塞栓術
血管を止める医療手技のことです。
カテーテルといわれる細いチューブを体に挿入して、狙った場所で血管をせき止めてしまいます。
なぜそのようなことをするかというと・・・・・・
1) 血管が破けて血が出ている。でも血が溜まってしまって肉眼的に出血ポイントがわからない
2) 腫瘍(がん)は生き物。生きるために栄養を欲しがる。
栄養が血液、です。
だから、腫瘍に行ってる血液を遮断することで、いわゆる、兵糧攻めの効果が期待できます。
1)の場合は主に緊急時ですね。 交通事故とか、お産の時の大量出血時とか、大腸憩室出血とか、まあ様々なケースでカテーテル医師が活躍します。
2)の場合は、がん の治療、 子宮筋腫 の治療 のときに活躍します。
塞栓術は、特に 原発性肝細胞がん の治療法として発達しました。
すでに30年近くの歴史があります。
その歴史の中で、様々なカテーテルの開発が進みましたが、血管の中にいれる塞栓材料に関しては開発が遅れていました。
数年前まで、30年前とほぼ同じ塞栓材料を使い続けてました。
でも、これは、30年前の治療がすでに十分な治療効果を出す優れた治療として確立していたことを意味します。
ただ、海外では20年前にすでに新しい塞栓材料が開発され臨床導入されていました。
それが、ビーズ です。
(大御所の二人組ではありません。「こ~のこ~えがきこえ~るか~」)

正式名称は球状塞栓物質。 0.1mmくらいの、本当に小さな粒です。
なぜこいつがすごいかというと、粒の大きさが、こんなに小さいくせに、均一だからです。
従来のゼラチン粒は大きさが非常にまばらで、腫瘍の手前までしか入りませんでした。
ビーズは 腫瘍の中まで入り込んで、 腫瘍の中から血流を止めてしまいます。
塞栓効果、が高いのです。
また、がんに対する塞栓術には、抗がん剤の局所注入(動注療法といいます)を併用することが多いのですが、なんとビーズは、その小さな体の中に、抗がん剤をいれることができるのです!
腫瘍の中にはいったビーズは、腫瘍を兵糧攻めにしながら、さらに腫瘍の中からじんわり数日間かけて濃厚な抗がん剤を放出するのです。
いわば、ダブルパンチ。
腫瘍の中の出来事ですから、心配されるような抗がん剤の全身性の副作用(脱毛など)はありません。
このような魅力的な塞栓材料ですが、非常に粒が小さいこと、また抗がん剤とのうまい組み合わせ方など、まだ未解決な部分も多く、いまでも世界的に見ても、多くの医療機関が手探りで実施しています。
当院では、このビーズを使った がんカテーテル治療 のパイオニア的な存在として、通常の治療にお困りの方に、新しい治療をご提案させていただいてます。
もちろん、保険診療です。
実際には、この特殊な治療を受けれる方も、ごく限られた病状の場合が多く、せっかく問い合わせて頂いてもそのままおかえりになってもらうことも多いのが残念です。
もし カテーテル治療にご興味があられましたら、まずは一度当院の診察を受けてください。
いまのかかりつけの先生の治療のほうが適切な場合は、ちゃんとそのこともお伝えするようにしています。
「吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター」
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血管を止める医療手技のことです。
カテーテルといわれる細いチューブを体に挿入して、狙った場所で血管をせき止めてしまいます。
なぜそのようなことをするかというと・・・・・・
1) 血管が破けて血が出ている。でも血が溜まってしまって肉眼的に出血ポイントがわからない
2) 腫瘍(がん)は生き物。生きるために栄養を欲しがる。
栄養が血液、です。
だから、腫瘍に行ってる血液を遮断することで、いわゆる、兵糧攻めの効果が期待できます。
1)の場合は主に緊急時ですね。 交通事故とか、お産の時の大量出血時とか、大腸憩室出血とか、まあ様々なケースでカテーテル医師が活躍します。
2)の場合は、がん の治療、 子宮筋腫 の治療 のときに活躍します。
塞栓術は、特に 原発性肝細胞がん の治療法として発達しました。
すでに30年近くの歴史があります。
その歴史の中で、様々なカテーテルの開発が進みましたが、血管の中にいれる塞栓材料に関しては開発が遅れていました。
数年前まで、30年前とほぼ同じ塞栓材料を使い続けてました。
でも、これは、30年前の治療がすでに十分な治療効果を出す優れた治療として確立していたことを意味します。
ただ、海外では20年前にすでに新しい塞栓材料が開発され臨床導入されていました。
それが、ビーズ です。
(大御所の二人組ではありません。「こ~のこ~えがきこえ~るか~」)

正式名称は球状塞栓物質。 0.1mmくらいの、本当に小さな粒です。
なぜこいつがすごいかというと、粒の大きさが、こんなに小さいくせに、均一だからです。
従来のゼラチン粒は大きさが非常にまばらで、腫瘍の手前までしか入りませんでした。
ビーズは 腫瘍の中まで入り込んで、 腫瘍の中から血流を止めてしまいます。
塞栓効果、が高いのです。
また、がんに対する塞栓術には、抗がん剤の局所注入(動注療法といいます)を併用することが多いのですが、なんとビーズは、その小さな体の中に、抗がん剤をいれることができるのです!
腫瘍の中にはいったビーズは、腫瘍を兵糧攻めにしながら、さらに腫瘍の中からじんわり数日間かけて濃厚な抗がん剤を放出するのです。
いわば、ダブルパンチ。
腫瘍の中の出来事ですから、心配されるような抗がん剤の全身性の副作用(脱毛など)はありません。
このような魅力的な塞栓材料ですが、非常に粒が小さいこと、また抗がん剤とのうまい組み合わせ方など、まだ未解決な部分も多く、いまでも世界的に見ても、多くの医療機関が手探りで実施しています。
当院では、このビーズを使った がんカテーテル治療 のパイオニア的な存在として、通常の治療にお困りの方に、新しい治療をご提案させていただいてます。
もちろん、保険診療です。
実際には、この特殊な治療を受けれる方も、ごく限られた病状の場合が多く、せっかく問い合わせて頂いてもそのままおかえりになってもらうことも多いのが残念です。
もし カテーテル治療にご興味があられましたら、まずは一度当院の診察を受けてください。
いまのかかりつけの先生の治療のほうが適切な場合は、ちゃんとそのこともお伝えするようにしています。
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