バージュうちの子記念日と、popさん、そしてぴよちゃんママのSちゃんにもお祝いコメントをありがとうございました!
バージュ刑事、巨大蜘蛛の張り込みを不眠不休で続けていて大丈夫?とのご心配もありがとうございました!なにぶん捜査費削減の為、人員不足で、そのうえ上司のノアゴン警部は部下のバージュ刑事に任せきりなのでこう言う事態になるのです。
しかしいくら仕事とは言え、寝る間も惜しんで健康を害する危険を冒してまで張り込みを続けるのは、バージュ刑事の親としてはやはり心配でした。それとも、本人がここまで命懸けで打ち込めることを見付けられたことを喜んで応援してあげるべきなのか悩みました。
そんな親の私の悩みを察してか、それともバージュ刑事の熱心過ぎる単独の捜査体制を気の毒に思ったのか、巨大蜘蛛は何処かへと立ち去って行きました。
ちょうどハロウィンの飾り付けみたいな蜘蛛だったんですけどね~(笑)




犬猫譲渡会のボランティアは初めてでしたが、犬はとても人気があるけれど、猫さんはなかなか難しいです。野良猫がそこら辺に幾らでもいるじゃないか、と言う風に思っている人はまだまだ多いようです。
残念なことも少なくなかったけれど、宮崎の田舎でもこんなにたくさん野良猫や捨て猫を保護して生き物の命を真剣に考える方々がいることに感動しました。






さて、前回記事で予告した通り、ショパンコンクールの結果が出て閉幕したのでここに“勝手に批評&総まとめ”をしてみたいと思います。5年に一度しかないコンクールですから、月末恒例のお薦めクラシック番外編と言うことで。


まず本選に残った10人のファイナリストはこちら。


①Yulianna Avdeeva(ロシア)

②Evgeni Bozhanov(ブルガリア)

③Francois Dumont(フランス)

④Lukas Geniusas(ロシア/リトアニア)

⑤Nikolay Khozyainov(ロシア)

⑥Miroslav Kultyshev(ロシア)

⑦Daniil Trifonov(ロシア)

⑧Helene Tysman(フランス)

⑨Pawel Wakarecy(ポーランド)

⑩Ingolof Wunder(オーストリア)



ファイナリスト10人のうち半分がロシア人でした!フランス人が2人も残ったのは嬉しい驚き。

個人的には、今回初めて公式ピアノの仲間入りをしたファツィオリが、他のメーカーのピアノと聴き比べられるのも楽しみでした。なので最初はピアノのお話から始めましょう。
ファツィオリを選んだコンテスタントは少なかったのですが、ファイナリストのうち2人(③と⑦)がファツィオリでした!(しかし③は本選でスタインウェイに変更しましたが)

とてもラクに、簡単に音が出る感じで、イタリアのメーカーのせいか明るく美しい音色。でもちょっと単純で、微妙な色合いや奥深い憂いは出すのが難しそうでした。
やっぱり天下のスタインウェイは改めて素晴らしいと感じました。深みも出せれば華麗な音もよく響いていました。最も演奏の幅、可能性が広いピアノだと思います。
今回、見直したのがヤマハ。やはり日本が誇る世界的ピアノメーカーのヤマハ。スタインウェイとはまた違った良さがありますね。とても華麗な響き。軽やかさと繊細さもあり、優秀なピアノだと思いました。熱伝導が良いと言うか、エネルギー効率のいいピアノと言う感じ。それは弾いていてもよく感じます。
残念ながらカワイを選んだコンテスタントは少なかった為、1人も本選に残れませんでした。
これだけ世界的に注目を集めるコンクールともなると、どのメーカーのピアノを選ぶのかにも、しがらみや制約があって自由がない人も中には居たりとなかなか大変です。メーカーさんも宣伝と切磋琢磨の場でもありますね。




次はコンテスタントの演奏について。
1次予選からの全てを書くのは大変なので、本選に残った10人に絞って書きます。
なお、本選は全員コンチェルトを弾くワケですが、コンチェルト以上にピアノソロの方がそれぞれの個性や能力がわかるので、1次~3次予選の様子から辛口甘口織り交ぜての好き勝手な批評をしてみます(笑)


