取手駅から1時間と少し。

 

茨城県西部、大宝駅に着きます。

 

<旅の行程>

牛久→取手→大宝

 

田園風景の中の駅舎から徒歩で数分。

 

巨大な銅製神明鳥居がお出迎え。

 

◆大宝八幡宮◆

三ノ鳥居

 

10年振りの参拝でしたが、鳥居前に数軒並んでいた売店は全て更地や駐車場になっていました。

 

鳥居をくぐり、参道を進むと神門です。

 

随身門

 

昭和天皇御座位60年を建立されたものです。

 

門の左右には奉納酒樽。

 

 

随身門には随身ではなく仁王像が鎮座。

 

神仏習合時代、8つの寺院を擁していた神社らしいですね。

 

 

神門の先に続く、美しき木々の参道。

 

一気に吸い込まれる様な、包まれる様な空気感に変わります。

 

 

振り返れば、赤に緑に黄色。

 

 

豊かで深い自然に抱かれる心地。

 

春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉で華やぐのでしょうね。

 

 

参道の先に社殿が見えてきました。

 

手水舎

 

龍に亀に河童に蛙に加えて、傍に宝船まで集合していて賑やか。

 

 

その横の石鉢に目を落とすと、釣り人たち。

 

何とも和やかで、癒されます。

 

 

参道に沿って神門まで祠と狛犬が並んでいます。

 

神楽殿

 

春と秋の例祭では神楽が奉納され、節分には豆まきが行われるそうです。

 

 

寺院の様に、参道中央に建つ石灯籠。

 

拝殿

<御祭神>

誉田別命 (応神天皇)

足仲彦命 (仲哀天皇)

気長足姫命 (神功皇后)

 

御祭神は八幡宮お馴染みの八幡神三柱。

 

大宝元年(701)、藤原時忠が八幡総本宮・宇佐神宮からの勧請で創建した、関東最古の八幡神社です。

 

平将門に"新皇"の位を授けた事でも知られます。

 

 

奈良の春日大社を彷彿とさせる釣り灯籠が拝殿を飾っています。

 

社名の"大宝"は年号に因みますが、読みは年号の"タイホウ"ではなく、転訛して"ダイホウ"です。

 

鎌倉時代の「吾妻鏡」では"下妻宮"と表記されていたそうです。

 

御本殿

(国指定重要文化財)

 

現在の御本殿は天正5年(1577)に下妻城主・多賀谷氏が再建したものです。

 

境内は平安時代に築かれた大宝城跡(国指定史跡)でもあります。

 

その土塁跡には、4,000株を超える紫陽花が植えられた神苑になっています。

 

若宮八幡宮

(御祭神:仁徳天皇)

 

文治5年(1189)、源頼朝が創建させたものです。

 

奥に進むと、森の中に境内社が点在していました。

 

 

稲荷社に松尾神社ですね。

 

祖霊殿

 

元は江戸時代末期に建てられた護摩堂。

 

旧大宝寺の唯一の遺構です。

 

黒鳥神社

(御祭神:大国主命)

 

左甚五郎が装飾を手掛けたと伝わります。

 

大銀杏

 

樹齢100年を超える御神木。

 

日露戦争の帰還兵が奉納されたそうです。

 

蝉鐘楼

 

神仏習合時代の名残りの鐘楼。

 

梵鐘(茨城県指定有形文化財)は天正元年(1573)に多賀谷氏が奉納したものです。

 

 

その名の通り、蝉の装飾が施されていました。

 

歴史深き、関東最古の八幡様。

 

10年振り、変わらぬ神威を感じたお参りでした。

 

 

参道を進み、前回は見逃してしまった二・一ノ鳥居をくぐって、駅へと戻りました。

 

御朱印

 

以上、

 

ふらっと日帰り茨城漫遊でした。

 

次週からGWの秋田(初男鹿)漫遊記事です。