樹木希林さんに仲代達也さん。
なんという豪華なキャスティングなんでしょう。
そして、若手も素直そうな松坂桃李くん、
役にぴったりだったと思います。
泣かせようという目的が見え見えの作品は
嫌いな私ですが、
そうではなく
涙がこらえられなかった作品に出会えると、
心が揺さぶられたということだと思います。
そして、よい作品に出会えたなと思うと
見たあとで、すがすがしい気持ちが残ります。
なにも、怖いものがなさそうに見える、
希林さんが私は大好きです。
人間なんだから、
怖いものがないなんてありえないけど、
ないように見える人に私はなりたいです。
それは、おこることすべてを
受け止める覚悟ができているということ。
まったくできていないけれど、
そういう人に私はなりたいです。
映画の中でも、
そんな腹をくくった人に見える
希林さん演じるおばあちゃんが
実は、もちきれないほど大きな
心の荷物を背負っていました。
それでも、受け止めて生きることのつらさを
怖いな・・・と思いながら見終えました。
私に足りない腹くくり。
弱点はその臆病さ・・・。
でも、それでも、まわりにそのことで
迷惑かけないですむように、
気をつかわせなくてすむように、
先日、ブログで書いた
よしもとばななさんの小説
「じゅーじゅー」に出てきたママのような
すいすい泳ぐように見える生き方を
したいな・・・と思うのです。
