「先生、黄色の時はブログ、読みにくいわ~」
(はい、赤でーす)
・・・・へつ???
あれ??? ブログ、そんなにガチで見てらっしゃったんですか?
めちゃ、はずかしいやん!
にゃんこの毛穴からいろんな液がが出るくらい、びっくりしました(嘘)。
有難いことです。 最初は営業、そしてすぐに、実直ながん治療を受ける機会をみすみす失ってい迷われている患者さんとそのご家族へのなにか参考になればと初めたブログでしたが、まだ2回目の診察の患者さんとご家族に、笑顔でそんなこと言われちゃうと、
「了解! イエローは原則、禁じます!」
さて、本日の外来と、その番外篇についてちょこっと。
立ち上げたばかりの、当施設の私のセンター、立ち上げ数ヶ月は、
余裕(ひま~)
でした。だって、病院自体が設立1年未満の無名でしたもん。
でも、本日の自分の外来は結構忙しかった。
病棟と外来を何度も往復してました。
がん患者さんの外来は、高血圧や糖尿病のような慢性疾患の3分外来では絶対だめ。
病勢は刻々と変化し、臨床情報、体調、メンタル、複合的にケアする必要があります。
CTだってコンスタントに撮影するし、(一応放射線科出身のにゃんこは)その場で読影をして所見をつけて、患者さんに1時間以内(??)に所見を渡して診察します。
通常は、検査の日、診察の日、二度来るところを、にゃんこは絶対に一度で終わらしてます。これは全て、
「病院なんて必要なければそんなに来なくていい! 家にいた方が元気なんじゃ! 入院をやたら長くする医者はやぼじゃ!」
っていう気持ちがベースにあったりします。
・・・最初からあらぬ方向に脱線しましたが、本日の外来、内容は充実してました。
いろんな癌腫の患者さんを診察させて頂きました。
がんカテーテル治療は、絶対的な治療ではありません。本当に適切な対象者がいる、そしてそうでない患者さんも多い、これが真実。そもそも、高度進行癌に対して、治る治療ではありません。
他ではお手上げの患者さんでも、長期間病気と共存できる環境を作るのが目標です。
(某テレビ番組の影響は今でも尾を引いてます。カテーテル治療で完治する? うーん、KM医師のようだなあ。こわいこわい・・)
そこをちゃんと理解して頂き、適切な医療アドバイスすることが、にゃんこの第一の役目です。
既存の治療を、効果もなく、ただ医療者と患者さんが
「なにかやってる感、やらないよりはマシ感」
のマスターべーション的な感じで
副作用だけしかない抗がん剤をダラダラとやったりしてると、
はい、それはダメダメ、抗がん剤治療の素人ですか!
それなら、今一番困ってる臓器を、短期間に一度救済する治療を検討する価値はありますよ。
あなたは実際、肝転移が原因で肝機能がこんなに悪いじゃないですか。
肺転移が悪くて、こんなに呼吸がつらいじゃないですか。 喀血してるじゃないですか。
骨盤の病気が悪くて、性器出血が止まらないじゃないですか。
こんながん性症状があっても、
「がんだからしょうがないですね」 と言ってしまう医者にはなりたくない。 絶対に。
あらゆる可能性を駆使して、QOLを保った生活に戻って頂きたい。
だって、人間だもの。
生きてる以上、人間らしく、楽しく過ごして頂きたい。
そして長生きしてほしい。
だからこその、引き出しの数の多さが、当センターの魅力の1つだと思ってます。
実際に本日来られた患者さんのお一人は、カテーテル治療を本当に受けたくて、入院の段取りのための2度目の受診でしたが、ちゃんとした検査、そしてその検査の解析をすると、現在の全身抗がん剤治療が予想外に効いていたわけです。
お金儲けの良からぬ施設であれば、その事実を見過ごして、そこの施設の高額な治療に誘導してしまうのですが、
本日のにゃんこは開口一番、
「よかったじゃないですか!
私の外来に来て、私の治療以外のことをお勧めできる患者さんが一番ラッキーなんですよ」
と素直にいいました。
カテ以外の治療を自信を持って勧めるのは、それが明らかに意義があるから。他より価値があると感じるから。
カテーテル治療は、現状は住み分けの問題もあり、他の治療が難しくなってきた方に勧めることが多いですかね。
パワーはあります。効果も出る方もちゃんといます。長生きもしてる。ただ、効果が及ぶ範囲がピンポイント。
病気があちこちに散らばってる人は、全身治療が効いてるのであれば、それを勧めます。
ただ、多発してるからっていって、既に効かなくなって、他に(保険的に使用できる)種類がないからといって、漫然だらだらと効かない抗がん剤を投与する行為は、毒物そのものです。
それなら、ピンポイントでも一定の臓器を救う方が、患者さんにとっていろいろとプラスになることも多い。だから、そのような場合は、ちゃんと自分のがんカテーテル治療を勧めています。
こんな感じで、自分以外の標準治療の結果に喜び、よしよし、今日もいいアドバイスをたくさんできたぞ、と、ほぼ毎日仕事帰りに寄って、適当に酔ってしまう駅前の居酒屋に行きました。
(単身赴任で寂しいにゃんこ、昨日も誕生日でお世話になったところです)
たまたま居合わせた常連さんに、ご家族のがん治療のことを相談されました。
なんと、我々真っ当ながん診療医からは悪の根元である
KM医師!
にセカンドオピニオンに行かれて、まさかの路頭に迷い始めている状態でした。
常連さん自身も疑問をお持ちでしたので、まさに外来の延長ですね。そのまま30分くらいかなあ、ビール飲みながらお話させて頂きました(KM医師の非人道性も含めて)。
今日、先生と話せて良かったです!とにゃんこより若い常連さんにコメントして頂き、困ったらもう、この居酒屋付き合いだし、いつでも相談に来てくださいよ、FB友達申請、待ってます、と
(今日も番外編でまで、いいことしたなあ)
と充実して帰路につきました。
実は、さらに番外編があって、シャワー浴びた直後に、そこの居酒屋のママさんからお電話。
「なんやろ、またKT関係のめちゃお酒強い(めちゃお世話になってる尊敬する)先生でも来て、呼び出しかなあ、風呂入ったけど、行くか!(明日も外来やけど)」
と覚悟を決めたのですが、またまた常連さんが病気のことで少し悩まれていての、電話相談。
はいはい、毎日お世話になってるお店の常連さんは、家族同然。
がん専門医とはいえ、医者ですから、なんでも相談にのります。
ってな感じで、電話対応いたしました。
やはり、ちょっと知ってる立場の医療者にアドバイスされると、安心してくださるものですね。
ぶっちゃけ、こういう関係があると、なあなあな話になってしまうこともあるのですが、そこはにゃんこはしっかりしてると思います。ちゃーんと対応させてもらったし、その後もfollow しますよ。
以上、ダラダラと書きましたが、番外篇含めて充実した外来日でした。
今後も、カテーテル治療だけでなく、あらゆる癌腫、あらゆる状況の患者さんの道標になるべく、このような臨床とネットを活用した対応を継続したいですね。
外来、お待ちしておりますにゃんこ。
「がんカテーテル治療」
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