記録で残します。
いいねもできずすみません。
施設にいた岩手の父。
秋晴れの彼岸の日に空に還っていった。
93歳の人生だった。
火葬場から墓地に向かう道は父が元気だったころ何度もいっしょに車で買い物に行った道。
青い空に白い雲。
少し薄い緑色になった山々。
黄色い稲穂の田んぼ。
亡くなったという知らせを受けてからはバタバタで父とのことをしんみり思う時間もなかったけれど。
火葬・納骨となり。
車の窓から見える景色がやけに美しく心にしみる。
神主だった父はこんなに美しい秋の1日を選んで空に還っていくんだな。
空にのぼって本当の神様になるんだな。
まだ暑い9月のはじめ。
高齢者によくある誤嚥性肺炎で父は熱を出し入院した。
9月なかば。妹から「食べられてないし酸素吸入とか痰吸引もしてるみたい。・・あぶないかな?」と連絡。
9月20日、面会に行く。
痰吸引?酸素吸入?苦しそう?という心配をよそに思ったよりすっきりした顔で父は横たわっていた。
息が苦しそうでもない。
寝ているだけだったけど、手を握ると力強く握り返してくる。
「まだだいじょうぶ」と思った。
それでも。
「おじいちゃん。いろいろありがとうね」と。
ここで言わなくちゃと思ってしまい、感謝の言葉をかけた。
あとで妹には「気がはやいでしょ」と言われたけど。
その3日後の夜中の0:30。
「おじいちゃん今息をひきとりました」と妹から連絡。
そこから24時間。
やることに追われて起きていた。
そんなに長時間ぶっ続けで起きていたのは人生で初めてのこと。
つづきます。
