「がんカテーテル治療」


おつかれさまです。

本日も、病院からの帰りがけに、通ってる最寄駅前のお店で3杯ほどひっかけてきました(笑)

病院では、がん患者さんから本当にいろんな話を伺います。

病気のこと

家族のこと

家族には言えない、でも本当に大切なこと

たわいもないこと(僕は、少しでも楽しく一緒にいる時間を過ごしたいので、ついつい自分をネタにしてしまい、「アルコール好き、アニメ好きの血液型をよく聞く声のでかい先生」になってます)

言葉の一つ一つが重みがあります。

医療者と患者さん、事務的な会話は最低限でいいと思ってます。

カテーテルする時もそうなんです。

当然、期待される治療効果、可能性のある副作用、治療内容など、患者さんがイメージするくらいちゃんと説明します。それも、そういう時は決まって、敬語はあまり使いません。
かしこまっちゃうと、お互いに意思疎通が不十分で、「ちょっとわからないけど、聞きにくいな」
って思われちゃうから。

あっ、本当に少し特殊なことするときは、以前に同様の治療をした患者さんの(個人情報はちゃんと抜いてます)画像とかおみせして説明もするかな。 
講演活動とかしていると、ちょうどスライドがインフォームドコンセントのよい資料になったります。


僕は、放射線科でしたが、今では腫瘍内科に所属しています。

放射線科でカテーテル技術を学びました。

でも、何年も何年もカテーテルをやってきて、技術だけでは患者さんを本当の意味でも救えないことがわかりました。

がんといっても、例えば大腸がん stage 3っていっても、みんな状態が違います。
がんの場所、転移の場所が少し違うだけで、ご本人の困っていることがかなり違うんです。
肝臓に転移があった場合でも、小さなものがパラパラと、大きなものがドカン、とでは患者さんの訴えも違うし、治療法も違ってきます。

カルテに、大腸がん、肝転移、と書いてあって、それだけで治療方針が決まることなどありえません。

僕は、初診のときに、必ず、いろんな質問をします。

おいくつ?
ご家族は? 一緒に暮らしてますか?
抗がん剤の副作用はありますか?
普段、ご飯食べれてますか?
いま、一番辛いことは? 痛いところは? 自立できてますか?
いま、一番したいことは? 一番食べたいものは?

そして、お互いの距離が縮まったときには

半年後お元気だったら行きたいところはありますか?  どこですか?
元気な時間は僕にもわかりません、でも元気だったらやっておきたいことはありますか?

これは治療を何回もしてるひとにしかきいたことがないですが

最期はどこにいたいですか? 


全部、笑顔で真剣に質問するようにしてます。


カテーテル治療も、万能ではないし、「患者さんのニーズにあわせた加減」ができなければ、それは毒になります。

がんの治療は、医療スタッフと一緒にする共同作業です。
決して患者さんの受身だけではありません。
一緒に選択し、一緒にゴールを目指すべきです。


だから、僕はいつも言います。


「がん治療としてカテーテルするなら、最初から最期まで、自分で、チームで、患者さんを支えなきゃならない。だから、技術屋ではない、技術を持った内科医として、カテーテルをしなさい」


現在の日本のカテーテル治療、残念ですが、普段患者さんをみてない技術屋の、やりっぱなしも多いです。


当院では、最初から主治医が責任を持って、外来、入院、手術、全ての過程で、きっちりと二人三脚いたします。


あっ、初診の外来で血液型聞くのは許してください。

血液型信者なので(笑)



「がんカテーテル治療」



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