彫刻の里、井波。

 

城端同様、井波も門前町として栄えました。

 

坂のメイン通りを上がると、行き止まりに城壁の様な石垣がそびえています。

 

それは、

 

井波の中心である真宗大谷派寺院の石垣。

 

◆井波別院 瑞泉寺◆

(南砺市指定史跡)

高岡門

 

石段を上がり、門を抜けていきます。

 

その先には、そびえる巨大な山門。

 

山門

(富山県指定有形文化財)

 

文化6年(1809)、東本願寺の棟梁から技術を引き継いだ井波の名工により建てられました。

 

これが井波彫刻の始まりです。

 

 

欄間の"雲水一疋龍"は本願寺の御用彫刻師によるもの。

 

見事な立体感と躍動感。

 

 

山門の下ではお釈迦様がお出迎え。

 

右手に見える小屋が受付です。

*参拝料¥500

 

 

三方に分かれる参道。

 

御本堂

<由緒>

真宗大谷派 杉谷山井波別院瑞泉寺

創建:明徳元年(1390)

御本尊:阿弥陀如来

開基:綽如

 

本願寺第5代・綽如が杉谷山に庵を結んだ事を起源とし、北陸真宗の中心的寺院として君臨しました。

*読みは"シャクニョ"

 

 

御本堂は明治18年(1885)に再建。

 

まるで、巨大なエイの様な雄大さ。

(もしくは、Zガンダムのアウドムラ)


 

間口・奥行き共に45m級、北陸随一の規模を誇ります。

 

太子堂

 

大正7年(1918)の再建です。

 

 

堂内には、聖徳太子の尊像と開基・綽如上人の御影が安置されています。


 

廊下で繋がる巨大な伽藍。

 

 

御本堂に上がり、お参り。

 

 

太子堂へ向かいます。

 

 

廊下を渡り、御本堂を振り返る。

 

 

井波彫刻の粋を集めた装飾が施されています。

 

 

信仰心と匠の技が成す芸術。

 

 

 

太子堂と御本堂、何とも壮観なる光景。

 

 

山門を望む。

 

式台門(勅使門)

(砺波市指定有形文化財)

 

勅使専用の開かずの門です。

 

寛政4年(1792)に建立されたもので、平成17年(2005)に復元されました。

 

門の脇の両柱には、井波彫刻の元祖・番匠屋七左衛門の"獅子の子落とし"が彫られています。

 

 

式台門と山門の図。

 

 

高岡門から通りを望む。

 

井波彫刻発祥の地でもある瑞泉寺。


高台から町を見守り続けて600年超。


匠の技と共に永遠に…


次回、八幡様の記事です。


続く。