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友人で猟をする人がいるのですが、この時期は猟の期間なのでうちにも何かとお裾分けがやって来ます。猟期は11月半ば頃から2月半ば頃迄の3ヶ月間。友人が持って来てくれる物は鹿、猪、鴨等など。 このジビエ物は我が家のノアゴンの大好物。がぜん目の色が変わり食い付きが違う( ̄○ ̄;) 割に人見知りするノアゴンですが、この友人が来る=美味いジビエにありつける、と覚えている為なかなか愛想がいい(^。^;) 意地汚いわよ、と思いつつもよっぽど好きなんだなぁって。
この友人がいい人で、月に2回ぐらいはお土産の獲物をぶら下げてはやって来てくれて、ジビエ料理を共に楽しみます。 私のピアノを聴いたり猫達にもご馳走したり、と2、3時間程マッタリとしていきます。


写真のスープはその友人がたっぷりとくれた鹿の骨付き肉と香味野菜をグツグツしている物。 黒っぽくてちょっと見た目は美しくないけど、これを漉せば鹿のフォンの出来上がり☆鹿は脂が非常に少ないし意外とアクもそれほど出ない。香味野菜は 玉葱、人参、セロリ、ニンニクそれにブーケガルニ。 ちなみにこのブーケガルニはうちの庭の月桂樹やローズマリー、チリペッパー、オレガノ等で出来た自家製です。


これだけ大きな鍋で作っておけば様々な料理に活用出来ます。醤油で味付けすればうどんやおでんにもいいし、トマトやバルサミコを加えて煮詰めるアレンジをすれば深みのある肉料理のソースに!
もう、1週間以上ストーブの上で炊き出しているのでそろそろ漉して冷まし、ビンに入れて保存しなくては。 鴨ダシも美味しいけど、この鹿スープのうどんはかつおと昆布のダシとは全く違った美味しさ。甘みがあって絶品なのですo(^-^)o


フランスでは日本とは比べ物にならないぐらいジビエ料理は豊富。ジビエ期間中は肉屋さんにはズラリとうさぎちゃんやキジ、鴨等が毛皮付きの、そのまんまな姿でぶら下がっているし!(買った事は無いけど…) 美味しいジビエ料理を売り物にしているレストランもあります。 私のお気に入りだったのは8区のTernesにあるお店。先日ご紹介したマリアージュ・フレールのすぐ近く。偶然入ってみたお店だったのだけど鹿でも猪でも、どうやったらこんなに柔らかで美味しく出来るのかしら、と思わせるの! 一度、ここで食事をしてからサル・プレイエルでコンサートを聴こうとしてたら、余りの美味しさについついウットリとしてしまって前半に遅れてしまった事さえありましたf^_^;フランスではコンサート開始時間が普通夜8時、と遅いんですけどね…
ワインも、お椀の様に大きくて飲み口の方がすぼまって狭くなっているタイプのグラスで出されて、じっくりと香りが楽しめる。これが美味しいジビエ料理とぴったりで最高! 小さなお店だったけど今でもあるかなぁ?
パリでジビエの時期だったらお試しあれ。

◆ Le p'tit Bougnat 118,bd.Courcelles
75008 PARIS