前回のつづき
思い出写真 その9・志賀高原からカヤの平高原へVol.Ⅱ
今年もとうとう一年に一度のいや~な日がやって来てしまったんじゃ。
「冥途の旅の一里塚」じゃよ。つまり誕生日じゃ。
昔は「正月は・・・」とか「門松は・・・」と言ったもんじゃが、現代では「誕生日・・・」じゃわい。
ちっともめでたくなんかないのじゃが、こればかりは甘んじて受け入れるより仕方がないのう。
従って今回からタイトルの数字がまた1つ増えてしまったわい。
さて、ボヤいていても話が続かないぞえ。
前回のつづきに戻ることにしようかのう。
志賀高原の撮影を終えると、今度はその先にあるカヤの平じゃ。
森の中を流れる川沿いの道へ車を進めて行く。
この川を雑魚川と言い、紅葉の時期になると一帯は秋色に染まるんじゃ。
岩のくぼみの水溜まりも秋色じゃ。
雑魚川沿いの景色を堪能しながらさらに車を進めると、やがてカヤの平高原に到達する。
一口にカヤの平高原といっても、一帯にはキャンプ地あり、ブナ林あり、牧場ありといった具合でかなり広大な高原なんじゃが、カメラマニアにとって人気なのは、何と言っても早朝に差し込む(かもしれない)光芒じゃ。
車中泊した翌早暁・・・。
漆黒の闇の中を、光芒を期待して牧場際の草原で夜明けを待ち構える。
もう既にうっすらと霧がたなびいているぞえ。
朝焼けが始まった。
やがて木々の間からお天道様の光が差し込んでくる!
まるで光の矢じゃ。
お天道様の上昇につれて、光はやがて高原全体に行き渡っていく。
ここへ行ったのは確か1、2度ぐらいのものじゃったが、それでも光芒に出会えたのじゃから、かなりの確率で期待できる・・・。
しかしこんな写真はカメラ雑誌にいくらでも載っているからのう。
今さら撮ったところで二番煎じじゃ。
それ以来、もうここへ来ることをぷっつりやめてしまったわい。
それでも20年経ってから改めて見てみると、楽しかった思い出がよみがえってくるのう。
自己満足の思い出に長々とお付き合い下されて、感謝、感謝~![]()
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撮影スポットの近くで見かけた秋色
完
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