圓徳院に続き、高台寺へ。
"ねねの道"を挟んで向かいの石段を上ります。
◆高台寺◆
台所坂
高台院が高台院屋敷(現圓徳院)との間の行き来で通った坂です。
庫裡
*拝観料¥500(圓徳院との共通券¥900)
現在、小方丈の建築中。
左手の拝観受付を通って、奥へ。
高台からは伊東忠太が手掛けた大雲院の文化財、祇園閣を望めます。
遺芳庵
大きな丸窓が印象的な茶室は、江戸前期の豪商、灰屋紹益の旧宅から明治41年(1908)に移築されたもの。
方丈前庭 波心庭
モミジと枝垂れ桜が囲む枯山水庭園。
偃月池
(国指定史跡・名勝)
*読み"エンゲツチ"
開山堂を挟んで南北に広がる庭園で、小堀遠州による作庭。
開山堂
(国指定重要文化財)
<由緒>
臨済宗建仁寺派 鷲峰山高台寺
創建:慶長11年(1606)
御本尊:釈迦如来
開基:高台院
豊臣秀吉の正室・北政所ねね(後の高台院)が秀吉の菩提を弔う為に建立しました。
開山堂は高台院の元持仏堂で、中興開山の三江紹益(建仁寺295世)らが祀られています。
天井には狩野山楽が描いた龍図がありました。
*堂内撮影禁止
臥龍廊
開山堂と霊屋を繋いでいます。
臥龍池
(国指定史跡・名勝)
こちらも小堀遠州の作庭。
観月台
(国指定重要文化財)
開山堂と書院を繋ぐ楼船廊。
その途中にある屋根付きの観月台は伏見城から移築されたもので、豊臣秀吉が好んでいた建物。
高台院も亡き夫を偲んで月を眺めたそうな。
散策路を抜けて丘を上ります。
霊屋
(国指定重要文化財)
慶長10年(1605)、高台院が建立。
豊臣秀吉と高台院が祀られ、それぞれの坐像を外から拝めます。
この下に高台院は埋葬されているそうです。
煌びやかな桃山様式の霊屋。
開山堂へと伸びる臥龍廊。
更に丘を上ると、茶室が2つ。
傘亭
(国指定重要文化財)
時雨亭
(国指定重要文化財)
いずれも慶長年間(1596〜1615)に伏見城から移築されました。
高台院は時雨亭の2階から焼け落ちる大阪城を眺めたそうです…
帰りは竹林の間を抜けて。
関東ではまず見られない豊臣秀吉と高台院の軌跡。
天下人を支え、その死後も愛し続けたひとりの女性の生き様を垣間見た…そんなお参りでした。
次回、京都漫遊最終話です。
続く。



















