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最近の幾つかの記事にも書きましたが、ノアゴンは幼少期、とても体が弱くて餌もごく少量しか食べず、そのせいもあって体は小さく性格も内気で臆病でした。そして、ワクチン注射でひどい副作用で吐き続けてしまった事をきっかけに出合ったのがこの本です。




ホメオパシー医療を行うアメリカ人獣医さんの書かれた本です。ホメオパシーは人間の治療としてご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、植物等によるパワーを利用して行う同毒療法と呼ばれる治療です。何故同毒と言うのかと言えば、“毒をもって毒を征す”発想から。例えば、ショックで引きつけを起こしていたり、心停止している等の重篤な症状を呈している場合はトリカブトやストリキニーネ、ジキタリス等、健常者が用いると猛毒な物を使います。これは極端な例ですが、ホメオパシーを知る上で解りやすいかと思います。




ホメオパシーだけで無くて、イギリス人医師エドワード・バッチ博士のフラワーレメディや薬草療法を組み合わせて書かれ、ペットとホリスティックに暮らす事を説いています。当たり前に食べさせている市販のフードの悪さ、安易に頼っているワクチン注射や抗生物質、ステロイド治療がか弱き小さな体に与えるダメージと副作用等々、目から鱗状態で本がボロボロ、ページが手垢で変色するほど読みました。




特にワクチン注射については、ノアゴンで身をもってその怖さを知ったので、先生が書かれている症状がいちいち当たっていて感心すると共に反省しました。ワクチンは絶対的に有効な物とは程遠い上に、無効どころか非常に危険を伴う物なのです。特に何種類もの混合ワクチンや、ブースター投与は免疫力を落とし、まだ幼いペットや老齢のペット、体に病気を隠し持っているペットにとっては命取りにさえなります。獣医さんにとってはワクチン注射は大切な収入源ですし、犬にとっては欠かせないワクチンもある事も確か。しっかりと見極めたい物です。




猫の場合、完全室内飼いならば殆んどの病気は懸かる事は無い訳ですし、多頭飼いや野良猫は病原菌を保菌している事が多いので、ワクチン接種による急激な免疫力の低下で突然具合が悪くなり、病気を発症させる引き金になり兼ねません。特に猫エイズの猫にとっては絶対に危険なのです!




可哀想にノアゴンは無知な飼い主のせいで3種混合ワクチン接種をされて、大変な思いを1週間以上しました。

フードも先生のレシピ通りに作れば、防腐剤も一切ない新鮮なフードがあげられます。うちでは今でも、手作り食と缶詰めとドライフードが半々ぐらいです。




ハーブを育て始めたのも、自分の食いしん坊な口の為でもありますが(笑)、ノアゴンの為でもあります。先生の薬草療法にはよく新鮮な無農薬のハーブが出て来ます。腎臓にはパセリ、また人間にとっても万能薬のカモミールやポットマリーゴールドは煮出して飲み水に薄めてあげてます。



先生の書かれている事は、劇的効果を直ぐにあげる一般的な獣医さんでの治療とは違います。病気を押し留めるだけの治療と違い、小さな体に負担を掛けずに心身共に根本から健やかにするよう働きかけるものです。
これは手間や根気のいるアプローチだったりもして、全てをこの通りにやるのは難しいのも確か。でも、簡単に始められたり気を付けてあげられる事が身近に沢山あるのです。




例えば、無闇に猫を外に徘徊させない(当たり前だけど病気を防ぐ上では最重要)、タバコや排気ガスに出来るだけさらさない、きちんとマメに掃除をして清潔に保つ、質の悪い餌を食べさせない、ワクチン注射を出来るだけしない、質の良い水を飲ませる。。。簡単に実戦出来る事です。



小さな体だからこそ、少しの事に影響を受け易いペット達。しかし、この本を読んでいると自分自身の生活まで見直す事がいっぱいあるなぁ、とさえ思います。

獣医さんとの良い関係の築き方も考える指針になります。日本にはまだホメオパシー専門の獣医さんは多分少ないと思いますが、一般の獣医さんでもホメオパシー医療を認めて一部採用されている所もあります。日本の獣医さんを決して否定するわけでは無くて、自分のペットに合った上手な取捨選択をする事が大切なんだと思います。



ペットを飼われている方に是非是非オススメしたい本です☆


◆ ~ペットとホリスティックに暮らす~
猫の健康ガイド

リチャード・H・ピトケアン 著

中央アート出版社
(犬版もあります)


暮らす編の他にも、食事編、ライフスタイル編がそれぞれ犬、猫ともにあります。Amazonでも購入可。