ネピアは、寝るときは私と一緒でした…猫に腕枕されるなんて、これまで飼った猫ではありえませんでした。寒い冬には毎晩、布団に入ってきました。ただ、そのまま朝まで腕枕で寝たことは、一度もありませんでしたが(苦笑)。いつも30分もすると暑いのか、飛び出してどこかへ行ってしまいました。

 

私が仕事から家に帰ったときも、真っ先に玄関に走ってきて、声を張り上げて鳴いていたのは、いつもネピアでした。私は仕事から帰るとまず、門の横の郵便受けを開けます。木製で、扉にマグネットがついているその郵便受けは、開けるとき『パカッ』と小さな音がするのですが、室内にいるネピアにはその音が聞こえるようで…その3秒後には、玄関のすりガラス越しに、走ってくるネピアのシルエットを見ることが出来ました。

 

 

ネピアのいなくなった今では、私が郵便受けを開けても、玄関の鍵をまわしても、玄関のドアを開けても、誰もお迎えには来てくれません。亡くなって初めて、ネピアの偉大な愛を感じた私でした。もう遅いのですが…