肝転移に対する治療方針についてご紹介いたします。
肝転移、これは、どのがんに関しても共通ですが、原発と言われる、最初のがん病巣から、血液の中にがん細胞が滲み出て、これが血液の流れに乗って、全身を浮遊します。
浮遊しているうちは特に人体に問題は与えないと思います(他の赤血球などの正常血液成分と一緒くらいの微小な細胞なので・・・・推測です)が、がん細胞はどこかの臓器にやがて引っかかり、そこで着床します。着床したがん細胞、例えば肝臓に引っかかったがん細胞が、そこで増大すると、肝転移としてCT画像などで見えるようになります。
恐らく、ミクロ単位の転移というものは、PET-CTなどを使っても見えません。画像で見えるものが、がんの全てではない、ことを知っておいてください。
ちゃんとした医師は、画像で見えている病変だけでなく、どの程度がんが全身に拡がっているか、最悪の状況も踏まえて治療法を模索します。
肝転移が1個だ!
といって、そこだけを、切除、ラジオ波(針を刺して焼く治療)、放射線治療、などの局所治療をしても、治療した数週間後に別の場所に新たな(もともと実は存在した)肝転移が見つかってしまうことも度々経験されます。
ですので、画像で見えるものだけを治療、というスタイルの治療は、転移という病態にはあまりふさわしくありません。
全身の抗がん剤治療は、その点で、血液に浮遊しているがん細胞も含め、全身くまなく治療するわけですから、転移に対する治療として理にかなっています。
今後発達するであろう、新たな免疫治療(残念ながら現在クリニックレベルで実施されているいろんな名前の高額な免疫治療は有効性は低いです)も全身治療として期待されます。
さて、ではいま肝転移に対してどうすればいいか?
まずは全身抗がん剤治療を検討するべきでしょう。
大腸がんは、他のがんよりもちょっと特殊で、全身抗がん剤治療の後に肝切除をすることもあります。
ただ、全身抗がん剤治療は永久に効く治療ではありません。いつかは がん細胞が、抗がん剤に慣れてしまって、効かなくなることがあります。それが、耐性化、と呼ばれる現象です。
その耐性化がいつ起こるかは、だれもわかりません。
患者さんが、抗がん剤をうまく使いこなす適切な腫瘍内科に巡り会えることをお祈りしています。
当院の「がんカテーテル治療」は、上述の、局所治療と全身抗がん剤治療の、ちょうど中間に位置するかもしれません。
全身に投与しても効果が低下した抗がん剤でも、カテーテルを病巣まで運び、ピンポイントで濃厚な状態で投与してあげれば、全身投与よりもはるかに少ない量で、全身投与時よりも高い局所効果が期待できます。
さらに、当院の「がんカテーテルセンター」では、ビーズという新しいミクロ単位の微小な血管塞栓物質を使いこなします。抗がん剤とこのビーズをカテーテルから病変目がけてピンポイントに投与することで、肝転移が通常よりもはるかに高い濃度の抗がん剤で攻撃され、兵糧攻め効果で栄養立ちされた肝転移が壊死(がん細胞が死ぬこと)します。
ビーズも抗がん剤も、安易に使うと大きな合併症を引き起こします。ビーズの使用後数時間で死亡した症例もあるくらいです。それだけ、まだ新しく、国内でも上手に使いこなせる医者が少ないのが問題とされています。
当院の「がんカテーテルセンター」では、あらゆる肝転移に対しても治療を模索します。
肝臓以外の臓器にも転移があっても、肝転移を制御する意義が高いと判断すれば、積極的にカテーテル治療を行います。また、全身抗がん剤治療とのコラボレーションも積極的にご提案しています。そのためにも、現在治療を受けられている病院とのコミュニケーションも大切にし、必要であれば直接主治医とお電話でご相談させていただいております。
がん治療は長期戦です。 引き出しの多い医者を見つけてください。
すぐにギブアップする医者ですと、すぐに終末期医療の話をされてしまいます。
当院では、適切な緩和治療についてのお話もさせて頂きますが、より元気な状態で、より長生きしていただくために、最先端の がんカテーテル治療をご提案しています。
まずは、治療について、できるかできないか、どの程度の治療効果が期待できるか、一度外来にお越しください。
元気よく長生きできる方法を、我々と一緒にみつけてみましょう。
吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター
「がんカテーテル治療」
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肝転移、これは、どのがんに関しても共通ですが、原発と言われる、最初のがん病巣から、血液の中にがん細胞が滲み出て、これが血液の流れに乗って、全身を浮遊します。
浮遊しているうちは特に人体に問題は与えないと思います(他の赤血球などの正常血液成分と一緒くらいの微小な細胞なので・・・・推測です)が、がん細胞はどこかの臓器にやがて引っかかり、そこで着床します。着床したがん細胞、例えば肝臓に引っかかったがん細胞が、そこで増大すると、肝転移としてCT画像などで見えるようになります。
恐らく、ミクロ単位の転移というものは、PET-CTなどを使っても見えません。画像で見えるものが、がんの全てではない、ことを知っておいてください。
ちゃんとした医師は、画像で見えている病変だけでなく、どの程度がんが全身に拡がっているか、最悪の状況も踏まえて治療法を模索します。
肝転移が1個だ!
