小さな花と大きな木☆パリ帰りグルメ猫とピアノ日記 in 宮崎-090131_1621~02.jpg
今日はちょっと、私とpopさんとノアゴンの馴れ初め話を。
popさんもノアゴンも出会ったのはもちろんフランス。そしてそのきっかけを作ったのはどちらも1つの新聞でした。



パリには日本人向けの無料の日本語新聞が何種類かあります。日本食品スーパーや和食レストラン、日系の本屋さん等に置かれています。中でも毎週木曜日に発行される“パリ ー 東京”と言う新聞は、全て読者の投稿によって作られる新聞です。そしてその内容は様々なレッスンや県人会等のお知らせや募集、通訳します、売ります買いますやアパート情報と言ったもの。他の新聞は投稿して載せて貰うのにお金が掛かるのですが、パリ ー 東京はタダ。新聞の最後に付いている数行の(確か50文字程度の)書き込み用紙に、要件と電話番号と何回(何週)に渡って新聞に載せて欲しいのかを書いて送るだけと言う手軽さです。
すると翌週には、新聞に自分の送ったお知らせが載せられます。



最初にpopさんとの出会い。

私は料理好きな貧乏学生と言うことで、日本へ帰国する友人や先輩が次々と鍋や食器類、キッチン用品を下さっていました。最初は喜んでいたのですが、だんだんと置き場に困るように。住んでいたアパートは割りと広かったのですが、キッチンとシャワー室はアパートの広さに似合わずひどく狭くて、結局その鍋や食器を段ボールに入れて玄関横のクローゼットに仕舞っていました。ゴロゴロと増える鍋に食器。その時、“パリ ー 東京”に広告を出すことを思い付いたのでした。



「鍋やフライパン、食器類、キッチン用品等をまとめて25F(約5百円)で売ります」
はっきりとは覚えていませんが、確かこんな風に書いたと思います。そして、これまた料理好きなpopさんが電話をして来たワケです。最初電話で私は“かなりなオッサンだな。駐在員の単身赴任1人暮らしの中年男性ってところかなぁ”と思いました(笑)
一方のpopさんは、“たった25フランで売るって意味わからんけど安いからいいか”と思ったそうです(^_^;)
そしてうちに買いに来て貰ったらオッサンでは無かったので(笑)そこから付き合いが始まったのでした。偶然にもpopさん、私の住んでいた音楽寮の中にあったヘンテコな小さなコンサートホールに来た事があったそうです!
あ、そうそう!もう1つちょっと凄い偶然。私とpopさんの電話番号がとても似ていたこと!もう使っていないから支障も無いので書くと、
私:  01 49 00 16 77
pop: 01 49 95 06 77

真ん中の3つの数字意外は全部同じ!住所も離れていたのに不思議なことでした。お陰でお互いの電話番号を直ぐに覚えました。
売った鍋や食器はその後popさんに大いに活用され“こんなに使えたのかぁ”なんて思いました。




次にノアゴンとの出会い。


生き物大好きな私が、動物無し生活にも限界が来はじめ、犬飼いたい病にうなされていたのがきっかけでした。動物欠乏症は日増しにひどくなり、終いにはカタツムリを何匹も近所で捕まえて来て飼い始めた私を見た(見かねた!?)popさんが“よし!じゃあ猫を飼おう!”と宣言。正直なところ“えぇ~、犬じゃなくて猫なの~”と半分気乗りしないまま、日本人新聞の“ペット譲ります”の欄を探し始めました。最初に電話したお宅は、日仏ハーフと思われる子が出て“ネコハ、ゼンブ~、モウ、アゲマシタ~”でダメ。2軒目がノアゴンを下さったヴェルサイユの日仏家族の方のお宅でした。“もぅ黒猫ちゃんが1匹しか残っていないんですけど、取り敢えず見に来て頂いていいですか?”



これがノアゴンとの出会いです。ノアゴンの元飼い主さんJさんとのお話は以前の記事をご覧下さい。(9月18日「ノアゴンうちの子記念日☆」参照)
写真は本邦初公開のノアゴンのママ猫さんです!ノアゴン達を生んだ日に、Jさんちのお嬢ちゃんに抱っこされているところ。やっぱりノアゴンと顔立ちが似ています。ロシアンブルーよりちょっぴり黒めのグレーです。



あの新聞“パリ ー 東京”が無ければ、popさんともノアゴンとも、つまり私たち家族は出会っていませんでした。あの時に新聞を取りに行かずに読まなければ今頃どうしていたんだろうなぁ。何だか不思議な気持ちになります☆