旅の締めくくりは、原爆ドームと広島平和記念資料館。
広島平和記念資料館は、たった50円の入館料で、
全て観るのに3時間以上は必要なほどの展示があります。
弥山を満喫しすぎた為、広島市内は2時間半ほどの滞在に。
途中、省きながら急ぎ足での鑑賞となってしまい、とても残念です・・・。
平日の午後でしたが、外国人の方や男性お一人の方など、
たくさんの来場者がいらっしゃいました。
原爆を投下したパイロットは、恐ろしく巨大な
きのこ雲を見て何を思ったのでしょうか。
原爆を受けて熱傷に苦しんだ人々は、
どれほどの痛みを感じたのでしょうか。
色々な想像を巡らせながら館内を進んでいきます。
直視できないような写真も多数あり、悪夢としか
思えない光景に見ていて苦しくなりました。
けれど、これは現実に起きたこと。
今を生きる私がきちんと見て、
今後の為にどうしたらいいかを考えなければ。
世界で起きている核実験の写真や年表、
核保有国と保有量についてのパネルもありました。
核実験の後の風景と、ガスマスクをして防護服を着ている
作業員が写った写真。
ここに地球の未来図を見ました。
人間がいない海の沖合いだから、人が全く住まないような土地だから。
だからといって、実験を行い、核を撒き散らして良いのでしょうか。
核の脅威を知っていながら、水や土が汚染された結果、
地球に生きる生物の体を蝕むということを考えないのでしょうか。
同じ地球に住んでいても、自分には影響がないと思っているのでしょうか。
・・・不思議でなりません。
修復の為、足場が組まれていた原爆ドーム
2011年の平和宣言から、以下抜粋です。
「体重40キロの私の体は、爆風に7メートル吹き飛ばされ
意識を失った。意識が戻ったとき、辺りは真っ暗で、音の無い、
静かな世界に、私一人、この世に取り残されたように思った。
私は、腰のところにボロ布をまとっているだけの裸体で、
左腕の皮膚が5センチ感覚で破れクルクルッと巻いていた。
右腕は白っぽくなっていた。顔に手をやると、
右頬はガサガサしていて、左頬はねっとりしていた。」
下記のサイトで、全文がご覧になれます。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/declaration/Japanese/2011/index.html
現実の悲惨さを知って、自分たちの住む地球をできるかぎり汚染しないこと、
平和で住みよい環境をつくって行くことに、世界中のみんなが
目を向けないと取り返しがつかなくなってしまう・・・心の底から思いました。
短い時間でしたが、この恐ろしさを目の当たりにし、
妹と一緒に考えることができて、本当に良かったです。
山登りでパワーを充電した後に、最後しんみりしてしまいましたが、
実りの多い1泊2日の旅でした。
誘ってくれた妹に、感謝です![]()
