https://www.youtube.com/watch?v=sT6GAnJe4DE


この曲、ドビュッシーの曲の中で5本の指に入るぐらい大好きです!
この風が吹き抜けるのは小麦畑、それともヒースの荒野?その風が揺らすのはラベンダー、それともひなげし?
様々な情景が頭の中で映像化されます。
フランスの野を渡る風、想像力を掻き立てます。
フランソワの演奏が素晴らしいのですが、YOUTUBEに載せられている録音の音が異様に小さいので、コルトー校長先生にしました。
古い録音ですが、いい雰囲気ですね。





◆ドビュッシー:西風が見たもの(ピアノ:フランソワ)

https://www.youtube.com/watch?v=xeGPpdH8WdA


またまた激しい風です!
でも、木枯らしエチュードほど寒い感じではないでしょうか。ドラマティック度はこちらの方が上かもしれませんね。フランソワの演奏がよりそう感じさせます。

この録音も、何故か音が小さいので、音量アップしてお聴き下さい。






◆リスト:雪かき(ピアノ:ラザール・ベルマン)



https://www.youtube.com/watch?v=tW1Z19T8Gx8 


さぁ、最後の〆には更なるクールダウンを。
この曲は以前にも他のテーマでご紹介した際に書いたと思いますが、日本語では雪かきと訳されていますが、実際には「雪を払う風」と言った方が合っています。
冒頭から、いかにも寒そうな曲想ですよね。
降り積もった粉雪を吹き飛ばしながら、ピュルルーと冷たい音を立てて吹く風。その勢いは徐々に増し、もはやそこには人の気配すら無く、真っ白な雪と風が支配する世界です。

これもまた、数人の演奏を聴き比べてベルマンを選びました。
他に、キーシン、ジョルジュ・シフラ、ヴァレンティナ・リシッツァの3人を聴いてみましたが、ベルマンが断トツ!
イモラで私の幼馴染みがベルマンのレッスンを何度か受けたそうですが、熊のように分厚く大きな手から、轟くような音を鳴り響かせると驚嘆していました。

それがこの録音からも伝わって来ます。


風の音楽、いかがだったでしょうか?