稲荷神社。
全国に大小3万社ほどもあると言われ、その総本社は京都・伏見稲荷大社。
農耕神である稲荷神を祀り、神社においては御食津神・倉稲魂命と同一視され、仏教においては、荼枳尼天と同一視される、人々の生活に身近な神社。
そんなお稲荷さんですが、愛知県には日本三大稲荷の一社があります。
漫遊3日目はお稲荷さん参りから。
<旅の行程>
1日目:蒲郡
2日目:蒲郡→田原→豊川→豊橋
3日目:豊川→豊橋→二川宿
豊橋駅からすぐの豊川駅を下りると、駅前から参道が伸びています。
その先に荘厳な総門がそびえています。
◆豊川稲荷・妙厳寺◆
総門
一般には、豊川稲荷として知られますが、正式には妙厳寺。
神社ではなくて寺院です。
総門は明治17年(1884)改築で、門扉には樹齢1000年超の檜の一枚板が使われています。
V字に分かれている参道。
鎮守堂
(御祭神:白山妙理大権現)
別名、天龍堂。
祀られているのは、曹洞宗寺院の守護神、白山の神様。
鐘楼堂
昭和12年(1937)に建立されました。
寺院の中に建つ鳥居。
神仏習合の風景そのままに。
青空と石灯籠と桜の饗宴。
寺宝館
時間の都合で拝観出来ず。
山門
天文5年(1536)、今川義元の寄進で、境内で現存する最古の建造物。
徳川家康からも加護を受け、大岡忠相(大岡越前守)は江戸屋敷の敷地に参詣所を設けました。
それが赤坂にある東京別院です。
最祥殿
昭和4年(1929)築造の書院。
崇敬者を接待する400畳の大広間を擁しています。
2つ目の鳥居をくぐります。
参道に連なる歴史ある建造物たち。
みこし殿
豊楽殿
文政7年(1824)建立の旧祈祷殿です。
坂の先に巨大な本殿が見えてきました。
大本殿
<由緒>
曹洞宗 円福山豊川閣妙厳寺
創建:嘉吉元年(1441)
御本尊:千手観音
開山:東海義易
曹洞宗法王派寺院で修行をした東海義易が妙厳寺を開山する際、派祖・寒巌義尹が造った吒枳尼眞天像を守護として祀ったのが、豊川稲荷の始まり。
*読みは"ダキニシンテン"
吒枳尼天はインドの仏教神で、日本では稲荷神と同一視されます。
そして、稲荷信仰が広がると共に、豊川稲荷として知られるようになりました。
昭和5年(1930)の建立で、総檜造。
その迫力に圧倒されます。
年間500万人が訪れ、北海道・東京・神奈川・大阪・福岡には別院を持つ大寺院。
隅々まで見事な装飾で包まれています。
鶴に亀、見飽きません。
お参りを済ませて、奥の院へ向かいます。
続く。




















