終戦記念日が近づくと、戦争に関するテレビ番組が増えます・・、

という時代も変わってきているようで、戦争とか歴史で検索しても顕著に関連番組が少なくなりました。去年は、ひめゆりの塔、原爆、山本五十六、戦艦大和など、見つけて録画したものですが、今年はさらに輪をかけて減ってきているような気がします。

 

自分の子供の頃は、祖父母をはじめとした戦争経験世代が多く、直接戦争体験を聞くこともできましたし、地元の発行する復員者向けの会報誌のようなものを祖父母宅で眺めたりしていました。戦争の映像をテレビでもよく見たものです。団塊ジュニア世代はそんなものではないでしょうか。・・・当時、戦後30−40年だったわけですが、今から30年前って1991年。白黒映像は大昔の出来事のように感じさせましたが、今の感覚では全く大昔に思えませんね (汗)

 

脱線しましたが、戦争がどんなものだったかを少しでもリアリティを持って記憶していくことは今の世に生きる者の使命だと思うのです。

(受験で重要とか、そういうレベルの話でなく。)

 

 

ところで、最近娘が読んだ本「みらいへはばたく おんなのこのでんきえほん」に、ライトな「アンネ・フランク」のお話がありました。

その物語をきっかけに、ドイツ、ナチス、ユダヤ人というキーワードに関心をもったらしく、色々と質問をされました。

 

その中で、『ナチスに反対する勢力を逮捕したり処刑しようとしていた場面が、

サウンド・オブ・ミュージック」にも出てきているよ。』という話を紹介すると、

ええっ!?びっくり」と驚いていました。

 

* 「サウンド・オブ・ミュージック」は娘が3歳になった頃から延べ30回以上は見ているのです・・。

ブルーレイを購入した直後の3日間で5回は見ています。

初めて自宅で上映が終わった夜23時頃、画面に The End の文字が出ているときに娘が放った一言が

「もう1回みたい。」

アナと雪の女王が好きだったから、ミュージカル調の歌や演技がハマるかなと思ったら想像以上で、映画中に登場する人形劇も大好きでかなりの頻度で繰り返し見ていました。

 

 

最後のシーンで怖い人たちに追いかけられて教会の地下に隠れ、山を超えて逃げたのも、

ナチスのせい。

リーズルの恋人ロルフが敵側に回ったのも、彼がナチスの党員になったから。

 

お父さん(トラップ大佐)がパーティーで怖そうな人と険悪なやりとりをしていたのも彼らがナチスで憎い存在だったから。

 

小さい頃は、なんとなく怖いシーンだという印象だけが残っていたようですが、

歴史の知識がすこしずつ身についてきたことで、ナチスドイツと併合されるオーストリアの関係が背景にあるということもなんとなくわかってもらえたようです。

 

まさに、知識によって、これまで見ていた世界の別の側面に気づけた、ということですね。

 

あらためて映画を見直したことで、

最初にロルフが執事に手紙を渡しているシーンでその兆候が出ていることもわかり、

新婚旅行から帰った後に飾られていたナチスの旗を破ったシーンのトラップ大佐の反抗の意思についてもよく理解できたようです。

ストーリーやチャプターの内容は完全に覚えているので、会話の内容の細部や映像内に登場するナチスの卍に特に注目することができたのも大きいですね。

 

 

アンネの日記」についても読んでみたいということだったので、ライトではなく、ガチな分厚い本を買ってあげました。

 

知識をつけたい、という博学知のような欲求はあまり高くなく、

体型的に整理された情報本よりも、娘にフィットするのは物語です。

そういったもので戦争関連の本ってないかなあ。。と思って本屋をうろうろ。

 

見つけたのが「ビルマの竪琴」。

 

二十四の瞳」は読んだことがあるけど、改めて読んだら印象は変わるだろうか。

 

鉄は熱いうちにたたけ。

 

 

読み応えのある、ドラマチックな戦争関連物語が他にないかな・・。