黒田孝高が手掛けた名城へ。

 

中津駅から徒歩15分程、中津川沿いに建つ海城で、日本三大水城に数えられています。

(日本三大水城:中津城・今治城・高松城)

 

◆中津城◆

(大分県指定史跡・続日本100名城)

 

豊臣秀吉より豊前国6郡12万石を与えられた黒田孝高は、天正16年(1588)に築城を始めます。

 

関ヶ原の戦いでの戦功により、慶長5年(1600)に筑前(福岡)へ転封となり、その後に入封した細川忠興が元和7年(1621)に中津城を完成させます。

 

黒田官兵衛・正室光姫銅像

 

黒田孝高、通称・黒田官兵衛。

 

優れた軍師として、豊臣秀吉の参謀として戦功を残し、後に福岡藩祖となります。

 

関ヶ原の戦いにおいては、九州のみならず中国地方も制圧する勢いでしたが、思いの外、関ヶ原の戦いが早期に終結してしまい、野望は実現しませんでした。

 

 

斜めに継ぎ目がある石垣。

 

その右側が黒田時代、左が細川時代に築かれたものです。

 

 

石垣の向こうは周防灘へと注ぐ中津川。

 

一帯は干潟となっています。


潮の満ち引きで堀の水位が変わったそうです。

 

 

ところで、黒田孝高の隠居名・如水ですが、"長年、戦で得た功績も消え去り、水の如し"といった趣旨の言葉をルイス・フロイスに残したとされ、それが名の由来と言われています。

 

その卓越した才能から豊臣秀吉から重用されつつも、恐れられたという黒田孝高らしい逸話ですね。

 

 

威風堂々と美しい櫓と模擬天守。

 

城主が黒田家、細川家、小笠原家と遷移した後、享保2年(1717)に奥平家が10万石で入封し、明治時代を迎えます。

 

 

本丸へと入っていきます。

 

 

右に資料館、左は奥平神社の参道です。

 

奥平神社

(御祭神:奥平貞能公・奥平信昌公・奥平家昌公)

 

享保2年(1717)に入封した奥平昌成が中興の祖を祀った事が始まりです。

 

 

櫓脇から階段を上り、天守へ進みます。

 

模擬天守(奥平氏家歴史史料館)

*入場料¥400

 

昭和39年(1964)に建造された模擬天守。

 

 

奥平家に伝わる資料が展示されています。

*一部のみ撮影可

 

 

1/20スケールの中津城モデル。

 

なんと、その素材は破棄処分となった旧一万円札6億円分。

 

"不滅の福澤プロジェクト"の一環で今年制作されたものです。

 

 

最上階からの眺望。

 

 

すぐ向こうに周防灘。

 

 

水城らしい風景。

 

中津大神宮

(主祭神:天照大御神・豊受大御神)

 

中津のお伊勢様です。

 

 

本丸南に建つ鳥居と石垣の図。

 

中津市歴史博物館

*入館無料・展示室観覧料¥300

 

平成31年(2019)オープンの資料館で、古代にまで遡る中津の歴史や文化に関する資料が展示されています。

 

 

シアタールームでは中津城のミニムービーが上映されていて、上映が終わるとスクリーンが上り、石垣が目の前に現れるという、視覚演出が秀逸でした。

 

展示物もセンスがよく、中津城にも負けない見応えでした。

 

生田門

 

中津藩家老だった生田家の旧屋敷門を流用した小学校門です。

 

ご当地マンホール

 

中津城のデザインです。

 

これにて大分漫遊初日の終了。

 

この日の宿は駅前のスーパーホテル。

 

次回、中津飯の記事を送ります。

 

 

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