これまでお話いたしましたように、ネピアは介護始まり初盤の10日間は断食、中盤10日間はV字復活してもりもり食べ、終盤10日間は強制的に食べさせましたが、次第に自分では食べなくなりました。

 

終盤の10日間のお話をいたします。

 

第163病日に、ネピアは急速に元気食欲がなくなりました。右後ろ足の踵が赤く腫れていて、触ると嫌がりました。第165病日にはそこに膿がたまり、破けて出てきました。生後1.5ヵ月の時と同じような光景でしたが、そのとき膿んだのは左足でした。

 

ネピアはどうしてこんなことになるのだろう?…そう思いながら、自宅の洗面室でネピアの足の傷を洗浄しました。とても痛がり、ネピアは泣きわめきました。すると、カッツがやってきて私に、『ネピアは痛がっているし、やめたって。』と抗議しました。

 

ネピアはそれ以来、傷も治りませんでしたが、全く食べなくなりました。それでも私は、ネピアに強制的にミルクを飲ませ、薬を飲ませ、点滴を続けました。しなければいけないような気がして。

 

●水は飲みますが、食べません。

 

第169病日の朝、仕事は休みでした。私は急に、いつもお世話になっている占い師のところへ行きたくなりました。というのも、動物病院の開業届けの書類には、病院の名前を書かないといけません。その名前のアドバイスをいただくためにです。

 

病院にどんな名前が良いのかは、何か計算式があって答えが出るものじゃないですよね。それならいっそ、第三者に決めてもらおうという意図です。

 

ただし、その占い師のところに行くためには、片道2時間半は電車に乗らないといけません。夕方、家を出ました。そして、病院の名前が決まり、かなり気分はすっきりして家に帰りました。夜22時ごろでした。

 

帰ると、ネピアは血が混じった嘔吐物の上に横たわっていました。と共に、眼球が細かく揺れていて(眼振)、意識はありませんでした。ついに、お迎えがやってきたと感じました。