①のユリアナ・アヴディエヴァは細身のロシア女性。毎回、パンツスーツにハイヒールと言うスタイルで登場。スタイリッシュと言うよりは、どこかの事務員とか係員のようでした。
彼女は上手い表現や歌心もそれなりにあるけれど、何となく小手先と言うか浮き足だった印象。もちろんテクニックも凄く安定していて上手は上手なのですが、それだけにこう言う印象は致命傷かもしれません。決してエレガントでもなく、ちょっと掴み所が無い演奏。時にキツさが気になりましたが、堂々としたパフォーマンスでした。




②のエフゲニー・ボジャノフはブルガリア男性。
観客の心を掴むのが上手。自分の個性を活かす術を既に身に付けています。コンクール慣れしていて成熟した演奏。聴いていて面白く、音楽が作り込まれていて幅広い。
でも、明らかに受けを狙ったようなやり過ぎる時があって、それが嫌みに聴こえた人もいたようです。自信に溢れ過ぎていて、繊細さには欠けました。良くも悪くも話題をさらった好き嫌いの分かれるピアニスト。




③のフランソワ・デュモンはフランス男性。安定感抜群の落ち着いた演奏。表現もこなれていて、安心して聴いていられます。伊達に禿げて居ない成熟ぶりで(失礼(笑))、完成度の高い演奏を常に披露しました。でも面白味、魅力には今一つ欠ける印象。いいんだけど花が無いと言うのでしょうか。フランス人にしてはやや野暮ったい真面目な感じも。実力は確実にあるピアニスト。禿げているけれどヴァンサンカン(=25歳!って何度も禿げってゴメンね)




④のルーカス・ゲニューシャスはロシア/リトアニアの男性。
この人は地味で暗い感じ。1音1音にツヤがなく、豊かに歌っていない。音楽がイキイキしておらず、つまらない。音楽の流れが悪いので、ずっと聴いていると疲れる。やたらと停滞するので、だんだんまどろっこしくなりました。
ロシアの名教師ゴルノスタエヴァのお孫さんだとか。
3次予選での作品25のエチュード全曲と言うプログラミングは彼のアダを隠す賢い選択だったと思います。




⑤のニコライ・コジャイノフはロシアの少年。若干18歳。真っ白な肌に金髪のクチュクチュ髪がまだ可愛らしい王子様。体つきもまだ成長途中でしょうか。
荒削りで危ういところもかなりありました。でも、未知数の才能は痛いほど感じました。ハッとするような見事な音色を出したかと思うと、アチャ~ッて言うぐらい幼さの残る未熟で単調な部分があったり。でも高校3年生だと考えると本当にスゴイ!
未完成ながら可能性を評価されて才能で本選まで残ってしまった天才少年!面白いですね!みずみずしい音楽性が今後どう成長するか注目したいと思います。
もっと身体が大きくなって、妙に力む事が無くなるといいですね。



⑥のミロスラフ・クルティシェフはロシア男性。
よくまとめ上げた手堅い演奏でしたが、音も表現も硬めで私は聴いていて楽しくはなれませんでした。でもこの硬い感じがこの人の売りなのかなぁ、とも思いました。構築力はありました。
凄くちゃんと弾いているけれど何かインパクトに欠け、途中で飽きてしまいました。よく研究・練習してあって、感心はするけれど惹き付けられはしませんでした。




⑦のダニール・トリフォノフはまたまたロシア男性。サラサラヘアーでイケメン風(だけど実際はそうでもない(笑))。
とても繊細さのある素晴らしい表現力と美しい音色の持ち主。こう言う才能はロシアならではな気もします。
音色も豊かで細やかな配慮が自然と出来ている感じ。柔らかな部分は特に見事でした。音楽が輝いていました。やや大人しめに、あまり意味がなく流れてしまうところがあるので、もう少し押しの強さが出て経験を重ねると楽しみなピアニスト。




⑧のエレーヌ・ティスマンはフランスのマドゥモアゼル。上品な大人の女性。演奏も然り。決して受けを狙ったようなやり過ぎるところは無いのに、情感も豊かで美しいショパンは本当に好感が持てました。特に2次予選が完成度が高く、格調も高く、素晴らしかったです。3次予選は残念ながら風邪と熱のせいか精彩を欠くところが散見されました。にも関わらず本選に残れたのはややラッキーでした。
知的な彼女。ちょっと真面目になり過ぎて固くなる面があるので、もう少し遊びの余裕が出たら更に素敵なピアニストになるに違いありません。テクニック的にも、硬さが抜けてもう少しラクに音が出せるようになるといいですね。




