毎度のことですが、記事の更新もご訪問も遅れがちでスミマセンあせる





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前々回の記事にもたくさんのコメントをありがとうございました。
普段はクールで落ち着いたノアゴンの甘えん坊全開な姿、可愛いですよね~!快活で真っ直ぐなバージュとは違って、甘えたくても我慢してしまったり、意外と内気なところもあったりするノアゴン。そんなノアゴンがアマアマな姿を見せてくれるともうメロメロです!
それともフランス人のノアゴン、実は女はギャップに弱いことを心得ての甘えっぷりだったりして~(笑)





小さな花と大きな木☆パリ帰りグルメ猫とピアノ日記 in 宮崎-110224_1500~02.jpg

パスカル カフェのショコラ、綺麗ですよね~!箱もこんなに素敵☆私が最もフランスらしいと感じる山吹色。紫とゴールドとの組み合わせもハイセンス!
パスカル カフェさん、ショコラコンクールでチャンピオンになった人なのだとか。
一粒一粒にストーリーまで感じるような、美味しいショコラでした。小さな一粒に様々な趣向を凝らして手間隙をかける辺り、日本の上品な和菓子とも似ていますよね。

ショコラを食べると何だかやる気が湧いて来ますね!
ピアノ業界もショコラ狂は少なくなくて、私もお世話になった故 竹島悠紀子先生や故 伊達 純先生も、なかなかのショコラ狂でした。
中でも逸話にまでなっているのが、幻の天才ピアニストだった田中希代子先生。
田中門下の生徒たちには
“田中先生へのお中元やお歳暮には必ずチョコレートを持って行くこと!”
と言う暗黙の約束があったとか言うほど、田中先生はショコラ狂だったようです。
しかし、あまりにも生徒たちみんながみんな揃ってチョコレートを持って来るので
“チョコが好きだって言ったらみんな本当にチョコばっかりなのよ。たまには私だってお煎餅みたいな辛いものが食べたいわ!”
とおっしゃったそう!
慌てて門下生たちはお煎餅に切り替え、今度はお煎餅ばっかりになったと言う笑い話がありました。

フランスではカフェでコーヒーを頼めば必ず小さなショコラが添えられて来るし、パーティーの手土産に困った時にも取り敢えずショコラを持って行けば喜ばれます。
チョコレートさえ持って行けば、ホクホク顔で爆食いする(本当に爆食いするので上品な小箱とかはあげられません(爆))マンゴーのおじさんもフランス人風!?(笑)
マグロのようにじっとして居られない行動派なマンゴーのおじさんには、それだけエネルギー補給が必要なのかもしれません!
かく言う私も最近、軽いチョコレート中毒で、1日一粒は食べないと居られません。無性にオペラ(艶々チョコレートコーティングのケーキ)を食べたくなるし!チョコレートって中毒になるのかなぁ?
とか言いつつ、クレームブリュレでもミルフイユでもフルーツタルトでもチーズケーキでも、結局は何でも食べたいんですが(笑)






最後にちょこっと載せたイギリス人のクリスさんのクリスマスプレゼントのマントですが、イギリス製ではなくボリビア製でした!
そして、マントとポンチョはどう違うのか正しく理解していなかった私。気になって調べてみたところ、一枚布を羽織って前で留めるのがマントで、布に穴が開いていて首を通すだけのがポンチョなんですね。どちらも袖は無しですが、だとすると私のはポンチョですね。
お陰でマントとポンチョの歴史までお勉強しちゃいました。
ポンチョは遊牧民が毛織物で作っていたそうなので、私のポンチョがアルパカ100%なのも何だか納得です。カシミアやアンゴラやシルクもそうですが、やっぱり良い天然素材は柔らかな肌触りで軽くて暖かいですね。
流行り廃りにも関係なく、何十年、上手く管理すれば一生物に出来るのだから高価なだけの価値がありますよね。




他にも、popさんがヨウジヤマモトで働いていた時代の2~30年前の洋服が未だに活躍している我が家。
ヨウジさん自ら
“今回のコレクションはpopのボディで作るぞ!”
と、まさにpopさんの身体に合わせて作られた服たちもあるので、これはどんな事があっても捨てたり出来ません。
ヨウジの一社員として入ったのに、パリコレの仮縫いモデルと言う貴重な体験をさせて貰った上に、モデル料として1時間5千円も貰っていたとか!今では民事再生法手続きをした崖っぷちなヨウジですが、バブリーな時代でしたね(笑)
服と言う領域を越えて芸術のような、一種独特な山本教と言う宗教のようなヨウジさんのコレクション用の服作りは、ヴィム ヴェンダースも取材して映画と本にもなっています。






さてさて、月末恒例のお薦めクラシックコーナーです。
だんだんと春めいて来た今日この頃。しかし今年の冬は尋常ではない寒さで、雪も異常に多かったですよね。関東辺りでも、3月に入って最後にドカッと雪の降る事があるのでまだまだ油断は出来ませんね。
と言うことで今月のテーマは雪の音楽。先月のお薦めクラシックのリストでも“雪かき”と言う曲をご紹介しましたね。
雪はあまり降り過ぎれば災害をも引き起こしたりと迷惑なものですが、幻想的で静寂に包まれた世界を生み出してくれたりもします。もっとも、雪国の方にはそれさえももぅ~うんざり!と言う感じかもしれませんが。





