前々回の記事で久しぶりに新燃岳のことに触れましたが、先週土曜日の夜、爆発的噴火が起こったようで空振で窓がガタガタしていました。こちらもまた収束が見えません。麓の町の皆さんは、止まらぬ噴煙を毎日不安な思いで見上げていらっしゃることでしょう。そんな町の農家さんが被災地に野菜を送っているだなんて、本当に素晴らしいことですよね!
そんな宮崎ですが、更なる問題が起きています。何でも今年に入っての雨量が観測開始125年間でも断トツに少ないと言う深刻な水不足になっています。うちの近所の清流は川じゃなくて道になっていますあせる田植えが済んだ田んぼも用水路も今にも干からびそうです。お陰で田植えが出来ない農家さんもあります。町役場は毎日、アナウンス放送で水不足を伝え節水を呼び掛けていますが、本当に雨乞いでもしたいぐらいカラカラに雨が降っていません。宮崎のことだから台風ひとつで水不足は解消されるのかもしれませんが、一気に降られると今度は新燃岳の土石流が心配だし、困ったものです。





被災地ではようやく様々なものが復旧し出した矢先、震度6と言う本震のような大きな余震が立て続けに起こってしまいました。各ご家庭でも何とか片付けが済んだ頃なだけに、そのお気持ちを思うと胸が痛みます。
世界中からのたくさんの応援する温かな心を感じて支えにして頂けたらと思います。





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宮崎は1週間ほど前に満開の桜が観られました。今年は実際にも例年より半月遅れの桜でしたが、精神的にも長い冬の厳しさを日本中の人が味わい、これほど特別な思いで桜を観たのは初めてではないでしょうか。





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写真は、去年、口蹄疫の舞台の中心となった宮崎県畜産試験場の前の桜です。大した大きさではありませんが何本もの桜が、畜産試験場をグルリと取り囲んでいます。
桜並木の周りには今も真っ白な石灰が撒き続けられています。
何が起ころうと桜は静かに春を告げ、葉桜となって夏を知らせています。
口蹄疫の時、宮崎の農産物だと言うだけで市場で買い叩かれ、宮崎の車やトラックだと言うだけでお断りされたり石をぶつけられたりしました。
同じ事が原発の被災地でも起こっています。それでなくとも深く傷付いている人を痛め付けるのはもうやめて欲しいです。






前回の記事では鵜骨鶏の卵やズッキーニを頂いたお話をしましたが、今度はコレを頂きました!



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宮崎と言えば!のマンゴー!この季節がやって来ました。もちろん今年も私が貰うのは虫食い傷物ですが(笑)

去年はかなり不満な出来だったマンゴーのおじさん。今年は更に研究を重ね、温度の微調整にも細心の注意を払った結果、まだ出始めなのに強い香りの甘~いマンゴーが出来てホクホク顔です。
大きさはさすがにまだ小振りですが、今年は期待大の上々なスタートです。何しろ物凄く香りが良くて甘~いのです。毎年いつも食べているのに、ちょっと感激してしまいました。
ゴールデンウィークの頃にでもまた正式にお知らせします。


全国にお客さんが居るマンゴーのおじさんには、もちろん被災地にも何人ものお得意さんが居ます。おうちや仕事場が水に浸かったりライフラインが寸断したりと、皆さんそれぞれ大変なようですが何とか全員無事でした。
出始めたばかりのマンゴーを惜し気も無く箱いっぱい詰めて、東北や茨城のお得意さん達に早速送ったおじさん。マンゴーの支援物資だなんて何だか素敵ですよね。きっと元気を出して頂けるでしょう!




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マンゴーの受粉をしてくれた蜜蜂からの恩恵も。味見をしたらかなり力強い風味でした!
さすがはウルシ科マンゴーの蜂蜜!
蜜蝋も貰おうかと密かに思っていましたが(←強欲!?)、先客有りでした(笑)
いつか我が家の庭のベリー類とハーブで養蜂をしたいなぁ、と妄想しています。
だって今、前記事の木いちごの花に集まっている蜜蜂の数、ハンパネェ~なんですもの!ブンブン飛ぶ音の凄さにビックリしています。
あ!ローリエの花は、やっぱり珍しいですよね?





前々回の記事、親子関係のやや重い内容になってしまいましたが、たくさんのコメントをありがとうございました。
親子の関係性は家庭によっても違うし、年月と共に変化もしますが、絆が鎖になることなくお互いが自分の足で立った上で支え合う愛情は永遠のテーマであり宝ですね。我が家の場合、なんの屈託もわだかまりもなく真っ直ぐ来なかった事が今は良かったと思っています。母も私も、フランスでのあの数年前の戦いが無ければ気付かなかったこと、築けなかったこともたくさんあります。
そんな母は今、祖母の居る石川県に行って、大正生まれの祖母に振り回されて居るようです。
“もう年寄りで体力も無いとか言いながら、私よりもペロリとフランス料理を食べるのよ!天真爛漫で元気なのは結構だけど相手をするのが疲れる~!”
とお疲れモードなメールが来ていました。皆お互いに、人の振り見て我が振り直せと行きたいところです(爆)