といって、そこだけを、切除、ラジオ波(針を刺して焼く治療)、放射線治療、などの局所治療をしても、治療した数週間後に別の場所に新たな(もともと実は存在した)肝転移が見つかってしまうことも度々経験されます。
ですので、画像で見えるものだけを治療、というスタイルの治療は、転移という病態にはあまりふさわしくありません。
全身の抗がん剤治療は、その点で、血液に浮遊しているがん細胞も含め、全身くまなく治療するわけですから、転移に対する治療として理にかなっています。
今後発達するであろう、新たな免疫治療(残念ながら現在クリニックレベルで実施されているいろんな名前の高額な免疫治療は有効性は低いです)も全身治療として期待されます。
さて、ではいま肝転移に対してどうすればいいか?
まずは全身抗がん剤治療を検討するべきでしょう。
大腸がんは、他のがんよりもちょっと特殊で、全身抗がん剤治療の後に肝切除をすることもあります。
ただ、全身抗がん剤治療は永久に効く治療ではありません。いつかは がん細胞が、抗がん剤に慣れてしまって、効かなくなることがあります。それが、耐性化、と呼ばれる現象です。
その耐性化がいつ起こるかは、だれもわかりません。
患者さんが、抗がん剤をうまく使いこなす適切な腫瘍内科に巡り会えることをお祈りしています。
当院の「がんカテーテル治療」は、上述の、局所治療と全身抗がん剤治療の、ちょうど中間に位置するかもしれません。
全身に投与しても効果が低下した抗がん剤でも、カテーテルを病巣まで運び、ピンポイントで濃厚な状態で投与してあげれば、全身投与よりもはるかに少ない量で、全身投与時よりも高い局所効果が期待できます。
さらに、当院の「がんカテーテルセンター」では、ビーズという新しいミクロ単位の微小な血管塞栓物質を使いこなします。抗がん剤とこのビーズをカテーテルから病変目がけてピンポイントに投与することで、肝転移が通常よりもはるかに高い濃度の抗がん剤で攻撃され、兵糧攻め効果で栄養立ちされた肝転移が壊死(がん細胞が死ぬこと)します。
ビーズも抗がん剤も、安易に使うと大きな合併症を引き起こします。ビーズの使用後数時間で死亡した症例もあるくらいです。それだけ、まだ新しく、国内でも上手に使いこなせる医者が少ないのが問題とされています。
当院の「がんカテーテルセンター」では、あらゆる肝転移に対しても治療を模索します。
肝臓以外の臓器にも転移があっても、肝転移を制御する意義が高いと判断すれば、積極的にカテーテル治療を行います。また、全身抗がん剤治療とのコラボレーションも積極的にご提案しています。そのためにも、現在治療を受けられている病院とのコミュニケーションも大切にし、必要であれば直接主治医とお電話でご相談させていただいております。
がん治療は長期戦です。 引き出しの多い医者を見つけてください。
すぐにギブアップする医者ですと、すぐに終末期医療の話をされてしまいます。
当院では、適切な緩和治療についてのお話もさせて頂きますが、より元気な状態で、より長生きしていただくために、最先端の がんカテーテル治療をご提案しています。
まずは、治療について、できるかできないか、どの程度の治療効果が期待できるか、一度外来にお越しください。
元気よく長生きできる方法を、我々と一緒にみつけてみましょう。
吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター
「がんカテーテル治療」
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