高山の町を縦断する宮川。

 

川に架かる宮前橋の先にそびえる大鳥居。

 

日枝神社の春の"山王祭"と共に、秋の"八幡際"が高山祭として知られる八幡様の大鳥居です。

 

◆櫻山八幡宮◆

大鳥居

 

高山のランドマークとも言える存在感。

 

 

大鳥居の先には門前町が続いています。

 

一の鳥居

 

昭和48年(1973)建立の桧の鳥居。

 

 

人気の三町界隈は満員電車状態でしたが、境内は人も疎らで、清々しい境内の空気を満喫しながら歩みを進めます。

 

 

凛々しい狛犬。

 

二の鳥居

 

享保15年(1730)、飛騨代官の奉納です。

 

参道の先の石段を上がると神門。

 

 

神門から社殿を覗く。

 

拝殿

<御祭神>

応神天皇

熱田大神

香椎大神

 

仁徳天皇の御代(377頃)、この地を荒らす凶賊を討伐しに赴いた難波根子武振熊命が、仁徳天皇の父で先帝の応神天皇を奉祀して、戦勝祈願をしたのが創祀と伝わります。

*読みは"タケフルクマノミコト"

 

 

大永年間(1521〜1528)に京都石清水八幡宮から勧請、元和9年(1623)には領主・金森重頼が社殿を再興し、高山北部を氏子として、奉行祭が行われるようになります。

 

江戸時代中期には屋台が曳かれるようになり、戦後、秋の高山祭として一躍有名に。

 

 

現在の社殿は昭和50年代の造営。

 

大原代官寄進灯籠

 

安永7年(1778)、代官・大原彦四郎紹正の寄進。

 

社殿向かいに境内社が並んでいます。

 

照前神社

(御祭神:難波根子武振熊命)

 

櫻山八幡宮の創祀にまつわる武振熊命。

 

天満神社

(御祭神:菅原道真公)

 

宝暦4年(1754)、京都北野天満宮からの勧請。

 

筆塚も学問の神様の傍に。

 

稲荷神社

(主祭神:倉稲魂命・猿田彦神・松尾神)

 

京都伏見稲荷から勧請されたお稲荷様。

 

例祭では米団子が撒かれ賑わうそうです。

 

 

社殿を返り見る。

 

琴平神社

(主祭神:大物主命・崇徳天皇)

 

噛んだ紙を社殿天井の天狗絵に投げて天井に付けば、病気が全快するという伝承があるそうです。

 

絵馬殿

 

奉納絵馬で飾られた絵馬殿。

 

お参りを済ませて、境内の資料館へ。

 

昭和43年(1968)に開館した、秋の高山祭(国指定重要無形民俗文化財)で曳かれる屋台(国指定重要有形民俗文化財)を展示する資料館です。

 

高山祭屋台会館

*入館料¥1,000(桜山日光館共通)

 

全11台の内、4台と神輿が展示されています。

(年3回入れ替えあり)

 

古来、飛騨国は租税の代わりに大工として人を都に派遣をしてきました。

 

彼らが飛騨に戻り、技術を広めて継承したことで、いつ頃からか"飛騨の匠"と呼ばれるようになります。

 

 

豪華絢爛、”飛騨の匠”が誇る技術の粋を集めた日本一の大神輿。

 

 

精巧な装飾にも魅了されます。

 

 

"動く陽明門"とも呼ばれる壮観な屋台。

 

 

この時の展示は寶珠台・仙人台・金鳳台・鳩峯車。

 

いつか高山祭も自分の眼で拝みたいものです。

 

桜山日光館

 

1/10スケールで再現した日光東照宮の展示館。

 

大正時代、33名の匠が15年の歳月を費やして造り上げたものです。

 

まさに、"飛騨の匠"の真骨頂。

 

御朱印・御守り

 

300年を超える歴史と伝統を守り、日本国内はもとより、海外でもその人気を誇る高山祭。

 

飛騨ならではの伝統に触れたお参りでした。

 

一旦、高山を離れて北上します。