読んでみました、
『中学受験自走モードにするするために親ができること』
本書の構成は次のようになっています。
・中学受験は戦略次第
・自走モードへの道筋
・自走モード作戦会議 (Q&A)
・我が子を伸ばす運命校
総評:
著者の長年の家庭教師、受験コンサル経験からみた中学受験全般に対する戦略、考え方がわかるものになっています。中学受験において"成功"するために、どんな子が適しているか、どんな子になれば有利か、ということで「自走モード」をキーワードとしています。
多くのサンプルを見てきた経験から出てくる知見、言葉には多くの家庭に参考になるものがあると思います。新しく得られるものが多いというよりも、実感として、「そうだよな」というものが多い。
ただ、そういった確証を積み重ねて方向性・戦略を決めることは、素人の独りよがりにならないためには重要だと思います。
最終的に、子供のことをよく知っている親が判断すればよく、その点は著者も強調しています。ただ、家庭の方針とか目の前の子供に視野が狭まるあまり、マーケット全体(同年代の今の動向、学校産業の未来の動向)の動きを考慮しないで手を打つのは悪手になりかねません。
あらゆる角度から情報を集めたり、人の意見を踏まえて・・、目の前の一人の人間を見て判断する、そのための一助になる書籍だと思いました。
以下、重要だと思ったポイントをいくつか引用します。
"中学受験に成功することそうでない子の差は、ほんのわずかだということ。
「本人がほんの少し。「主体的になれたか、どうか」"
"受験や勉強を「自分ごと」として意識して、行動できるモードに入れるかどうか"
これはその通りだと思います。
ただ、「受験してXXに行きたい」、という動機が生まれない段階ではなかなか難しいところでして・・・。その動機作りのために文化祭などは最適だと思うのですが、ここ2年その機会が減少しているのは痛いところです。
受験じゃなくて、スポーツその他のやりたいことが中学校だとさらに頑張れる、そんな動機があってもいいと思うのですが、目標設定、達成志向、といったコンピテンシーには我が家の娘は今の所興味がなさそうです。
唯一、SAPIXのクラスは落ちたくない、テストで空欄が多いのは悔しい、というプライドがちょっとあるところはくすぐりポイントかなと思っています。
ピアノとか絵画を追求したいと思うなら、それでもいいのですけどね・・練習嫌いだしww
"自走モード覚醒の4条件
①計算力
②国語力(読解力)
国語力では、1年で30冊の本を読む。伝記、サバイバルシリーズなどの学習系を含む漫画は0.1冊、娯楽系漫画雑誌は0.01冊、ライトノベルは0.2冊換算
"「ハリー・ポッターは最強」ジンクス ー『ハリー・ポッター』シリーズ全巻を読んだ子は合格する。これは僕の中で、まだ破られていないジンクスです。これには理由があって・・・"
③体
④習慣
小さい頃に比べるとバレエの練習量が減って、教室も緩くなって、外遊びも減って(近所の友達もあまりおらず、積極的にしたがらない)、体づくりは不安を抱えるところです・・。
ハリーポッター全巻(1-7巻11冊)読破は2年生の4月から5月上旬にかけて早々に成し遂げ、すでに半分くらいは2周目に入っています。
このジンクスを心の拠り所にして頑張っていこうと思います![]()