昔、昔、トラがタバコを吸っていた時代の話。
桓因(환인,ファニン)という神様の息子である桓雄(환웅,ファヌン)が、人間世界を眺めていました。
父は息子に天符印3つを与え、三危太伯(今の太伯山脈)に降り、人間世界を治めるように言いました。
そこで桓雄(ファヌン)は、3000名の群れを引き連れて、
太伯山脈の頂上にある神檀樹(シンダンス)の元に降り、ここを神市と名付けました。
この人が、桓雄天皇(환웅천황)です。
風伯, 雨師, 雲師を治め、穀物、寿命、病、刑罰、善悪などを主管し、
人間の370もの仕事を受け持って、人間世界を治め、復興させました。
その頃、1匹の熊と1匹のトラが、いつも桓雄(ファヌン)に向かって、
人間にしてほしいとせがんでいました。
そこで、桓雄(ファヌン)は、よもぎ1束とにんにく20個を熊とトラに与え、
これだけを食べて100日間、太陽の光を見ないですごしたら人間にしてやると、言いました。
熊とトラは、これらを食べながら洞窟の中に隠れていると、熊は21日(3×7)めに、女の姿に変わりました。
しかし、トラは途中で我慢できなくなって、逃げてしまいました。
人間になった熊は、熊女(웅녀,ウンニョ)と名付けられ、常に子供が欲しいと願っていました。
そこで桓雄(ファヌン)は熊女(ウンニョ)と結婚し、男の子を授けました。
この子が檀君(단군)といいます。
檀君王剣は今の平壤(평양,ピョンヤン)に首都を定め、古朝鮮(고조선)を建て、1500年間治めました。

*この話は、高麗時代の層 一然(일연,イルヨン)が書いた三国遺事(삼국유사)という本の中にあって、
建国神話として有名な話です。
{紀元前23世紀頃(??)、古朝鮮}
*トラがタバコを吸ってたなどという表現は、大昔のことを意味する表現
2007.4.25.






