光差す | 90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

 光射す

 

 無断転用禁止

 

雪がない。

 

 東日本はかなり降ったようだし、例年雪の少ない西日本でさえ降ったというのに、わしの周辺には一向にお目に掛かれぬのじゃよ。

 

 今年はもう雪はダメかもしれぬのう。

 

 この辺りで春に向かって頭を切り替える必要があるかもしれぬわい。

 

 しかし桜もまだ咲かぬしのう。

 

……となると一体何を撮ったらよいのかさっぱり思い浮かばぬのじゃ。

 

 かと言って、家に閉じこもってばかりではボケが進むばかりじゃわのう。

 

 こうなったら出たとこ勝負で久しぶりに近所のダム湖へでも行ってみるか。

 

 と、半分はヤケクソで、朝5時半起きで出発したのじゃ。

 

 

 

 ところが着いてみると、こんな看板が!

 河川敷への道路が通せんぼではないかえビックリマーク

 

 仕方がない。車は路上駐車じゃ。

 

 カメラ機材を抱えながら、夜明け前の薄暗い坂道をトボトボと降りて行ったわい。

 

 

 

 

 

 

 河川敷へ降りて行くと・・・。

 何やら工事用の機材が置いてある。

 

 まだ早朝じゃから人影はないが、もうちょいと経てばにぎやかに工事が始まるじゃろうのう。

 

 大分以前のブログでに述べたことじゃが、東京オリンピックに出場する某国のカヌーチームが、ここで試合前の練習をするらしいのじゃよ。

 

どうもその施設を作るための工事ということらしい。

 

 昨年暮れまでにいったん工事は終わったようにみえたのじゃが、知らぬ間にまた始めたようじゃ。

 

 またまた自然破壊が進んで行くわい。

 

と、得手勝手なカメラマニアのたわ言。

 

 

 

 さて、東を見ると・・・。

 もうかなり色づいているのう。

 

 

 

 

 

 

 

有明のお月さまが山のてっぺんからお出ましになったわい。

 

 

 

 

 

 右の山の上にほんのちょっぴり見えるのが、その月じゃ。

 

スマホのちっこい画面ではちょいと無理かのう。

 

 

 

 

 

 日の出前の水鳥は波の間に間に漂っていて動こうともしない。

 

 

 

 

 

 サギも身じろぎひとつしないわい。

 

 

 

 

 

山蔭はまだ真っ暗じゃが、霜でも降りているのかこの枝だけがやけに白い。

 

 

 

 

 徐々に明るくなってきたわい。 

 

 

 

 

 

 と思う間もなく、一条の光が・・・。 

 

さ~て、行動開始じゃ。

 

 

 

 

 

  

あっちへヨタヨタ……

 

 

 

 

 

こっちへトボトボ……

 

 

 

 

 

この時ばかりは腰痛などすっかり忘れて動き回ってしまうわい。

 

 

 

 

 

 日の出前後の光景はいつ見ても幻想的じゃのう

 

 

 

 

 

 お天道様のお出ましじゃ。

 

 

 

 

 

わずかながら気嵐が立ってきたわい。

 

 

 

 

 

 

 色づく山霧。

 

 

 

 

 

 

 水鳥が活動を始めたのう。

 

 

 

 

 

 

 岸辺に咲く椿にも冬の日差しが…

 

 

 

 

 

山影になっていた場所にもようやく光が届いた。

 

 

 

 

 

 

 もう8時じゃ。お天道様もだいぶ高くなったわい。

 

そろそろわしもご帰還の時間が来たようじゃ。

 

 それにしても早くオリンピックが終わってくれぬかのう。

 

 出来ることなら、オリンピック後はカヌーの施設を壊して、元の自然を返してほしいぐらいじゃ。

 

 ……と、半分冗談で半分は本気で言っておこうわい。

 

 では今日はこれでおサラバしますわいバイバイバイバイ