⑨のパヴェル・ヴァカレツィは地元ポーランドの青年。
失礼ながら、何が良いのか全くわかりませんでした。音の伸びとツヤが無く、歌心も感じられないのでフレーズが変な感じ。音楽がしなやかに流れていかない途切れ途切れな息苦しい演奏。
地元だから受かった?と思ってしまいました。




⑩のインゴロフ・ヴンダーはオーストリア男性。彼は1次予選から目を引きました。魅せる演奏で個性もしっかりアピール。良いところ、魅力的なところも多いけれど、ちょっと重く硬い。ショパンよりも合っているであろうドイツものを聴いてみたいです。
でも全体には落ち着いて味わいある演奏。1

音1音に重みがあり濃い。F1並みにやたらと速いテンポ設定のコンテスタントも溢れる中で、速すぎないテンポ設定のインゴロフ君。だけど淀まない、退屈させずに聴かせる演奏は大したものでした。





そして結果がこちら
↓ ↓ ↓


1位:ユリアナ・アヴディエヴァ


2位:ルーカス・ゲニューシャス

2位:インゴロフ・ヴンダー


3位:ダニール・トリフォノフ


4位:エフゲニー・ボジャノフ


5位:フランソワ・デュモン



ショパンコンクールのHPでこの結果を見た瞬間、
“うそ~~!”
と思わず叫んでしまいました!
世界中で波紋、抗議や非難も殺到したとかあせる
ユリアナさんの1位、そしてゲニューシャスの2位は予想外!
ユリアナさんのキツイところと風格の無さは頑張っても4位か5位かとばかり。彼女の演奏には、今一つ知性を感じられませんでした(失礼!)。顔立ちの印象もあるのでしょうが(失礼の上塗りかあせる)。パンツスーツは思い切った演出でしたね。私自身、舞踏会かお姫様ごっこみたいにヒラヒラでかぼちゃのように膨れたワイヤー入りドレスは大嫌いだし、最近ではさすがに日本人もそう言う衣装を着る人は少なくなりました。でもあの係員風タイトなパンツスーツ、もうちょっと丈を長くしたらいいのにねぇと思いました(爆)
2位のゲニューシャスも私の中では論外だったので衝撃的でした。でもコンクールって結局は比較の問題なので、これも有りな結果だと思います。





ショパン生誕200年の記念イヤーに行われたショパンコンクールは、アルゲリッチ以来45年ぶりの女性の優勝となり幕を下ろしました。女性を優勝させろと言う圧力があったとか無かったとか。ヤマハピアノにとっては初めての優勝!
まぁ、これだけ大きなコンクールともなると、政治的なことも考慮すべきだったり、純粋に演奏内容のみで審査するワケにはいかないのかもしれませんね。それにショパンコンクールは特にですが、あらゆるコンクールの歴史を見ても、1位に相応しい相応しくないと言う論争は起こるものだし、全ての人が納得する結果はまず無いものです。世界中にネットで生中継と言う試みは評価されるべきですね。

コンクールに入賞してもしなくても、その後を決めるのはピアニスト次第。
結果は少し驚きましたが、ネットで見掛けるように審査員を批判する気にはなりません。審査員だって何百人も聴き続ければ、素晴らしい才能を早い段階で見落とす場合もあるでしょう。(現に私の友人で、既に活躍している素敵なショパン弾きのフランス人は予備予選でまさかの落選でした)
でも今回のコンクール全体を見れば、今までより個性や主張のハッキリした人が評価されていました。上手だけど大人しくお利口さんになりがちな日本人が、3次予選で全員落とされたのは大きな課題であり、今後の日本ピアノ界への道しるべですね。



と辛口甘口の勝手な総評を書きましたが、ある程度のレベルのものをきちんと言葉にして批評するのはとても自分自身の勉強にもなりますね。これは音楽に限らず、ひとつの自分磨きの材料でもありますね。

皆さんは今回のショパンコンクール、どんな風にご覧になったでしょうか?





ここのところ雨ばかりですね。動画のノアゴンとバージュもねむたそうですにゃー 1のノアゴンの方は24の前奏曲8番。2と3のバージュの方は13番と15番、雨だれです。

本日は私の誕生日。これで10月のお祝いラッシュもおしまいです。

たまにはすっきり晴れないかなぁ。  





追記

たくさんのお祝いメッセージやプレゼント、コメントありがとうございます!また明日以降、お返事とお礼に伺わせて下さい。