本日は、がん治療だけではないのだけど、医療に関する情報のあり方、知識についてちょっとコメント。
「先生にお任せします」
このくらいの経験を積んだ医者ですと、特にがん治療のように難しい領域ですと、やはり素人さんとなる患者さんには難しい医療情報の判断は難しいですね。
その時は、恐らく、医者の人間性、をある程度頼りに、その治療、その医者、その施設を選んでくれたと思います。
でもちょっと待って!!!!
がん治療は、他の医療分野よりも、ものすごい速さで進歩、変化しています。
また、絶対的な正解が得られにくいのも がん治療の難しさ。
根治という、100点の結果が得られる場合は、ごく早期の、ごく限られた、ラッキーなケースに限られます。
100点でない治療、さあ、どれが一番、目の前の患者さんに合っているのか?
治療効果は?
副作用は??
費用は???
入院期間は????
いろんなことを考えなければなりません。特に、がん治療の場合、どんな治療法もある程度「バクチ」的な要素があります。よく、「奏功率」とか「生存率」という言葉を耳にするでしょう。これは、「確率」なのです。
小さくなる率、何年生き残れる率、なのです。 例えばそれが50%だとすれば、残りの50%の患者さんは、よくない結果になってしまう、これが難しい。
命をバクチにする行為。無責任なアドバイスを医療者はしてはいけません。
患者さんの全身状態や性格、家族背景などを考慮しながら、
本当の意味で、最先端から昔までの全ての がん治療に関する知識を持って、もっとも良い確率が高くなるよう導かなければなりません。
どんなお医者さんがいいか?
直接お話してみて、ご自身の印象が大切かなと思います。
医者も人間。 患者さんも人間。 相性がありますよね。
これから自分の命を預けて、長くずっと診てもらう先生。 気分良く病院に通院させてくれる先生にしましょう。
治療法は患者さんが最終的に選ぶものです。 医者が押し付けるのは大間違い。
それと、やはり「引き出しの多い医者」「よく勉強している医者」を選んでくださったほうがいいと思います。
引き出しとは、「選択肢」です。
全身に転移している、だからあなたは全身抗がん剤治療しかない、それ以外なら緩和しかない。
これ、最低の無能な医者の言う言葉ですよ。
科学的根拠が多少薄くても、その患者さんに可能性のあるものを全て提示してくれて、その中で「これからはじめたらどうですか?」と、同じ土俵でお互い苦しんで考えてくれる、そんな先生を見つけてください。
私のやってる治療も、準標準治療です。 良く勉強している先生には認知されつつありますが、逆に
「自分の病院の治療状況しかしらない」といった、学会とかほとんど行ってないやろ? 論文とか読んだこともないやろ?的な先生に捕まったら、本当に数年前の常識で治療法を提案されてしまいます。
そのような場合、患者さんの人生が、その医者を選択した時点で、多少短くなるかもしれません。
もしよろしければ、私の治療センターのHPをネットで探して、どれだけちゃんと医療界で正しくやっているか、見ていただけますと幸いです。(学会や講演の数は、それだけ医療界で評価されている証拠とも言えます)
また、他のがんセンター等、メジャーな施設で、もうやることがない、とイヤーな太鼓判をされた患者さんも、私のセンター、そして連携して全身の有効な抗がん剤治療を併用してくださっている施設とのコラボレーションで、本当に信じられないくらい長生きされている方も何人もおられます。
「医者を間違えたら、大変なことになる」
風邪の治療と違って、がん治療には、患者さんご本人の「選択」が本当に大切であることをご理解いただけますと幸いです。
さーてと、学会の用意するかな~
そうそう、今週は、所属する医療グループの依頼で、奄美諸島に行ってきます!
ニャンコ先生は魚好き(素潜り派)。 久しぶりに、仕事と合わせてリフレッシュしてきますね~~~~!
「がんカテーテル治療」
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