Aさんは音楽家であり、猫大好きマダムです。保護猫をたくさん飼っておられます。しかし、全国で、海外での演奏があるため、お家をお留守にしがちです。そのため、猫たちのためにちゃんと専属のキャットシッターさんがおられます。

 

Aさんは先日、あの流行り病にかかってしまい、39度5分の高熱を出して寝込んでいました。すると、ある生徒さんから1本の電話が…

「先生!家の前にちっさい猫がうずくまっています。」

「はぁ…」

正直、Aさんはしゃべるのもしんどい状況で、でも電話の相手にはそんなことはわかりません。

「先生!全然動きません。どうしましょうー。」

「…じゃあうちに連れてきてください。」

Aさんは半ば朦朧とした状態でしたが、そう言って電話を切ったそうです。

 

早速連れて来られた白キジ君、ガリガリに痩せていて、あちこち泥だらけで汚れていました。とにかく、でも、Aさんのお宅には猫がたくさん居るので、新入りはまずノミマダニの駆除と猫エイズ・猫白血病にかかっていないかどうかの検査(面接試験)を受けないと、Aさんの家族にはなれません。