1月14日(日)「雪女」
東京都青梅市にある調布橋のたもとには、「雪おんな縁の地」という記念碑があります。明治時代に活躍した文学者、小泉八雲による『怪談」に収録されている「雪女」の話が、この地の伝承を基にしたと考えられることから2002年に建てられました。
「雪女」の主人公は巳之吉という若い木こりです。ある日年老いた木こりと共に仕事に出掛けた巳之吉は、猛吹雪のため川の渡し守の小屋に避難しました。
夜中になると小屋に雪女が現れ、老人の木こりは生命を奪われてしまいます。
若い巳之吉は見逃される代わりに、「決してこのことを口外しないように」と念を押されました。数年後、結婚して子どもにも恵まれた巳之吉は、妻に何気なくあの夜の話をします。すると妻はたちまち雪女に変わり、「子どもたちを大事に」と言い残し、吹雪の中に姿を消してしまいました。
雪は人々の暮らしをおびやかすと同時に美しさも秘めています。昔の人は厳しい大自然のなかにも、神秘性や優しさを見出したのかもしれません。
寒い夜、先人たちは囲炉裏を囲んでさまざまな話をしたはずです。そんな情景に思いをはせながら、家族で民話に親しむのもいいのではないでしょうか。
【今日の言葉】冬の夜は家族で物語を楽しみましょう
《一言コメント》
怖いお話ですが、寂しい話でもあるなと思います。
民話の中には、私たちに気づかせたい先人の知恵が隠されているなと思いました
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※この記事は、コミニケ出版「月刊朝礼」より。ご希望の方は下記のHPで
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