お疲れさまです。

回診も終了し、一息ついてます。 明日から学会で関東入りです。
スライドを作る前に、ちょっとブレイク。

https://www.suita.tokushukai.or.jp/center/endovascular.php


今日は、がんの「局所治療」について、少しご説明したいと思います。



がん治療の三本柱(標準治療といわれています)は手術,化学療法,放射線治療です。

これは揺るぎない根幹です。 科学的に良いことが証明されているから、標準治療なんです。
(マスコミが煽っている、がんもどき理論とか、なんちゃって食事療法とかは、くれぐれも信用しないでくださいね)



標準治療は順調に成熟し、各々の進歩でその治療成績は飛躍的に向上しています。

固形癌(白血病などの血液癌を除いた癌のことです)でも化学療法や放射線治療のみで治癒する症例をみるまでになっていますが,その一方で転移,再発,手術不能例は依然として多く,治療に難渋することも事実です。

新規化学療法剤や分子標的治療薬の開発で全身療法に目を奪われがちですが,特に後者の症例では,手術,放射線治療,本研究会の伝統である局所化学療法,カテーテル治療を含めたインターベンション治療(IVR治療)などの局所療法を駆使し,また上手に組み合わせることが不可欠です。

症例ごとに最適な治療法,組み合わせがあり,またインターベンションなどには特別な治療手技も必要となります。

すなわち、局所治療は、「使いどころが適切であれば、ものすごい威力を発揮してくれることがある」秘密兵器みないな感じですかね。 
全身治療との組み合わせも可能な場合があります。

ただ、このような局所治療はどうしても手術的操作が必要となりますので、頭でっかちな理論だけでなく、スキルも必要となります。


当院では、全身抗がん剤治療に熟知した腫瘍内科医が、局所治療の1つであるカテーテル治療を行っています。


カテーテルで使用される塞栓材料(腫瘍の血管を堰き止め兵糧攻めにする物質です)も最新の

ビーズ

と言われる微小粒子を積極的に使用しています。


ビーズの使用経験数に関しては、恐らく国内でも3本の指に入るかと思われます。



がん患者さんに必要なもの。 その1つが正しい情報かと思います。

そのために、セカンドオピニオンがあります。


当センターでは、カテーテル治療以外のがん治療に関してもセカンドオピニオンを行い、がん治療を広い視野で御説明しています。もし、現在のご自身の治療や経過に不安を感じられましたら、一度ご相談にいらっしゃってください。

日本の医療施設のほとんどが、基本的には誠実で、正しいことをされていると思っています。
私の外来にセカンドオピニオンで来られた患者さんの大半は、今の主治医先生の提案されている治療に不安を感じて来られますが、私の外来の後は安心してご帰宅され、適切な治療を継続されていますよ。







「吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター」



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