小さな花と大きな木☆パリ帰りグルメ猫とピアノ日記 in 宮崎-090212_1544~02.jpg
写真は最近お気に入りのチョコ♪マリアージュ・フレールの紅茶“ボレロ”の風味のチョコです。チョコの上に紅茶葉がトッピングされて良い香り☆
最初に1つ質問です。前回記事で“ポムダンファン(pomme d'enfant)”って何ですか?との質問を頂いたのですが辞書にも載っていないし聞いたことも無いのですが、ご存知の方がいらしたら教えて下さい。直訳すれば“りんごの子”ですが何かの食材のことと思われ料理専門用語なのかもしれません。グルメの方やその手のフランス語に明るい方、情報待ってます!




さて、月末恒例のお薦めクラシックです。このコーナーもめでたく1年を迎えました。そこで、これまでのお薦めクラシックを簡単に振り返ってみたいと思います。


☆第1回
「スカルラッティ」(08年2月17日)

バッハと同じ年生まれのバロックを代表するイタリアの作曲家スカルラッティ。このコーナーも当初は月末ではありませんでした。早速、ご紹介したCDを買って下さる方も居て反響にびっくり!




☆第2回
「シューマン中毒」(3月24日)

私が最も好きな作曲家と言っても良いほどに愛して止まないシューマン。語り尽くせないぐらい魅力溢れるシューマン。またいずれ書こうと思います。




☆第3回
「シューベルトとブラームス」(4月25日)

シューベルトとブラームスは私のある思い出の中で強く結び付いています。どちらも心に染みる深く、感動的で温かな音楽です。




☆第4回
「やさしい訴え」(5月29日)


バロック音楽が好きな私。余り日本では馴染みの無い、フランスのラモーのピアノ作品をご紹介しました。
この頃から月末のコーナーとして定着。




☆第5回
「鳥のカタログ」(6月28日)

フランスの現代作曲家メシアンの、鳥の声を音にそのまま移し変えたかのような曲集“鳥のカタログ”をご紹介しました。




☆第6回
「スペイン音楽♪」(7月27日)


夏真っ盛りにはやっぱりスペイン音楽が合う!主にファリャ作品をご紹介しました。スペイン音楽の優れたピアニストのラローチャについても触れました。



☆第7回
「ラフマニノフ」(8月27日)


ラフマニノフが好きな方は本当に多かった!日本人には馴染みやすいと、私が予想した通りでした。




☆第8回
「ショパンの24の前奏曲」(9月26日)


ラフマニノフ以上にショパンの記事への反響は大きかったです!私の節目節目で関わった非常に思い出深いこの曲をご紹介しました。ショパンも1つの記事ではまだまだ物足りないのでまた書きます。



☆第9回
「スクリャービンの24の前奏曲」(10月29日)


ショパンの24の前奏曲に続いてスクリャービンの24の前奏曲。スクリャービンはエチュード、ソナタ、プレリュード等、素晴らしく美しいピアノ作品が沢山あるのにも関わらず、一般的にあまり知られていないのが本当に残念です。私にとってはシューマンと並んで大好きな作曲家。




☆第10回
「フランスのエスプリ~プーランク」(11月28日)

フランス近代作曲家プーランク。プーランクのピアノ曲はお洒落で洗練されていて楽しい!プーランクの音楽さえ聴けば、必ずパリがそこにあります!




☆第11回
「クリスマスに東欧の音楽はいかが?~バルトーク」(12月16日)

この回のみ、クリスマスにお薦めの音楽と言う事で月末から前倒し。同じヨーロッパでもどこか哀愁が漂い、でも民族舞踊の力強さを感じるバルトークのルーマニアンダンスやピアノ協奏曲をご紹介。



☆第12回
「今年はハイドンイヤー」(1月26日)


没後200年の記念イヤー。快活で朗らか、陽気なハイドンで元気になろう!私の守護神的なハイドンのピアノソナタ等をご紹介。




さて、記念すべきこのコーナーの1周年にご紹介するのはフランスの近代作曲家サン=サーンスです。前置きが長くなったのでザクッとご紹介します。
サン=サーンスの有名曲と言えば何と言っても“白鳥”。チェロとピアノの美しいそのメロディは誰でも必ず聴いた事があるほどです。白鳥は動物の謝肉祭と言う組曲の中の1曲です。(動物をテーマにした音楽の紹介は来月にでもする予定です!)



それ以外のサン=サーンスの曲は、日本ではあまり聴く機会が無いかもしれません。
ピアノ曲はさほど多く残していないのですが、フランスらしい空気感と華やかさが魅力的☆
ピアノ協奏曲は5曲を残しています。どれも演奏者側からすると、弾き終わった時に“仕事した!”と思わせるような難しくも華やかさを醸し出すテクニックを要求されます。ひ弱なお嬢さんでは弾ききれません(笑)
ステーキでも食べておかないとエネルギー切れしそうにパワフルです!



絢爛豪華で勇壮でありながら軽やかさや独特の深さもあり、聴いていてとても楽しめること間違い無し!私はまだ2番しかやった事がありませんが、どの曲も魅力的。特に5番“エジプト風”は素晴らしい!これ以上ないほど清々しく始まる1楽章。副題の通り、突然エジプトに連れて行かれるようなエキゾチックさ溢れる2楽章。フィナーレは元気で楽しく爽快爽快!
楽譜も買ってあるのですが、将来の楽しみに取ってあります(o^∀^o)3番、4番もいい!



テクニカルなのに、リストのように音楽よりも運動性が前面に押し出されテクニックを誇示するかのような嫌みも無く(←深い精神の感じられる音楽が好きでヴィルトーゾが好きになれない私。リストの派手さと運動がどうも苦手。リストを弾き始めた中学生の頃は結構夢中になったのですが。リスト好きな方にはごめんなさい!)、音楽的で生き生きとしているサン=サーンス、是非聴いてみて下さい。

◆サン=サーンスピアノ協奏曲全集

パスカル・ロジェ(ピアノ)

シャルル・デュトワ(指揮)
ポリドール社


サン=サーンスのピアノ協奏曲全集はロジェ以外に聴いた事がありません(^_^;)大変手堅くまとめていて、魅力も十分に伝わる優等生な演奏です(←私ならばきっともっとやり過ぎてしまうだろうなぁ(笑))。洗練され、テクニックも美しいです。
他にジャン=フィリップ・コラールも協奏曲全集を録音しているようです。