私達がフランスから帰り、宮崎に暮らし始めた頃のお話です。




私達はスーパーへ買い物に行く時は、殆んどいつも二人で一緒に行きます。それは、食材を見て二人で色々と相談しながらメニューを考えたり出来るから。うちの彼popはお母さんが料理屋さんをやる血筋からか、料理が大好き!現に台所に立つ回数は私よりも多いほどで、しかもウマイ!なので買い出しは一緒、が基本なのです。





この習慣はパリに居る時からのもの。私はパリに5年、popは10年近く居たのですが、その為に食材をはじめ様々な場面でフランス語の単語の方がしっくり来る事があります。





例えば食材では、鶏肉はpoulet(プレ)、豚肉はポール、ハムはジャンボン、ズッキーニはクルジェット、ほうれん草はエピナル、ねぎはポワロー、アスパラはアスペルジュ、いちじくはフィーグ、小麦粉はファリーヌ等々…
何故かフランス語で言う事が多い物です。





当然、宮崎に帰ってからも同じようにやっていました。するとある日のこと…
popの友人の家に遊びに行った時のことです。その友人の奥さんが私達が遊びに来ているのを見て、ひどく驚いています。理由を尋ねてみると、なんと私達の事を外国人カップルだと思っていたと言うのです。「だって言葉は何か英語かなんか(フランス語です(^_^;))喋ってるし、見た目もここら辺の人とは違ってるもんだから。」ですって!





「確かに食材とかで、時々はフランス語を言うけどずっとでは無いし、奥さんの勘違いだね!」と言うと、奥さん「いいや、私だけじゃないよ!○○さんもそう言ってたし、他にもそう言う噂をしてる人がいた!!」だって(@_@)







そう言えば、高校時代の友人でとても面白い子が居ました。彼女は地味で穏やかなのですが話してみると、非常に個性的で、直ぐに仲良くなりました。




その彼女が私がパリへ留学して2年目か3年目に送って来てくれた絵手紙。“chat-vertちゃん、暫く会わないけど元気ですか?フランス料理は美味しいですか?私は最近、フランスの空気を吸い、フランスの食材で作ったフランス料理ばかり食べていたら、きっと顔がフランス人ぽくなると思っているのですがどうだろう?
インド料理やカレーばかり食べてる友達はこの頃、ターバンが似合いそうな顔になって来たよ。”フランス料理を食べるフランス人と、カレーを食べるターバンを巻いたインド人の絵がまた笑える!





ユニークな発想の彼女らしくて大笑いしちゃったけど、一理あるかも。
彼女は頭も凄く良くて、読書家で、絵も上手く、そのイラストは豊かな発想力で注目され、ポスターコンクール等でしょっちゅう入賞するほどの腕前でした。しかし、高校卒業後はアッサリ地元の女子短大へ。自分の才能や学力に気付いていないところが、また庶民的な彼女らしい…






…閑話休題。言われてみれば、私達、見た目がこの辺の人とは違ってます。まずpopは背が185cmもあるから目立つ!宮崎では珍しく二人とも色が白い方だし。それに“農家ファッション”で買い物に来る人が多い中、二人して黒っぽい格好してブーツに襟巻きやベレー帽なんか被ってたらそりゃ外国人と勘違いする人も居ようかと言うもの。





何しろここは宮崎の中でも田舎で農家の多い地域。要するに浮いてた訳(笑) でもさすが田舎は狭い!1年もしないうちに町中と知り合い、は大げさだとしてもどっかの外国人疑惑は晴れたみたいです(笑) 私の様なよそ者は珍しいので「東京の人は色が白いねぇ。」とか話し掛けられたり。でも私、東京出身じゃないんだけど、この辺の人にとっては都会=東京だからね(゜∇゜)




よそ者で珍しいからなのか頂き物も次々で、凄く助かっています。田舎の人、優しい☆





今日もまた二人で買い物行ってきます!