Shien.Labの公認受験サポーターを担当しております二宮です。
恒例の日曜日投稿です。
1級キャリアコンサルティング技能士試験では、事例相談者の面談を適切に振り返り、問題点を明確にすることが求められます。
でも、その振り返りの際に「事実」と「解釈」が混同されてしまうことが多いなと。
今回は事実と解釈について考えてみますね。
試験の時だけではなく、普段から意識しておきたいことだなと感じます。
事実と解釈の違いとは?
事実
●客観的に確認できるもの
(例) 相談者が面談中に長い沈黙があった。
●誰が見ても同じように捉えられるもの
(例) 相談者が「仕事が楽しくない」と言った。
●相談者や事例相談者の発言、行動、表情など
(例) 事例相談者が面談中に同じ質問を3回繰り返した。
解釈
●事実を基にした主観的な見方や判断
(例) 相談者は面談に消極的だったのではないか。
●相談者の意図や心理状態の推測
(例) 相談者は職場に強い不満を抱いているに違いない。
●事例指導者が考える「問題点」や「改善策」
(例) 事例相談者は適切な問題把握ができていなかったのでは?
どうですか?
「事実」と「解釈」を分けると、整理がしやすくなりませんか?
具体的な事実と解釈を分けた指導法
事例相談者の話す内容を事実と解釈で整理する
事例相談者が「相談者は◯◯と言ったんです」と言うと事実ですが、「〜だと思うんですよね」というのは、事例相談者の解釈かもしれません。
このあたりを整理していけると、事例相談者の課題も明確にしやすくなります。
自分が伝えるときも事実と解釈を意識する
事実を伝えるときは、「◯◯の場面で、△△という発言があったのですね。」
というように面談の具体的な場面を明示します。
解釈を伝えるときは、「こういう可能性も考えられますが、どうでしょう?」というように、仮説として提案できるといいかもしれません。
例えば、
「もしかすると、相談者はまだ自分の考えが整理ができていなかったのかもしれませんね。」
事例相談者自身が振り返るきっかけを作りにつながります。
「なぜそう考えたのか?」を意識する
自分が持っている解釈が、どの事実に基づいているのかを常に意識することが大切です。
「なぜそう思ったのか?」と自問しながらフィードバックを考えると、事実に基づいた適切な指導ができるようになります。
まとめ
事例指導では、事実と解釈を分けて考えることがとても重要です。
事実は、客観的に確認できるもの
解釈は、事実をもとにした主観的な見方や判断
事実を明示し、解釈は仮説として提案することで、納得感のある指導に
この視点を持つことで、試験においても、実務においても、より効果的に進めることができるようになります。
ぜひ意識してみてください!
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参考リンク
