今日は、いつも講演会で使っている1枚のスライドを載せます。
塞栓術の基本的材料の1つは「ゼラチンスポンジ」です。
・大きさは1mm以上
・大きさや形が不均一 特に大きさは、1mm大といわれていても実際0.1mm以下も混ざる
・1週間程度で血管内で溶解して、せっかく塞栓したところが再開通する
「ビーズ」は新しい、腫瘍を専門とした塞栓材料です。
・大きさは0.1mmから0.5mmくらいのものが主に使われる
・とにかくサイズと形が均一。 狙った血管を塞栓できる 《標的塞栓》
正常組織への負担が少なく、がんを狙った標的塞栓
・基本的に塞栓されたがんの血管は永久に塞栓される
「ビーズ」は、その物理的性質が、従来のゼラチンスポンジよりも塞栓材料として優れているだけでなく、抗がん剤をビーズ内部に含有し、塞栓した腫瘍血管の中から数日間、高濃度の抗がん剤を腫瘍の中から放出します。
これを、 「ドラッグ デリバリー システム」 といいます
新しい塞栓材料は、使い方を間違えると、予想外の正常組織を塞栓してしまい、重篤な合併症をきたします。すでに国内から複数の、死亡例を含む合併症の報告がございます。
当センター長は、このビーズの開発施設で5年間の実臨床と研究を行っており、重篤な副作用は一例も経験しておりません。
抗がん剤との併用のノウハウに関しても、私から様々な学会に報告されており、現在もさらに新しい治療の開発に努めております。
読者さまからたまに、他の(一見同様の内容の)カテーテルクリニックとの治療内容の違いについてご質問を受けます。
当センターは皆さまご存知の国内最大の医療グループの1つに所属し、かつ様々な標準治療を実施している施設でもございます。
このように、クリニックレベルではなく、ちゃんとした医療機関で、先端カテーテル治療を、倫理委員会を通して患者さまにご提案しております。もちろん保険診療です。安心してご来院ください。

現在、他施設では恐らく不可能な治療法ですが、適切なビーズと抗がん剤の組み合わせで、適切にこれを肝臓に投与することで、従来の全身抗がん剤治療では絶対に治らなかった肝転移がほとんど消えされた症例をご提示します。
80歳代のおじいちゃんでしたが、胃がんをとった後に大きな肝転移が出現し、転移の増大でお腹が痛くて麻薬をはじめてました。ご飯も食べれず、げっそりしてました。私の治療で2ヶ月後には普通の人と同じくらい、元気に生活することができました。

(左が治療前、右が3回のがんカテーテル治療後のCT画像です。2つの肝転移が痕跡のように小さく黒くなっています。)
当センターのがんカテーテル治療には、
「技術、抗がん剤の選択、ビーズの選択」
の点で様々なまだ学会報告されていないノウハウがございます。
他の同様の治療を実施していると思われるクリニックとは治療内容が異なりますし、学会や講演の発表数、論文投稿数をHPで確認していただけますと、当センターがいかに実直にがん治療を実施しているかご理解していただけると思います。
「がんカテーテル治療」
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