前回の続き
ぶらり撮影記 その4 森の夜明けpartⅡ
朝の撮影はお天道様が天高くお昇りにならないうちがチャンスじゃからのう。
しばらくはあっちへフラフラ、こっちへヨタヨタと大忙しだったのじゃが・・・。
そうこうしているうちに、光芒はだんだん薄れて来た。
やれやれ。わしもやっと一段落じゃ。
落ち着いたところで、ちょいとばかり周りにも目を向けてみるか。
逆光を浴びて輝く、苔むした石ころ。
森を照らす掛行灯じゃ。
このクモの巣をよく見ると七色に輝いているのう。
光線の角度の為せる業じゃ。
PLフィルターを装着すればもうちょいと彩度が上がるじゃろうが、今は手元にないわい。残念じゃ。
時間の経過とともに、森の中にはまんべんなく光が回ってきた。
このクモの巣もちょいとだけ色づいて見えるわい。
秋にはまだ間があるというのに、紅葉している葉っぱを時々見掛けることがある。
今年はキノコの豊作年?
あちらこちらで頻繁に見られるわい。
おう! キノコじいさん!
春先に来た時にもお前さんに出会ったのう。元気そうで何よりじゃ。
ワシも元気じゃ。また会いに来るぞえ。
大分薄れてはきたが、光芒はまだ続いている。
だが、老体はいささか疲れたぞえ。そろそろ切り上げ時じゃのう。
この気温を見ると、猛暑の下界へなぞ降りて行きたくないのじゃが、そうも言ってはいられない。
クーラー漬けのわが住処へ帰って老体を休めるとするか。
それでは「熊出没注意」の森よ、サラバじゃ。
また来るからのう![]()
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8月5日撮影
おしまい
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