今ではそこを抜けて、広い広い地平線の見える平原へ出ていたのです。
そこに佇み、初めて見る光景に戸惑いと不安、怖さなど抱えながら、心の拠り所を探している感じです。
これまで慣れ親しんだ大きな木も無い。
険しい山道も無い。
そんな時、ふと振り返ると、そこには懐かしい森が見えます。
つい「知っている」という安心感で、ふらふらと森へ向かってしまうけれど、そこへ向かう事は元来た道を戻る事になるのです。
これまでに森の中でうまく進む事をして来たのなら、急に環境も雰囲気も変わってしまい、何をどうしていいかわからないのですよね。
それはきっと誰もがそうなるのだと思います。
人は慣れていないものや、知らないものには不安や怖さを感じます。
けれど、もし、これまでの世界だけではなくて、見たことのない世界、自分の頭では考えつかないような世界を見たいのならば、その漠然とした不安を抱えたまま、この草原を進むしかないのだと思うのです。
それは、これまでの世界を捨てるということではなく
世界を広げる
ということ。
「森も知っているし草原も知っている」という状態になること。
どちらかを選ぶ訳ではありません。
森か草原か、ではなく
森も草原も、です。
地図があれば、その通りに進むのだろうし、寄り道すれば何があるかも分かる。
それはそれで楽しい道のりなのだけど、そのわかっている範囲からは出ることができません。
地図がないのなら、進みながら今を生きるしかない。
その積み重ねこそが、人生になっていくのだと思うのです。
そして、奇跡と言うのは、自分の頭では考えつかないような事が起こるということ。
その道の道のりには、きっとたくさんの奇跡が待っているのです。
Would you like to go see a miracle together?
