皆さま、こんにちは
早いもので、2011年の当社営業日も残り1日となりました。
さて、先日からお届けしている年末企画第3弾
本日のインタビューは、子会社サイバーエージェント・ベンチャーズ
代表取締役社長 田島聡一です
サイバーエージェント・ベンチャーズは、
インターネットベンチャーに特化して投資を行うベンチャーキャピタル。
現在、東京、中国(北京・上海・深セン)
、台湾
、
ベトナム(ホーチミン・ハノイ)
、インドネシア
と 計8拠点を設けています。
日本のインターネットベンチャーのみならず、
海外のインターネットベンチャーにも積極的に投資を行い、
その投資先企業数は計150社以上にも上ります
過去のIPO・エグジット例としては、
国内ではミクシィやドリコム、フルスピード、クルーズなど、
海外ではNasdaqにIPOしたTodouなど。
サイバーエージェントグループが持つ、
インターネット領域におけるサービス立ち上げ・マーケティングといった総合的なノウハウ
そしてグローバルなビジネスットワークなどを活かした
投資活動と投資先のバリューアップを強みとし、
2006年から活動をしているサイバーエージェント・ベンチャーズですが
現在の主な活動内容は
つ。
国内のスタートアップベンチャーへの投資・インキュベーション
中国、台湾、ベトナム、インドネシア、韓国など、
アジアのインターネットベンチャーへの投資・インキュベーション
前者の国内スタートアップベンチャーへの投資では
設立後間もないベンチャー企業への出資や
有望なサービスアイディアをもつ技術者・クリエイターとともに
事業アイデアをブラッシュアップし、法人化する直後のタイミングで投資しています。
日本国内投資先例:
また、年に2回、新しいインターネットビジネスサービスの発掘・事業化支援を目的とした
ビジネスプランコンテスト「Startups」を開催し、
2011年春
開催の回では計7チームへの支援が決定しました。
現在の投資先企業である、Qrunchやスポソンもそのうちの一つです
Startups2011 -spring- キックオフイベントの様子
また、2つ目のアジアを中心とした海外投資については、
・どの地域においても、かなり早いタイミングで参入したこと
・サイバーエージェント自体がインターネットの事業会社であるという
自社の強みを生かしたインキュベーションができる点
が現地の起業家にメリットを感じてもらいやすく、
各国のネットベンチャーでもトップ企業への出資に繋げることが出来ています。
アジア投資先例:
各国で活躍する20名以上のベンチャーキャピタリストを率いる田島ですが、
2012年の戦略・展開はどうなるのでしょうか?質問をしてきました。
-------------------

2012年、国内のネットベンチャーの起業環境はどうなるのでしょうか?

スマートフォンが急速に普及し、AppStoreやAndroidマーケットなど
グローバルな共通プラットフォームができたことで、
実際にスマートフォン・アプリケーションの開発ができるエンジニアが
サービスをつくり、起業するという流れが生まれたのがちょうど2010年ごろでした。
2011年はそれが更に加速し、サイバーエージェント・ベンチャーズも
2009年から開催している「Startups」を2011年から年2回の開催とし、
スタートアップ企業の発掘・投資に注力しています。
2012年は、青山・赤坂地区にスタートアップ企業を対象とした
インキュベーションオフィス「Startup Base Camp」を開設します。
これは、インターネット関連業界を主たる投資対象にした
民間のベンチャーキャピタル・ベンチャーファンドが運用し、
且つ運用者が常駐している単一のオフィス形態としては
日本最大規模となります。
2月に出来上がる予定なのですが、そのタイミングで我々もこのオフィスに入居し、
出資先企業や提携先企業に対するバックアップ体制を強化します。
オフィス開設時には約20社の入居が既に決まっていますが、
将来的にはこれを100社まで増やしていきたいですね。

2011年は台湾・ハノイ・ジャカルタと立て続けにアジアでの拠点を開設してきましたが、
2012年の見通しは?

2011年末にベトナム・インドネシアを中心とした東南アジアに投資する
ファンドを設立したので、ベトナムやインドネシアへの投資とその周辺国への
投資を更に強化し、2012年度中には10件以上の投資を予定しています。
ホーチミン事務所の様子
これらの地域のインターネットビジネスは日本ほど進んでおりませんが
ベトナム・インドネシア共に若年層に偏った人口構成でインターネットとの親和性は非常に高く、
今後の急速なインターネット・モバイルの普及とさまざまなネットビジネスのマーケット拡大は
間違いないと考えています。
例えばベトナムはモバイル
が浸透しており、
モバイルゲームなどへの課金も進んでいる一方、
インドネシアはFacebook
普及率第2位の国。
日本での成功事例やサイバーエージェントのノウハウをリアルタイムで
共有することで、実業やその国の市場成長にも貢献できる
ベンチャーキャピタルになりたいですね
---
以上、田島のインタビューでした
2012年は、さらにインターネット業界を活性化させる役割を
サイバーエージェントグループが担えればと思います。