あの大震災の2日後、ちょうど1ヶ月前のこと、我が家の庭に小さなお客さんが来ました。
普段よりもちょっぴりゆっくりな日曜の朝、震災の甚大過ぎる被害の暗いニュースに疲れて庭に出てみると、家から倉庫へと続く小道の中ほどに痩せた黒猫がうずくまっていました。近付いてみると何かを訴えるように一生懸命に鳴くけれど、動く体力が無い様子。
慌ててキャットフードと、冷蔵庫にあった新鮮なササミとお水を持って行くとヘロヘロになりながらやっとこさと言う感じで食べる黒猫さん。


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この黒猫さん、一目見た時にピンと来ました。3年前の記事にもチラッと書いた→☆ オスの黒猫さん。初めての出会いは7年前の2004年の夏(ちょうどノアゴンが家出をしてしまって捜索していた時だったのでハッキリ覚えているのです)。
まだ生まれて間もない頃、深い側溝に落ちて上がれなくなっていたところを発見し、ひどく汚くなってしまっていたのでうちで洗ってあげて、レバーをご馳走してあげた子です!側溝の近くで心配そうにしていた黒い母猫と全員真っ黒な4匹の兄弟の元へと帰してあげましたが、シッポが曲がっていたのはこの黒猫さんだけでした。
あの時はまだマグカップぐらいの大きさでしたが、私の足に載っかって喜んでいた人懐こさと、シッポの先っぽの曲がり具合からして間違いありません。
何より、おかしな話だと思われるでしょうが、黒猫さんの瞳が
“僕のこと知ってるよね?お願い、君に助けて貰いに来たよ”
と言っているのが私とpopさんにはハッキリとわかりました。





2004年の赤ちゃん時代に側溝から救出してもうすぐ丸7年、我が家のことを覚えていたのかどうかわかりませんが、数年に一度ぐらい不意に姿を見せにやって来ていました。
記事に書いた2008年の3月も確か日曜日の朝でした。我が家の庭の柿の木の上から元気にお喋りしていました。その子が弱って助けを求めに来たのです!
かなり痩せ細り、目からは涙と目脂、鼻も息苦しそう。体力の消耗を避ける為、症状のわかる写真を何枚か撮り、それを掛かり付けの獣医さんに見せて説明をし、飲み薬と点眼点鼻薬を出して貰いました。どうやら栄養失調と猫風邪のようです。




最初の1週間ほどは食べるのもやっとで、凄く甘えたいのだけど2~3歩ヨロヨロ歩くのが精一杯な様子でした。雨風を避ける為、本当は軒下か倉庫に入ってくれるといいのですが、気がいい子なのにそれだけは足を突っ張って断固拒否!長年、お外で生きて来たこの子なりのこだわりがあるのでしょう。庭の小道の中ほどがお気に入りなようなので、そこに仮設住宅を建ててあげました。



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台風の時期にはもっとちゃんとした物を作らなければなりませんが、取り敢えず雨風は凌げます。黒猫さんにも気に入って貰えました。




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日に日に回復し、こんな風に立ち上がって“ねぇねぇ”とまで言って甘えるようになりました。
シッポが曲がっているところから、“マガリちゃん”と呼ぶようになりました。





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スリスリゴロゴロ、ともかく甘~~いマガリちゃん。こんなに惚れられたのは初めてかもしれません(笑)
目と鼻の状態も良くなって来て、体つきもふっくらして来ました。マガリちゃんのお陰で、震災後の暗い気持ちがだいぶん救われました。






実はマガリちゃん、2006年の夏にバージュが我が家の庭に迷い込んで来た時、何度かバージュと一緒に居るところを目撃しているのです。。。
その時、赤ちゃんだったバージュに夢中だった私たちは、うっすらと“あぁ、あの時のシッポの曲がった黒猫さん”とは思ったのですが、特に話し掛けてあげるワケでもなく、正直なところあまり眼中にありませんでした。マガリちゃんはマガリちゃんで、バージュの後方に控えていて、バージュがご飯を貰ったり遊んで貰うのを見るとサササッと去っていました。その時は警戒しているのだと思っていましたが、今にして思えば、バージュのパパ猫さんだったのではないかと思えてならないのです!
バージュの色柄からしてもパパは黒猫、ママは三毛猫か茶トラな確率が高いでしょう。それに、一途で陽気で甘えん坊な性格はそっくり!

本当に血の繋がった父娘ならば凄い奇跡の黒猫さんですが、例え実の子ではなくとも、赤ちゃんバージュを影からソッと見守ってくれていたことはほぼ間違いありません。そう言うことを猫同士でするものなのかわかりませんが、マガリちゃんの性格を見ているとあるような気がします。




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庭に居た頃のバージュはいつも玄関の前で待っていました。
マガリちゃんは必死に甘えますが、決して家の方までは来ようとしません。立ち去る私のことを寂しそうに見て鳴くけれど、付いて来ようとはしないのです。何か見えない境界線があるかのようです。それが私には何とも言えず切ないのですが、マガリちゃんが7年間に築いて来た世界を尊重してあげようと思います。
でもこの1ヶ月の間、庭の小道から全く動こうとしません。不思議です。
いつまでここにこうして居てくれるのかわかりません。また不意に姿を消しているような気もします。
猫さんとの付き合い方の多様性を考えされるこの頃です。






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こちらの黒猫もお忘れなく。


ハイハイ、もちろんですあせる