京都紅葉漫遊最終話。

 

6年振り2度目の門跡寺院へ。

 

三千院、妙法院と並ぶ天台三門跡として、多くの皇族の入山を受け入れてきました。

 

◆青蓮院門跡◆

(国指定史跡)

 

門前を囲む楠は京都市指定天然記念物。

 

 

楠とモミジの参道。

 

華頂殿

*拝観料¥500

 

客殿と書院を兼ねています。

 

 

木村英輝によるモダンな襖絵。

 

蓮の周りを亀や蛙や蟹、蜻蛉が舞います。

 

 

格式を感じる付書院。

 

書院の窓にはユーモラスな大黒さん。

 

 

門跡寺院らしい荘厳な床の間。

 

渋い黄金の輝きを放っています。

 

相阿弥の庭

 

室町時代の絵師、相阿弥による庭園です。

 

春と秋にはライトアップがされます。

(いずれ夜間参拝もしたい)

 

廊下を伝って小御所へ。

 

 

一文字手水鉢は豊臣秀吉の奉納。

 

小御所

 

天明8年(1788)に内裏が焼失した際には後桜町上皇の仮御所にもなりました。

 

上段ノ間

 

荘厳さを具現化した様な上段ノ間。

 

現在の小御所は明治26年(1893)の消失後、江戸時代の建築を移築して再建されたもの。

 

 

小御所から望む庭園。

 

小御所は御本堂に繋がっています。

 

熾盛光堂(御本堂)

<由緒>

天台宗 青蓮院門跡

創建:久安6年(1150)

御本尊:熾盛光如来

開山:最澄

 

最澄が比叡山に建立した青蓮坊が起源で、久安6年(1150)に鳥羽上皇により祈願所とされます。

 

堂内の厨子に熾盛光如来の曼荼羅が安置されていて、お前立ち像は翡翠とプラチナで造られた宝珠像。

*読みは"シジョウコウニョライ"

 

また、この裏側には日本三大不動である、青不動像(国宝)の複製が安置されています。

 

小御所に戻り、その向かいの宸殿へ。

 

宸殿

 

有縁の天皇と歴代門主の位牌が祀られています。

 

 

その奥には見事な孔雀の杉戸絵。

 

 

皇室所縁の品々。

 

豪華な鶴の襖絵も見事。

 

一旦、受付へ戻り、庭園散策です。

 

 

相阿弥の庭を抜けてその奥へ。

 

 

そこには、まるで森の精の様なモミジ。

 

空に枝葉を広げて周囲を覆っています。

 

 

息を呑む自然の神秘。

 

 

この庭園を眺めて過ごす昼下がりを妄想。

 

霧島の庭

 

小堀遠州による霧島つつじの庭園です。

 

 

高台への散策路から望む。

 

手前が華頂殿、その後ろが宸殿。

 

時刻は13時半。

 

まだ時間はあるものの、人混みに気持ちが萎えて、今回はここでお終い。

 

新幹線の時間を前倒しに変更して帰宅です。

 

 

ランチ難民だったので、駅弁で〆。

 

濃密な京の2日間でした。

 

日本の京、日本の誇り、京都。

 

次は2月か3月か?

 

旅のお終いです。