一泊二日京都漫二日目。

 

最初に向かったのは京都最古の禅寺。

 

<旅の行程>

1日目:嵯峨野・嵐山→東山

2日目:東山

 

宿泊した十四旅館から敢えて歩いて25分。

 

◆建仁寺◆

勅使門

(国指定重要文化財)

 

鎌倉時代後期の遺構で、平重盛(または、平教盛)の館門を移築したものとも伝わり、矢の傷跡がある事から"矢立門"とも呼ばれます。

 

勅使門の脇から入山。

 

 

一直線に伸びる参道。

 

池を挟み、その先にそびえる三門。

 

三門(望闕楼)

 

静岡県浜松市の安寧寺から大正12年(1923)に移築されたもので、江戸末期の築造。

 

別称の望闕楼とは、"御所を望む楼閣"の意味。

*読みは"ボウケツロウ"

 

尚、建仁寺は京都御所の南東に位置しています。

 

法堂(御本堂)

(京都府指定有形文化財)

<由緒>

臨済宗建仁寺派大本山 東山建仁禅寺

創建:建仁2年(1202)

御本尊:釈迦如来

開山:栄西

開基:源頼家

寺格:京都五山第三位

 

仏殿も兼ねていて、明和2年(1765)の再建。

 

日本に臨済宗を伝えた栄西が福岡・聖福寺(国内初の禅寺)、鎌倉・寿福寺に続いて、京都における臨済宗の拠点として開山しました。

 

開基は鎌倉幕府2代将軍・源頼家。

 

双龍図

 

平成14年(2002)、創建800年記念に当たり描かれたものです。

 

手掛けたのは鎌倉市出身の画家、小泉淳作。

(建長寺の龍の天井画も同氏の作品)

 

方丈

(国指定重要文化財)

 

慶長4年(1599)に安国寺恵瓊により、広島県の安国寺から移築されたもの。

 

元は長享元年(1487)の建立です。

 

御本堂とは脇の回廊で繋がっています。

(拝観は方丈→御本堂の順)

 

大玄関

 

石畳と式台の風景が好き。

 

本坊(庫裡)

(京都府指定有形文化財)

*拝観料¥600(法堂含む)

 

文化11年(1814)の再建です。

 

山を模した様な庫裡建築が大好き。

 

風神雷神図(複製)

 

かの有名な"風神雷神図"がお出迎え。

 

俵屋宗達による原本(国宝)は京都国衛立博物館に寄託されています。

 

方丈内はさながら襖絵博物館。

 

雲龍図(複製)

 

禅寺らしい見事な龍の襖絵。

 

キヤノン社の技術による高精細複製です。

 

竹林七賢図(複製)

 

水墨の見事な深み。

 

いずれも海北友松が桃山時代に描いたもので、原本(重文)は京都国立博物館に寄託されています。

 

方丈前園 大雄苑

 

昭和15年(1940)作庭の枯山水庭園。

 

 

こちらにも竹林七賢図の襖絵。

 

霊照堂(納骨堂)

 

方丈を巡って、書院へ。

 

○△□乃庭

 

禅宗の四第思想、地水火風を地(□)・水(○)・火(△)で表現したもの。

 

因みに、△は庭園の角部分。

 

庭園の前に佇み、心で風を感じてみる…

 

小書院

 

インパクトのあるモダンな襖絵。

 

潮音庭

 

書院の中庭で、中央に三尊石、その東に座禅石を配した禅庭です。

 

眺めれば眺める程にその深みに浸る…

 

 

座禅石を手前から望む。

 

ここは未だに青紅葉でした。

 

 

小書院と大書院を繋ぐ廊下。

 

大書院

 

熊本藩主細川家の第18代当主であり、元第79代内閣総理大臣でもある細川護煕氏が奉納した瀟湘八景図襖絵が特別公開されていました。

 

 

少し色付き始めたモミジたち。

 

時刻は10時半、混み出す前に建仁寺を後にして高台寺方面へ向かいます。

 

続く。