初詣は氏神さまから。
という訳で、2025年の始まりは地域への氏神さまへ初詣。
自宅から国道とJR・京急の駅と線路を越えて行くと、町の雰囲気はガラリと下町風情に変わります。
そんな町の一角に現れる石鳥居。
東神奈川熊野神社
この界隈はかつて、東海道五十三次の神奈川宿が置かれた地で、葛飾北斎の「富嶽三十六景」でも描かれた有名な波の浮世絵も神奈川宿から望んだ沖の風景です。
また、"神奈川"の名はこの付近を流れていた小川が由来。
それが神奈川県の名の由来にもなりました。
つまり、神奈川発祥の地。
石造大獅子
嘉永年間(1844〜1855)奉納、迫力の狛犬が門前に構えています。
拝殿
<御祭神>
国常立尊
伊弉諾尊
伊弉冉尊
寛治元年(1087)創建の古社で、神奈川の総鎮守として崇敬されてきました。
創建以来、戦火で度々社殿を焼失していて、現在の社殿は昭和38年(1963)の再建。
荘厳な神輿もお披露目されていました。
御神札
"神奈川總鎮守"が表す歴史。
ところで、幕末の開港時の話。
当初、幕府は保安上の理由から神奈川宿の神奈川湊の開港を避け、横浜村に港を設けますが、諸外国の公使は神奈川湊の開港を強く求めた為、周辺に領事館が開かれました。
領事館として使われた寺院が今も旧神奈川宿周辺に点在しています。
そのひとつ、旧フランス領事館跡の寺院へ。
慶運寺
別名、浦島寺。
旧神奈川宿周辺には浦島太郎伝説が残っていて、浦島という地名もあったりします。
そんな浦島太郎伝説を伝える寺院です。
御本堂
<由緒>
浄土宗 吉祥山 茅草院 慶運寺
創建:文安4年(1447)
御本尊:阿弥陀如来
境内には、浦島太郎が龍宮城から持ち帰ったと伝わる、浦島観世音像を安置する観音堂があります。
観音堂
扉の小窓から堂内を覗けます。
浦島太郎像と乙姫像を従えた観音様。
観音像は横浜市指定重要文化財。
海と共にある港町に生まれた伝説と信仰。
歴史の流れの中で、その主役を横浜に奪われた我が町、神奈川。
そんな地元の歴史浪漫に想いを馳せて…
翌日は横浜の総鎮守へ。
伊勢山皇大神宮
桜木町駅から急坂を上った伊勢山に鎮座する横浜のお伊勢様。
県内有数、横浜市内では最多の初詣参拝者数を誇る、横浜の総鎮守です。
(県内順位は①川崎大師、②鶴岡八幡宮、③寒川神社)
境内を埋め尽くす参拝客。
御本殿
<御祭神>
天照大御神
創建は明治3年(1870)、横浜が開港された11年後。
当時、小さな漁村だった横浜。
開港により流入してくる外来文化やキリスト教に対し、日本人の精神的支柱として、神道の拠点として、伊勢の神宮から分霊を請けて創建されました。
開港当時、伊勢山には奉行所が置かれ、明治時代には皇室御用邸も設けられ、横浜の中心となります。
また、5/15の例祭日には盛大な例祭が斎行され、戦前まで横浜市民の休日でした。
"ハマっ子"の意識はこの例祭により生まれたのだとか。
私の誕生日が5/15なのも縁ですね。
大神神社
(御祭神:大物主命)
奈良の大神神社からの分霊です。
本家同様、三輪鳥居が建てられ、磐座が祀られています。
杵築宮・子之大神
(御祭神:大国主命・豊受姫大神・須佐之男命・子之大神・鹿島大神・香取大神)
幾つかの末社と野毛地区の氏神・子神社が合祀されたものです。
お伊勢の脇に並ぶ、三輪大明神と出雲と鹿島・香取という、日本の創始を思わせる組み合わせ。
御朱印・御守り
旅のお供に旅行安全守。
限定御朱印・神宮大麻
総鎮守の初詣を済ませて、初ラ。
麺処にぼし香 横浜店(旧横濱丿貫)
新年、屋号を変えた旧横濱丿貫。
夜営業は美酒も楽しめます。
海老三種の合わせ蕎麦〜車海老・牡丹海老・熊海老
具無しのかけ蕎麦スタイル。
丿貫系は濃厚スープと麺を存分に楽しめる、具無しのかけスタイルが正解。
今年も丿貫系三昧のラ活で決まりです。
以上、
初詣&初ラな年始でした。

















