前の記事で、秋の過去問の取り組みについて書きました。
それに関連したことで、大事なことをこの動画を見て思い出しました。
バドミントンのメダリストが、インターハイ出場校をサプライズ訪問して指導するお話です。
動画の12分30秒くらいから、高校生の質問に対する応答が始まります。
その中で、こんなやりとりがありました。
「大舞台で力を発揮するための心の持ち方を教えていただきたい」
・試合では基本練習でやってきたことしか出せない。
・どれだけ試合に近づけられるかは、準備次第。試合の緊張感やプレッシャーをどれだけ日々の練習に持ち込めるか。
・試合のように、どれだけ日々の練習を積めるか。
「レシーブするときに気をつけることを教えてください」
・自分が出した球に対して対応を予測すること(技術的な話)、一点でも取ろうと喰らいつく、諦めないこと(精神的なこと)
普遍的な考え方ですね。
どんな競技においても、トッププレイヤーは同じようなことを言うと思います。
例えば、
あるラケットスポーツの下位レベルの選手の練習では、自分が打ちやすいポイントで全力で気持ちよく打つ練習に力を入れます。
それができるのは10回のうち2、3回あればいい方でしょうか。
実際の試合でそんな都合のいい場面に遭遇することはないので、「練習のための練習」でしかありません。
*競技を始めたばかりの初心者なら、フォーム固めのためにそういったフェーズがあっても良いと思います。
一方、上級者は、打ちにくいポイントでも足を運んで同じフォームで安定して打つことに意識をおきます。
7−8割程度の力の質を高め、ミスを減らす。
意識の面においても違いがあります。
前者は、練習だから何度ミスしても良いと考える。
後者は、チームの勝敗がかかった、絶対にミスできない場面をイメージし、その状態でも常に正しい技術的なアプローチを徹底する。
萎縮して弱きになるのではなくて、そういう場面だからこそ強気に攻めたり、単調にならないようにあえて遊び心を加えてみる。
「練習は試合のように、試合は練習のように。」
よく言われる言葉ですね。


受験において、過去問の取り組みにおいても同じだと思います。
家でリラックスしてやるのと、本番の緊張感のある環境で受験するのは全く違います。
だからこそ、自宅で過去問をやるときには、
「受験は今日で終わり。目標ラインに届かなかったら、別の学校に通うことになる。」
といった自己暗示をかけることで、本番さながらのプレッシャーを感じる必要があります。
まあ、それができる小学生はあんまりいないと思いますので、
親がプレッシャー
をかけるだけなんですけどね〜
「同じ入試問題は1回しかできないんだから、絶対に無駄にするなよ💢」
「入試の休憩時間にソファでくつろげる学校があるか💢 試験の休憩時間にやることを考えて過ごせ‼️」
「記述問題で1行消したら、書き直しに何秒かかるのか考えろ。
シャーペンの芯が折れたら、カチカチして芯を出すのにかかる時間を測れ。その間に何文字書けるのか考えろ‼️
一点でも取るために必要な筆記用具の使い方を身につけろ💢」
という感じで、圧をかけ続けておりました。全然優しくできません。
・・それもあって今の反抗期につながっていると思うのですが😂
親にこれだけ強く言われても、
秋の大事な模試の試験中に居眠りしてほぼ白紙の答案を提出。
偏差値が全く参考にならない成績を取ったりするのですけどね・・😭
わかっていても実践させることの難しさよ・・・。
(ブログで偉そうなことを書いている割には、「口だけだな」、と思えてきました・・・。)
そんな我が家のダメっぷりはおいといて・・。
高いレベルでスポーツをやる良さの一つは、勝つために必要なメンタルモデルを身につけられることだと思います。
多分、好きなことを楽しくやるだけ、勝ちにこだわらないスポーツでは、それを学べる環境にないと思います。
「大観衆の甲子園で、あと一球で試合に勝つか負けるかが決まる打席に立っている」
こんな状況を毎日イメージして練習しているのは、勝ちにこだわる環境だからこそ。
スポーツに打ちこみ、勝ち負けにこだわっているお子さんたちには、
バドミントンの動画のメダリストたちが言わんとしていることを学んでいただきたいです。
ちゃんとした指導者がいるレベルの高い環境であれば、
同じようなことを言われているはずですけどね。