景色を描写するのは天下一品のドビュッシー。印象派画家の絵をそのまま音楽にしたようなドビュッシー作品には、2曲の雪の音楽があります。
動画1のバージュのバックは“雪は踊っている”と言う曲。










“雪は踊っている”の題名通り、シンシンと、ヒラヒラと雪が降りしきる様子が目の前に広がる曲ですよね。
ボタ雪ではなく、水分の少ない粉雪と言う感じですね。
この曲は、子供の領分と言う全6曲から成る曲集の中の1曲です。子供の領分はドビュッシーの愛娘シュシュちゃんの為に作られたので、とても可愛らしくてユーモアのある短い曲ばかり。

コルトーの古き良き香り高い演奏でどうぞ。

◆アルフレッド コルトーの遺産

私が持っているCDは新星堂から売り出されたものですが、多分今は無いと思います。Amazonでは、アルフレッド コルトーの芸術と言う名前で出ているようですが、子供の領分以外にも収録曲数が物凄く多くCDも何枚もセットになっている為、メチャクチャ高いあせる他に安い版が出ていればそちらを購入されれば良いと思います。
あるいはyoutubeで“Debussy
Cortot”と検索してお聴きになることをお薦めします。
都会の図書館などならば、もしかしたら貸出しCDの中にあるかもしれませんね。





動画2のノアゴンのバックは、同じくドビュッシー作曲の“雪の上の足跡”
雪は踊っているに比べるとずいぶんとしんみりと染み入るような雪です。この曲には強弱記号がPとPPしか無く、ごく弱い音量でのみ演奏される曲です。優しく悲しい嘆きの歌は、どこまでも静かで深い悲しみをたたえているのです。決して大声で朗々と感情を吐露したりはせず、常に抑えた調子で絞り出すように訴えられる悲しみはより重苦しく胸に残ります。
一面、真っ白な雪に閉ざされた世界で、身も心も凍てつき閉ざされたかのような悲しくも美しい曲です。

お馴染みフランソワの名演でお楽しみ下さい。

◆ドビュッシー前奏曲集


サンソン フランソワ(ピアノ)


東芝EMI


前奏曲集Ⅰ巻とⅡ巻の全24曲が収録されて1800円ほどで(Amazon)購入出来ます。

ともすればドビュッシーの曲はぼんやりと寝ぼけたボヤけたような演奏になったりするのですが、フランソワは決して下品にもならず、絶妙に自由なタッチで次々と違った情景を見事に描き出します。やっぱり破天荒な天才ですね。聴いていて飽きる事が無く面白いです。
整っていなくて面白みが無く、センスの悪いフランス音楽ほど聴き苦しいものはありませんが、フランソワはピッチリ整頓しきっているワケではないのに引き込まれてしまうのですから、実に卓抜した手腕、才能ですね。






最後に、、、
受験シーズンで間もなく音大の入試と言う方もいらっしゃると思います。そう言う方がこのブログを読んでいらっしゃるかわかりませんが、私の演奏経験が少しでも手助けに活かせたらと思います。
かなり前に“緊張しない方法”と言う記事にも書きましたが、一発勝負の演奏家に緊張は付き物です。
どんなに長期間、何百時間も真剣に練習を重ねて来ても、それで緊張と決別出来るワケではありません。
人間は脳みその生き物。考える視点をちょっと変えてみて下さい。
聴く側の立場になって考えてみて下さい。
聴く人は
“この演奏者は今日は体調でも悪いのかしら?”
とか
“すっかり緊張しちゃって可哀想に。頑張って!”
な~んてことは、まず考えてくれやしません!ただ、素晴らしい音楽を聴きたいのです。誰もカチコチに緊張した姿など望んで居ないし、そのような演奏は聴いていてちっとも面白くありません。
堂々とした演奏者の主張を聴き、どんな魅力がある曲なのかを知りたいのです。





緊張の原因を紐解けば、それは完全なエゴなのです!自分が良く見られたいとか、自分を自分以上に見て貰いたいとか、失敗してはならないとか、親や先生の為に認められたいとか言う音楽以外の雑念とか。。。
多少の失敗をしてでも“是非とも私の演奏を聴いて下さい!”
と言うぐらいのイキイキとした音楽は、例え趣味の違いや未熟さがあったとしても、聴く側からすると気持ちの良いものです。

間違えやしないか?とか、暗譜が飛びやしないか?と、起こっても居ない事故を恐れて、何より大切な音楽そのものを置き去りにして緊張まっしぐらだなんて本末転倒!弾く側にも聴く側にも勿体ないことですよね。エゴをどれだけ捨てる精神コントロールが出来るかが緊張を解く鍵です。
きちんと準備をして音楽のイメージを作り上げておけば、あとはそれを聴衆に伝えるだけなのです。

私も何度も緊張による残念な失敗を経験しましたが、フランスに行って初めてこのことに気付いてからと言うもの、音楽<緊張と言うことは全く無くなりました。
完全に緊張を無くすことは煩悩ある人間には難しいけれど、少なくとも音楽が緊張に支配されるのだけは避けたいですよね。

あなたの愛する音楽が実を結びますように☆