夏旅第一弾、群馬県2泊3日漫遊。

 

富岡、下仁田、高崎、妙義山、桐生と巡り、最後に訪れたのが桐生の鎮守社。

 

重伝建地区・桐生新町を走る本町通りの起点にそのお社はあります。

 

◆桐生天満宮◆

一の鳥居

 

街道の先に建つ神明鳥居。

 

元は天孫を祀るお社だったことを窺わせます。

 

 

鳥居から重伝建の街道を望む。

 

 

参道を進み、徐々に緑の中へ。

 

参道は毎月第一土曜日、骨董市で賑わいます。

 

 

途中の覆屋には、文化財の社殿が鎮座しています。

 

機神神社

(御祭神:栲機千千姫命)

(国指定重要文化財)

 

中を覗くと、そこには見事な彫り物に包まれた社殿。

 

寛政4年(1793)造営で、明治41年(1908)に近隣の菅原神社から移築されました。

 

御祭神は瓊瓊杵尊の母神で、機織りの神様。

 

太鼓橋

 

昨年の9/25に社殿が重文指定されました。

 

その記念の幕が張られています。

 

神門(桐生門)

 

平成の大改修事業で建立された神門。

 

社殿は瑞垣で囲まれています。

 

 

天満宮と言えばの撫で牛さん。

 

 

神門を抜けて御神前へ。

 

拝殿

(国指定重要文化財)

<御祭神>

天穂日命

菅原道真公

 

古墳時代、この地を治めた上毛野国造の祖、御諸別王が天穂日命を奉斎させた磯部明神が起源。

*読みは"ミモロワケノミコ"

 

後の文治2年(1186)に桐生氏が守護神として祀り、観応元年(1350)には、京都北野天満宮から分霊を請けて、天満宮となります。

 

以降、桐生の総鎮守として崇敬され、徳川家の祈願所にもなりました。

 

拝殿は享和2年(1802)の建立。

 

幣殿・御本殿

(国指定重要文化財)

 

幣殿・御本殿は寛政元年(1789)の建立。

 

"上州の左甚五郎"とも称される、関口文治郎による圧巻の装飾が彫られています。

 

 

勿論、裏神様の拝所あり。

 

 

ある種の狂気にも近い凄みを感じます…

 

春日神社

(主祭神:天児屋根命)

(国指定重要文化財)

 

室町時代後期の築造と推定される、現存する桐生市内最古の建造物。

 

美しい屋根に細かな装飾が目を惹きます。

 

宝船神社

(御祭神:大国主命・事代主命・須佐之男命 他)

 

平成の大修理事業で境内社を合祀したものです。

 

神楽殿

 

社殿の脇の木々の中に佇む神楽殿。

 

社殿に負けぬ煌びやかさ。

 

 

美しい社叢に包まれた境内。

 

機織り王国、桐生。

 

その桐生の国造りの祖である天孫を祀り、後に学問の神様も祀り、今も境内に残る機織りの神様の社。

 

桐生が辿った歴史を感じたお参りでした。

 

御朱印

 

参道途中の宮司宅で頂けます。

 

久々の群馬、これにて終話です。

(もっと訪れないと…)

 

次回より夏旅第二弾、愛知県漫遊です。