お疲れさまです。本日は、実はニャンコの誕生日だったりしてました(笑)。
そして単身赴任中でーす。
今日の朝一、家族から、弟から、親からメールが届きました。
40半ばのおっさんニャンコですが、誰よりも嬉しい家族からのメールでした。
そして、本日嬉しかったことがいくつかあったので、公表したいと思います。
1)がん診療をしている医師として、今日も1日、実直な診療、手術(カテ)が出来たこと
2)技術的難易度の非常に高いお二人の患者さまに対して、通常の自分の限界値以上に、なにか神様(僕の場合はいつもトイレの神様が多いのですが・・・論文書くとき一番居心地いいのは自宅のトイレでして、ニャンコと相性抜群です。今日はわざわざ自宅トイレから病院まで出張してくれたみたい)が降臨したかのようでした。狙った血管にはスパスパ入る、さあ、今から狙おうと思った血管は気づけば既に入っていた。こんなことの繰り返しで、お二人とも予定時間よりかなり短い治療時間で、技術的に完璧な治療をさせて頂きました。まさに、「神がかり的」でした。
3)チーム医療。ニャンコの普通のカテ手技は、判断、技術ともに、そこらへんの医者より圧倒的に速いと思います。時間をかけた手術は決まって結果が悪く、合併症の頻度が高くなります(これは一般外科の見解と一緒で、研究結果でも報告されてます。時間のかかるカテは、術者が下手くそ、そして良い結果が得られにくい、と思ってください)。無駄な手術時間は意識覚醒状態の患者さんの不安にしか繋がりません。ニャンコは、二日酔いの状態でも、結構コメディカルが驚くくらい(驚くことさえ出来ないくらい)の速さでカテやるのですが、最近はチーム医療を重視して少しだけペースダウンしてました。今日は久しぶりに、担当の技師さん、ナースさんの個々の動き、連携が素晴らしく、この施設に来て最上(最高とはまだ書きませんよ~)の出来でした。頼もしくなったね、みんな。みんなの成長が嬉しかったです。
4)新しいカテーテルデバイス(販売前)を使って、前回治療が技術的不可能だった患者さんに、一撃で問題の血管にカテを入れることが出来たこと。これは正直驚きました。腕があれば、どんなカテでも入れれる。そういう信念のニャンコです。99%はそれで入ります。デバイス(道具)に頼る、ましてや不成功を道具のせいにするのは、敗者の考え。そこまで自分を厳しくしてたのですが、前回「これは今の道具だと無理やわ~」と白旗を揚げたところに、新規デバイスとの遭遇! 扱い方がまだ定まってない、とにかく目新しいデバイスでしたが、患者さんの了承のもと使用、今回は俊足、光速でカテが入りました。(うちの優秀な技師さん、ニャンコのここ一番の手技の後、ニャンコが、「今、すごかったやろ~!」というと、「すんません、速すぎて見逃しました!」・・・・
本日も見逃されたので、あらかじめ設定したビデオでちゃんと確認できましたけど。
5)自分は非力。がん治療をやってる医者は、少なからずそう感じているのではないでしょうか。完治できない状況は、患者さんとそのご家族だけでなく、(ベルトコンベアー的視野の狭い医者を除いて)実直に患者さんに向き合ってくださる医師にとって、同じくらいつらいものです。厳しい状況に正解なんてありません。それでも、何も出来ない、やれない、0点の状態よりも、エビデンスまで到達してはいないが、十分に臨床の感触がある準標準的治療を、標準治療不応不耐の患者さんはもっと積極的にチャレンジする価値があると思っています。その際、やはり標準治療の限界、と言われた患者様は、病状が進んでいます。それでも、もちろん全員ではありません、恐らく半分前後だと思いますが、その人の次の生活の質、家族との関係、死生観、希望、など、positiveな部分に貢献できた方はいっぱいいます。本日も、まだ結果は当然わかりませんが、国内でもニャンコ含め数人しか出来ない治療を、心を込めてさせて頂きました。抗がん剤をカテから入れるときは、心底、効いてくれ、と祈りました。
6)単身赴任中の誕生日は初めてでした。ありがたいことに、単身赴任後の約半分の夕食飲みでお世話になっている最寄り居酒屋さんで、簡単なお祝いをしてもらいました。明日の外来があるので、ほどほどにしましたが、普段楽しく接してくれる非医療者のかたとの時間と言葉は、嬉しかったですねえ。
皇后様と同じ誕生日というのは前から知ってましたが、今も離れた自分の親兄弟、家族が、なんでしょうねえ、勝手に大阪に来ちゃったドラネコに、今でも連絡くれることに感謝します。
明日も大勢の患者さんが、カテーテル治療の適応に関して外来に来られます。
ほどほどのところで寝なければ!
おやすみなさい。
「がんカテーテル治療」
最後まで読んで頂いてありがとうございました。よろしければ、↓ ポチッとお願いします。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村