暇つぶし撮影記 1日目記
いやはや、久しぶりじゃのう。
半月以上もご無沙汰したからといって、くたばってしまったわけじゃあないから安心しておくれ。
ただのう。
最近は何を撮ったらいいのか分からなくなってしまってのう。
例年ではこの時期になると、霧ヶ峰やら高ボッチ高原(いづれも長野県)で満開を迎えるレンゲツツジの撮影に行ったもんじゃ。
しかし何十年も同じところで同じものを撮っていると、出かけなくても大体の状況が想像できてしまってのう。
またああいう光景かと思うと、出かけようという意欲が湧かなくなってしまうんじゃよ。
それでも6月に入ってから、近所を中心にネタ探しにウロウロしてみたのじゃが、どうしても撮影しようという気が起こらないんじゃ。
そのうちに梅雨入りとなってしまってのう。
若い時は少々の雨などは気にしないで撮影に行ったもんじゃ。
かえって雨の方が面白い光景になることもあるからのう。
しかし年齢を重ねるごとに、だんだん雨が億劫になってしまったんじゃよ。
ところが先日天気予報を見ていたら、2日間だけ晴れると言うではないかい。
しかも一日目は夕方にはにわか雨があるかも知れないという。
そうなると翌朝は霧が湧くかもしれないぞえ。
そこにお日様が当たれば朱色の霧の出現じゃ![]()
ウフフフ![]()
霧と来れば例の森じゃ。熊出没注意の看板が立っているあの森じゃ。
あそこは霧の出やすいところじゃからのう。
それじゃあ梅雨の晴れ間をぬって、腰を上げるとするか。
というわけで、やっと出かけたぞえ。
森へ行くまでには道に沿って小さな渓流が続いている。
今の時期、渓流を撮ってもあまり面白味がないとは思いながらも、明朝まではどうせ暇じゃ。ちょいとばかりカメラを向けてみようかいのう。
代り映えのしない画像ばかりで詰まらんのう。お許しくだされや。
どうやら一通り撮り終えて例の森の近くまで来ると・・・
ヤヤッ![]()
風力発電所へ登って行く脇道に、こんな看板が立っているんじゃ。
こりゃどうしたことじゃ。
私道じゃから入るなというのは分からぬでもないが、歩いて行くならOKとはどういうこっちゃ?
こんな坂道を1キロも2キロも歩くなんてことは、後期高齢者などに出来るわけがないぞえ。
実はこの先は元牧場で、秋になると草原一面にチカラシバが紅葉してのう。
朝日に照らされると見事に輝くんじゃよ。
(2017年10月撮影)
もうこんな光景を、これからは撮影出来なくなるんじゃのう。
年々歳々、ワシの撮影ポイントがだんだん失われていくわい。
やれやれ。悲しいことじゃ![]()
さて、どうやら今日の目的地に着いたぞえ。
ここへ4月下旬に来た時はミツバツツジの真っ盛りじゃったのう。
あの時はカメラマンで大にぎわいじゃったが、今はシーズンオフとあって人っ子一人いないわい。
つい一ヶ月半ばかり前にはこんな状況じゃったミツバツツジも・・・
(2020年5月撮影) ![]()
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今じゃ緑一色じゃ。 ![]()
同じ木とは思えないぐらいじゃのう。
おや・・・
マムシグサじゃ。
秋になると真っ赤に色づくのじゃが、今はまだまだじゃのう。
こっちのマムシグサはもっと若いぞえ。
この時期の方がマムシグサの名にふさわしいわい。マムシの鎌首に似ているからのう。
水溜まりまでが緑一色じゃわい。
ぼつぼつ夕ぐれじゃ。
期待したにわか雨にはお目に掛かれなかったわい。
これじゃあ明朝の霧は期待薄かのう。
気温は午後5時40分で23℃。
今日は全国的に暑いらしいが、ここへ来れば暑さ知らずじゃ。「3密」の心配もないしのう。
それでは例によって今夜も一人酒といくか![]()
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つづく
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