写真はバレエ「春香伝」
肅宗(숙종=スクチョン)大王の頃、全羅道南原に、月梅(ウォルメ)という、キセンがいた。
彼女は、成参判と同居し、春香というかわいい女の子を産んだ。
春香は、顔立ちも端麗で、詩にも才能があり、美しい娘に成長した。
ある日、南原の府使(代官のようなもの)の息子、李夢龍(イ.モンリョン)は、
部下を連れて岡に登り、詩を詠んでいた。
その時、春香は、その前の茂みで、ブランコに乗って遊んでいた。
偶然にその姿を見た李夢龍は、春香に一目惚れし、部下を使って、呼んで来させた。
二人は、お互いに愛を確認しあった。
そして、その日の夜、李夢龍は春香の家を訪ね、百年佳約を結ぶ。
その姿を見た月梅は、二人の結婚を認めた。
それから、李夢龍は、毎日毎晩、春香のところに通うようになった。
そんな、ある日のこと、李夢龍の父の李府使は、出世して上京することに。。。
息子の李夢龍も、春香との別れを余儀なくされ、必ず帰ってくると言い残して去って行った。
新しく赴任した代官は、好色物の男だった。
キセンを50人もかかえては、春香にも手を出そうとしたが、
春香は、夫を待つ身だと言って、一言で断ってしまった。
それに腹を立てた新代官は、春香を獄に入れて、棒で叩く刑を命じた。
しかし、それにもめげない春香は、ガンとして、代官の要求を拒み続けた。
一方、上京した李夢龍は、一生懸命勉強して、暗行御史(韓国版、水戸黄門のようなもの)になり、
全羅道南原に派遣されることになった。
再び春香との再開を夢み、旅人風に変装して南原を訪れた暗行御史、李夢龍は、
春香が獄に入れられて、処刑を待つ身だという話を耳にする。
夜中にそっと牢獄を訪ねた李御史を、春香は、自分の夫だと気つかないまま、処刑を待っていた。
その時、代官の誕生パーティーが開かれることになり、多くの官僚が呼ばれた。
御史、李夢龍も呼ばれ、出席した。
代官は、その日も春香が体を拒んだら処刑するつもりでいたのだが、
その場にいた李夢龍は春香を救出するのに成功、
好色代官は、悪事を暴露され、クビになった。
貞節を守り続けた春香は、李夢龍から、ますます愛と信頼を受けるようになって、ハッピーエンドに。。
写真は、本のひとつ。。。「烈女春香守節歌。。。」
***「春香伝」は、朝鮮時代の、作家未詳の小説。
「パンソリ系小説」ともいわれている。
女性の貞節が美徳とされた朝鮮時代に、教訓とされ、人気があり、パンソリで幅広く演じられた。
「パンソリ系小説」ともいわれている。
女性の貞節が美徳とされた朝鮮時代に、教訓とされ、人気があり、パンソリで幅広く演じられた。
異本がやたら多く、どれが原本なのか不明の状態。
印刷技術がなかった時代の異本なので、内容がみんな違っていて、本によっては話が違っている。
この内容とは少し違う春香伝もたくさんあります。。。。
印刷技術がなかった時代の異本なので、内容がみんな違っていて、本によっては話が違っている。
この内容とは少し違う春香伝もたくさんあります。。。。
***キセン=歌や踊りを職業にした、貴族の遊び相手にされた女性
府使=いわゆる、日本のお代官様
暗行御史=変装して全国を巡回し、庶民を苦しめる悪徳代官を告発する、職業水戸黄門(?)
府使=いわゆる、日本のお代官様
暗行御史=変装して全国を巡回し、庶民を苦しめる悪徳代官を告発する、職業水戸黄門(?)
***参考までに。。。。 http://kr.blog.yahoo.com/yeo0933/1040







