「がんカテーテル治療」
おやすみなさい、言いたいところですが、最近情緒不安定にてまだ練れません(笑)
今週はカテ件数が多く、特に本日のカテは、体の中に抗がん剤動脈注入用のカテーテルを埋め込むという、伝統芸的な手技でした。
私のお家芸であるビーズが流行ったことも、全身化学療法が進歩したこともあって、上記のカテーテル埋め込み治療は衰退したわけです。
でもでも、やはり、がんの状況って一辺倒ではない。
私も、埋め込み術に関して、がんセンターでこわーい(信頼できる)先輩から指導を受け、その後も結構の間一人でやってきてました。
今回は、その患者さんにとってその方法が一番いい、と判断し、手術させていただいてます。
この時のポイント
1) 本当に細かな注意点が多すぎて、いまの若い先生方では実施不可能
(伝承、と書いたのは、伝承できないくらいいま実施されにくいことも背景)
2) 今日の手術は、今後数カ月続く抗がん剤治療の布石。いかに技術的に完璧に入れるか、体の動き、呼吸の動きさえ予測して適切な場所に適切な角度で留置するか、これはもう、玄人じゃないと語れない領域の話です(めんどいので、最近は若い先生には話してないかも)
3) 技術的に完璧で、これが長期間使用できたとしても、実際注入する抗がん剤が効くという保証がない
もーのすごく、難しいんです。 肝動脈リザーバー手技って。異物入れるわけで当然感染のリスクも上がりますからね。
ちなみに、うまくいったから書きますが、二日前の血管処理、本日本ちゃんの埋め込み、いずれも私がかつて30件くらいはやったかなあ、動注リザの中でも技術的に難しかったです。
そこに、国立がんセンター出身(僕は地方のがんセンター出身ですが、がんセンターだったんだ!というとその瞬間から仲良くなれます。ようはみんな大変な経験してきたってこと)の外科の先生にお願いして、綺麗に最後の埋め込みをやってもらいました。
他の先生とコラボでやる手技はひさしぶりで楽しかったな~。
今の病院、わたしはがん診療しかしてないので、あくまで「がん治療」に限定した話ですが、結構なスキルと経験の先生が集まってます。(逆にがんを扱ってない先生方のスキルはしりません)
きれいな病院、優秀ながん治療医、いけると思うんですがね。
まあ、申し訳ありませんが、わたしのやってる治療は、技術、抗がん剤知識含めて、国内でもオンリーワンだと自負してます(似たようなことをやってる施設はありますが、絶対に学会に自施設のデータをだしてません。数をやればいいのではなく、何%効いて、何年生きたか、どのくらい症状がとれたか、これを出しているのは、「吹田徳洲会病院 腫瘍内科 がんカテーテル治療センター」だけです。
セカンドオピニオンは随時受け付けてます。優秀なご施設からのご紹介であれば、例えばがんカテーテル治療に関しても、ポイントをアドバイスすることで元々の施設でできることもあるでしょうし、逆にわたしでしか出来ないこともあるでしょう。
セカンドオピニオンにいくのは最初は億劫なものです。 まあ、わたしという、大阪人から見てもコテコテの、そして熱いがん治療医を見物に来るくらいの気持ちで外来に来ていただけますと、今後の方針について少しはしっくりクリンじゃないかなと思ってます。
「がんカテーテル治療」
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